【ロマン派の名曲】魂を揺さぶる珠玉の有名作品を一挙紹介!
19世紀のヨーロッパで広がった新しい音楽の潮流「ロマン派」。
「クラシック音楽史上最も華やかな時代」ともいわれるロマン派時代には、ショパンやリストをはじめとする多くの作曲家が、後世に語り継がれることとなる数多くの名作を遺しました。
本記事では、そんなロマン派時代の作品のなかでも、特に知名度や人気の高い有名作品をピックアップ。
作曲家の特徴や曲が生まれた背景、作品の聴きどころなどの情報とともにご紹介します!
【ロマン派の名曲】魂を揺さぶる珠玉の有名作品を一挙紹介!(1〜10)
交響詩「ツァラトストラはかく語りき」より導入部Richard Strauss

テレビ番組やCMでよく耳にするフレーズですが、『ツァラトストラはかく語りき』という曲名をご存じの方は少ないかもしれませんね。
この曲は、1900年前後のドイツの作曲家のなかでも特に有名な人物のひとり、リヒャルト・シュトラウスによって書かれました。
この曲は、哲学者で詩人のニーチェの有名な散文詩を音楽で表現したものです。
この導入部では、ある朝ツァラトゥストラがあかつきとともに目覚め、太陽に感謝を語りかける場面が見事なオーケストレーションによって再現されています。
幻想即興曲Frederic Chopin

ロマン派を代表する作曲家、フレデリック・ショパンの4つの即興曲のうち最初に作曲されたのが、最も有名な『幻想即興曲』。
1音目のオクターブが鳴り響いた瞬間、この曲だと気づく方も少なくないはずです。
左手は1拍を6等分、右手は8等分したリズムになっているため、練習し始めてしばらくは両手奏のコツをつかむのが難しいかもしれません。
しかし、練習を重ねることで、自然に拍頭を合わせられるようになるでしょう。
根気強く練習を続けてみてくださいね!
パガニーニによる大練習曲 S.121 第3番「ラ・カンパネラ」Franz Liszt

ピアノの魔術師と呼ばれたフランツ・リストによる練習曲集『パガニーニによる大練習曲 S.121 』のなかでも特に知名度、人気ともに高い第3番『ラ・カンパネラ』。
思わず「え?練習曲?」と言いたくなってしまうような難易度の高さと芸術性に、多くの方が練習曲とは認識していないのが正直なところかもしれませんね。
数多くの超絶技巧曲を作ってきたリストですが、この曲はニコロ・パガニーニのバイオリン曲をピアノ用に編曲したもの。
その演奏技術のあまりの巧みさに「悪魔に魂を売った」とまでいわれた鬼才・パガニーニと魔術師リスト……超絶技巧のオンパレードになるのもうなずけます。
【ロマン派の名曲】魂を揺さぶる珠玉の有名作品を一挙紹介!(11〜20)
子供の情景 Op.15 第7曲「トロイメライ」Robert Schumann

ドイツ・ロマン派を代表する作曲家ロベルト・シューマン。
彼はピアニストを志しながらも、手の怪我により作曲家への道を進みました。
妻のクララとの結婚や作曲家ブラームスとの交流など、シューマンの人生には音楽に影響を与えた出来事が数多くあります。
彼の代表的なピアノ曲集『子供の情景 Op.15』の第7曲『トロイメライ』は、穏やかで美しい旋律からシューマンの豊かな感性が伝わってくる1曲。
ピアノ独奏だけでなく、さまざまな編曲版も人気を集めている名曲です。
バイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 MWV O 14Felix Mendelssohn

フェリックス・メンデルスゾーンは、19世紀前半のドイツを代表する作曲家の一人です。
彼の音楽は、古典主義の伝統を受け継ぎつつも、ロマン主義の感性を取り入れた独自のスタイルで知られています。
なかでも『バイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 MWV O 14』は、メンデルスゾーンの代表作の一つであり、バイオリンの魅力を存分に引き出した名曲として広く親しまれています。
本作は、メンデルスゾーンとバイオリニストのフェルディナント・ダーヴィッドとの長年の友情から生まれました。
メンデルスゾーン自身がバイオリンを演奏した経験を生かし、楽器の特性を熟知した書法が随所に見られます。
叙情的なメロディーと華麗な技巧のバランスが絶妙で、聴く者を魅了してやみません。
バイオリンの美しい音色に酔いしれたい方や、ロマン派音楽の名曲に触れてみたい方にぜひオススメしたい1曲です。


