ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲
ロシアを代表とする作曲家の一人セルゲイ・ラフマニノフ。
同じロシアの作曲家チャイコフスキーに才能が認めながらも一度は音楽を挫折したこともあるラフマニノフ。
そんな心境と環境で生み出されたからか現代人にも通じるものがあり、切なくて儚い、時には熱情的な作風は聞いた人全員を虜にします。
今回はオーケストラで演奏される交響曲から声楽、ピアノ曲までセレクトしました。
知らない曲を聞いても「あ!
ラフマニノフだ」と思うのではないでしょうか。
ぜひ聴いてみてくださいね。
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ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲(71〜80)
ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18 第1楽章Sergei Rachmaninov

フィギュアスケートのプログラム曲、テレビや映画の挿入曲など、さまざまな場面で耳にする機会の多い、セルゲイ・ラフマニノフの代表的なピアノ作品である『ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18』。
超高難度の作品として知られている曲ですが、人気が高く有名なことからさまざまなアレンジで出版されているため、自分に合った楽譜を選ぶことでピアノ初級者や中級者でも気軽にチャレンジできます。
第1楽章は、冒頭部分のみであれば、原曲のままでも十分演奏可能!
オーケストラと共演している気分で楽しみながら演奏してみてくださいね。
交響曲2番 3楽章Sergei Rachmaninov

音楽家としてロシアの作曲家セルゲイ・ラマニノフは大変自信があった交響曲1番の初演を失敗し、神経衰弱ならびに完全な自信喪失になりました。
その精神的苦痛から立ち直ることのできた曲がこの交響曲3番の成功でした。
序盤の穏やかなクラリネットやフルートから、中盤からの壮大な弦楽器の演奏は聴き応え十分です。
この頃のラフマニノフは結婚もし、子どもも生まれ、私生活も充実しており、やはりいい環境は才能を伸ばしますね。
メリハリがあるので自然の中で野生動物の生命を感じさせる場面でのBGMにしませんか。
交響曲2番第3楽章Sergei Rachmaninov

1906年から1907年にかけて、ロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフが作曲した交響曲。
この3楽章は全4楽章の中で最も広く知られる、ラフマニノフならではの美しい緩徐楽章です。
スラヴ音楽のような流れる旋律が、はかない憧れを込めるかのように歌われます。
滑らかで甘美なラフマニノフの世界をお楽しみください。
ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲(81〜90)
前奏曲 作品3-2「鐘」Sergei Rachmaninov

本作は、セルゲイ・ラフマニノフが19歳のときに作曲した『幻想的小品集』の中の第2曲目にあります。
頭の重厚な和音は、まるでロシアの教会の鐘が鳴り響くよう。
その響きからか、『鐘』や『モスクワの鐘』と呼ばれ親しまれています。
1892年9月、モスクワ電気博覧会で初演され、ラフマニノフの初期作品の中で最も有名な曲となりました。
中間部では一転して急速な音型が展開され、ラフマニノフの見た夢からインスパイアされたとも言われています。
不気味さと美しさが絶妙に調和した本作を、ぜひハロウィンの夜に聴いてみてはいかがでしょうか。
前奏曲作品23の5 ト短調Sergei Rachmaninov

20世紀を代表するロシアのピアニスト、作曲家であるラフマニノフ。
彼の作品は、シンプルで美しいく、また勇ましいメロディーが特徴的で、むき出しな感情が音楽で表現されているかのような強烈な印象を与えます。
この曲は全24曲ある前奏曲の中でも、最もよく知られている曲の1つです。
冒頭からいさましく、しかし自由に奏される行進曲風のリズムが印象的で、中間部できかれるロマンチックな旋律もラフマニノフならではの美しさをもっています。
濃厚なロシアの民族的情緒にあふれた魅力的な1曲です!
幻想的小品集 Op.3 第4曲 道化師Sergei Rachmaninov

異なる性格の小品全5曲からなる『幻想的小品集 Op.3』。
第4曲の『道化師』は、繰り返される転調が道化師の奇想天外な動きを表しているかのような、変化に富んだ作品です。
非常に速いテンポの中での表情の変化が求められるため、難易度としては決して易しくはありません。
ただ、曲自体がコンパクトで繰り返しも多いため、部分的な練習を丁寧に行うことで比較的スムーズに仕上げまで持っていけるでしょう。
変化のある軽快な曲がお好きな方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
幻想的小品集 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」Sergei Rachmaninov

1890年代に大活躍したロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ。
こちらの『幻想的小品集 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」』はラフマニノフの作品のなかでも、特に有名な作品です。
この楽曲の難易度は中級のなかでも上位のレベルといったところなのですが、人によっては上級に相当する難易度になることも。
ラフマニノフは非常に手が大きく、この作品も余裕を持って10度を演奏できなければなりません。
鐘の音をピアノで表現するところも難しいのですが、とにかくオクターブが多く難しい作品なので、ピアノに詳しい人にとっては大いに聴き映えする楽曲と言えるでしょう。





