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【ロマン派の名曲】魂を揺さぶる珠玉の有名作品を一挙紹介!

19世紀のヨーロッパで広がった新しい音楽の潮流「ロマン派」。

「クラシック音楽史上最も華やかな時代」ともいわれるロマン派時代には、ショパンやリストをはじめとする多くの作曲家が、後世に語り継がれることとなる数多くの名作を遺しました。

本記事では、そんなロマン派時代の作品のなかでも、特に知名度や人気の高い有名作品をピックアップ。

作曲家の特徴や曲が生まれた背景、作品の聴きどころなどの情報とともにご紹介します!

【ロマン派の名曲】魂を揺さぶる珠玉の有名作品を一挙紹介!(1〜10)

劇的物語「ファウストの劫罰」より「ラコッツィ行進曲」Hector Berlioz

『ラコッツィ行進曲』は、もともとハンガリーの民謡で、作曲者は不明とされています。

エクトル・ベルリオーズがこの曲を劇的物語『ファウストの劫罰』のなかで用いたことで、有名になりました。

この物語は、ドイツの作家ゲーテの著書『ファウスト』に基づいた作品で、ハンガリーの軍隊行進曲としても使われています。

歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より「前奏曲」Richard Wagner

神話や伝説を題材としたオペラを多く作曲したリヒャルト・ワーグナーですが、オペラ『ニュルンベルクのマイスタージンガー』は、珍しく実在する人物、マイスタージンガーのハンス・ザックスを主人公とした、ワーグナー唯一の喜劇として知られています。

優勝者には「エファに求婚できる権利」が与えられるという歌合戦。

エファに恋をしているヴァルターが歌合戦の会場で「歌う権利」が与えられ見事優勝し、ヴァルターとエファは結ばれます。

明るく活力に満ちあふれた人間ドラマが繰り広げられるオペラを象徴するような、明るく促進的な前奏曲です。

交響詩「ツァラトストラはかく語りき」より導入部Richard Strauss

テレビ番組やCMでよく耳にするフレーズですが、『ツァラトストラはかく語りき』という曲名をご存じの方は少ないかもしれませんね。

この曲は、1900年前後のドイツの作曲家のなかでも特に有名な人物のひとり、リヒャルト・シュトラウスによって書かれました。

この曲は、哲学者で詩人のニーチェの有名な散文詩を音楽で表現したものです。

この導入部では、ある朝ツァラトゥストラがあかつきとともに目覚め、太陽に感謝を語りかける場面が見事なオーケストレーションによって再現されています。

幻想即興曲Frederic Chopin

幻想即興曲−ショパン【Fantasie Impromptu-Chopin】ピアノ/CANACANA
幻想即興曲Frederic Chopin

ロマン派を代表する作曲家、フレデリック・ショパンの4つの即興曲のうち最初に作曲されたのが、最も有名な『幻想即興曲』。

1音目のオクターブが鳴り響いた瞬間、この曲だと気づく方も少なくないはずです。

左手は1拍を6等分、右手は8等分したリズムになっているため、練習し始めてしばらくは両手奏のコツをつかむのが難しいかもしれません。

しかし、練習を重ねることで、自然に拍頭を合わせられるようになるでしょう。

根気強く練習を続けてみてくださいね!

パガニーニによる大練習曲 S.121 第3番「ラ・カンパネラ」Franz Liszt

ピアノの魔術師と呼ばれたフランツ・リストによる練習曲集『パガニーニによる大練習曲 S.121 』のなかでも特に知名度、人気ともに高い第3番『ラ・カンパネラ』。

思わず「え?練習曲?」と言いたくなってしまうような難易度の高さと芸術性に、多くの方が練習曲とは認識していないのが正直なところかもしれませんね。

数多くの超絶技巧曲を作ってきたリストですが、この曲はニコロ・パガニーニのバイオリン曲をピアノ用に編曲したもの。

その演奏技術のあまりの巧みさに「悪魔に魂を売った」とまでいわれた鬼才・パガニーニと魔術師リスト……超絶技巧のオンパレードになるのもうなずけます。