ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲
ロシアを代表とする作曲家の一人セルゲイ・ラフマニノフ。
同じロシアの作曲家チャイコフスキーに才能が認めながらも一度は音楽を挫折したこともあるラフマニノフ。
そんな心境と環境で生み出されたからか現代人にも通じるものがあり、切なくて儚い、時には熱情的な作風は聞いた人全員を虜にします。
今回はオーケストラで演奏される交響曲から声楽、ピアノ曲までセレクトしました。
知らない曲を聞いても「あ!
ラフマニノフだ」と思うのではないでしょうか。
ぜひ聴いてみてくださいね。
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ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲(71〜80)
13の前奏曲 Op.32 第11番 ロ長調Sergei Rachmaninov

セルゲイ・ラフマニノフが1910年に完成させた『13の前奏曲Op.32』の11番目に収録された作品です。
ゆったりとしたテンポの中で穏やかに流れていく平和な雰囲気のメロディが印象的なこの作品は、ラフマニノフの作品の中でも難易度が低く和声もシンプルで難解さを感じさせないため、比較的取り組みやすい作品といえます。
同じフレーズの繰り返しが単調にならないよう、細かいフレージングや強弱の変化を意識しながら練習しましょう。
3つのノクターンより第1曲Sergei Rachmaninov

19世紀から20世紀にかけて活躍したロシアのピアニスト、作曲家であるラフマニノフ。
この『3つの夜想曲』は、なんとラフマニノフが14歳時に書いた作品です。
少年らしいみずみずしさと勢いのある曲で、ラフマニノフの内に秘めている思いがストレートに表現されているような音楽です。
子供と大人のはざまで揺れている、青年期ならではの悩みや葛藤、推進力が感じ取れる作品です。
彼の才能を認めていた、同じロシア出身の作曲家であるチャイコフスキーにも似た、ロシア情緒あふれる1曲です。
サロン小品集 Op.10 第2曲 ワルツSergei Rachmaninov

1893年から1894年にかけて作曲された『サロン小品集Op.10』は、上品で優美な雰囲気の小曲を集めたピアノ作品集です。
セルゲイ・ラフマニノフの作品といえば、やや難解なイメージを思い浮べる方も多いかもしれませんが、『第2曲 ワルツ』はロマン派の雰囲気ただよう非常に明快で親しみやすい曲調が魅力的!
時折顔をのぞかせるラフマニノフらしい和声も楽しめる、ラフマニノフ作品に初めて挑戦する方にもオススメの1曲です。
サロン小品集 Op.10 第3曲 舟歌Sergei Rachmaninov

異なる性格の小品全7曲が収められた『サロン小品集 Op.10』の第3曲目。
『舟歌』といえば、フレデリック・ショパンやピョートル・イリイチ・チャイコフスキーをはじめとするさまざまな作曲家による有名な作品が多数存在しますが、セルゲイ・ラフマニノフの『舟歌』は他とは異なり、重々しく、まるで嵐の中を航海しているよう。
大小の波のうねりを表すようなパッセージが印象的な作品です。
他の舟歌との聴き比べ、弾き比べもおもしろいかもしれませんね。
チェロソナタ ト短調 Op.19Sergei Rachmaninov

セルゲイ・ラフマニノフ作曲の『チェロソナタ ト短調 Op.19』です。
1901年に作曲されたこの曲はチェロとピアノのための4楽章から成るソナタで、ピアノに大役が課せられています。
チェリストのアナトーリー・ブランドゥコーフがチェロを、作曲者自身がピアノを担当し、ロシア・モスクワで1901年11月に初演されました。
パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏「アンダンテ・カンタービレ」Sergei Rachmaninov

セルゲイ・ラフマニノフさんが作曲した作品でも、癒やされる旋律で特に人気の高い1曲です。
ピアノとオーケストラの織りなす美しい音楽は、多くの人々の心を魅了してきました。
本作は1934年11月に初演されたのち、後映画やCMなどでも使用され、幅広い層に親しまれています。
結婚式や披露宴のBGMとしても人気があり、優雅で感動的な雰囲気を演出するのにピッタリの曲といえるでしょう。
ゆったりとした優美なメロディは、幸せな二人の門出を祝福するかのよう。
大切な人との思い出に寄り添う、心温まる1曲をぜひお楽しみください。
ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18Sergei Rachmaninov

華やかな雰囲気だけではなく、重くかっこいい曲調で連弾に取り組みたいという方は、こちらの『ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18』がオススメです。
セルゲイ・ラフマニノフの名作で、フィギュアスケートでも頻繁に流される作品のため、聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか?
オクターブ以上の和音が多く登場し、速いパッセージも登場するため、初級者には難しい作品ですが、非常に華やかでスタイリッシュな作品でもあるので、ぜひチェックしてみてください。





