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ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲

ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲
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ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲

ロシアを代表とする作曲家の一人セルゲイ・ラフマニノフ。

同じロシアの作曲家チャイコフスキーに才能が認めながらも一度は音楽を挫折したこともあるラフマニノフ。

そんな心境と環境で生み出されたからか現代人にも通じるものがあり、切なくて儚い、時には熱情的な作風は聞いた人全員を虜にします。

今回はオーケストラで演奏される交響曲から声楽、ピアノ曲までセレクトしました。

知らない曲を聞いても「あ!

ラフマニノフだ」と思うのではないでしょうか。

ぜひ聴いてみてくださいね。

もくじ

ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲(1〜20)

練習曲「音の絵」 Op.39 第2番 イ短調 「海とかもめ」NEW!Sergei Rachmaninov

ラフマニノフ: 練習曲「音の絵」 Op.39 第2番 イ短調 [海とかもめ][ナクソス・クラシック・キュレーション #切ない]/Rachmaninov:Etudes-tableaux, Op.39-2
練習曲「音の絵」 Op.39 第2番 イ短調 「海とかもめ」NEW!Sergei Rachmaninov

心に深く染み入る、夏のピアノ曲をご紹介しますね。

セルゲイ・ラフマニノフが1916年から1917年に書いた、ある練習曲集の一曲です。

本作はオーケストラ版もあり、レスピーギにより「海とかもめ」という情景が豊かな副題が付けられたことでも知られていますね。

寂寥感漂う旋律は、灰色の空と海、孤独なカモメの姿を描き出すかのようです。

中間部では一転して激情的な展開を見せ、聴く人の感情を大きく揺さぶるでしょう。

涼やかさだけでなく、深い物語や情景を感じたい方にぴったりの一曲です。

夏の日に、このドラマティックな音の絵画をじっくり味わってみてはいかがでしょうか。

交響曲 第2番(ホ短調)作品27Sergei Rachmaninov

Rachmaninoff: Symphony no.2 op.27 – Radio Filharmonisch Orkest – Complete live concert in HD
交響曲 第2番(ホ短調)作品27Sergei Rachmaninov

ラフマニノフがサンクト・ペテルブルクのマリインスキー劇場で、自らの指揮によって初演した交響曲。

特徴的な主題を前面に出すというよりは、さまざまな楽器の音が絶え間なく絡み合うように流れていきます。

勉強や仕事に集中するときのBGMとしておすすめ。

ピアノ協奏曲 第2番(ハ短調)作品18Sergei Rachmaninov

Rachmaninoff: Piano Concerto no.2 op.18 Nobuyuki Tsujii blind pianist BBC proms
ピアノ協奏曲 第2番(ハ短調)作品18Sergei Rachmaninov

ピアノ交響曲の筆頭として挙げられる有名な曲。

冒頭は厳かな和音が響き、ロマンティックな旋律が駆け抜けます。

第二楽章はきらきらした叙情的な楽章。

第三楽章はリズム感があふれるメロディで始まり、最後は圧倒的な合奏で華やかに終了。

約30分という演奏時間ですが、一つ一つの音を集中して聞きたい曲です。

10の前奏曲Sergei Rachmaninov

その名の通り10の曲目から構成されており、1903年に発表されました。

『ト短調 アラ・マルチア』は1901年にいち早く作曲されましたが、残りの9曲は発表年と同じ1903年に制作されました。

初演は1903年2月23日、モスクワで作曲者自身の手によって行われました。

ヴォカリーズ Op.34-14Sergei Rachmaninov

ヴォカリーズ ピアノ(ラフマニノフ) ピアニスト近藤由貴/ Rachmaninov(Arr.Earl Wild) Vocalise Piano Solo, Yuki Kondo
ヴォカリーズ Op.34-14Sergei Rachmaninov

20世紀を代表するロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフが1915年に作曲した無言歌。

もとは歌とピアノのために書かれましたが、後に管弦楽版などさまざまなアレンジが生まれました。

歌詞のない美しい旋律は、聴く人の心に深く響きます。

ピアノの優美な音色と完璧に調和し、演奏者の表現力が試される1曲。

憂いを含んだ旋律が繊細にちりばめられ、聴く者の心を打ちます。

和音の伴奏の上をメロディが滑らかに歌い上げるシーンは、必聴のポイント。

音楽を通じて感情や情景を描く本作は、幅広い年代の方におすすめです。

ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品36Sergei Rachmaninov

この曲はラフマニノフがイタリア滞在中に生み出した曲。

ラフマニノフと同じロシア出身のチャイコフスキーもイタリアに滞在していた時期があり、なんとラフマニノフはチャイコフスキーが滞在していた部屋でこの曲を作曲したとのこと。

豊かな和音が切れ目がなくあふれるドラマティックな1曲です。

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