ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲
ロシアを代表とする作曲家の一人セルゲイ・ラフマニノフ。
同じロシアの作曲家チャイコフスキーに才能が認めながらも一度は音楽を挫折したこともあるラフマニノフ。
そんな心境と環境で生み出されたからか現代人にも通じるものがあり、切なくて儚い、時には熱情的な作風は聞いた人全員を虜にします。
今回はオーケストラで演奏される交響曲から声楽、ピアノ曲までセレクトしました。
知らない曲を聞いても「あ!
ラフマニノフだ」と思うのではないでしょうか。
ぜひ聴いてみてくださいね。
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ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲(71〜80)
サロン小品集 Op.10 第2曲 ワルツSergei Rachmaninov

1893年から1894年にかけて作曲された『サロン小品集Op.10』は、上品で優美な雰囲気の小曲を集めたピアノ作品集です。
セルゲイ・ラフマニノフの作品といえば、やや難解なイメージを思い浮べる方も多いかもしれませんが、『第2曲 ワルツ』はロマン派の雰囲気ただよう非常に明快で親しみやすい曲調が魅力的!
時折顔をのぞかせるラフマニノフらしい和声も楽しめる、ラフマニノフ作品に初めて挑戦する方にもオススメの1曲です。
サロン小品集 Op.10 第3曲 舟歌Sergei Rachmaninov

異なる性格の小品全7曲が収められた『サロン小品集 Op.10』の第3曲目。
『舟歌』といえば、フレデリック・ショパンやピョートル・イリイチ・チャイコフスキーをはじめとするさまざまな作曲家による有名な作品が多数存在しますが、セルゲイ・ラフマニノフの『舟歌』は他とは異なり、重々しく、まるで嵐の中を航海しているよう。
大小の波のうねりを表すようなパッセージが印象的な作品です。
他の舟歌との聴き比べ、弾き比べもおもしろいかもしれませんね。
サロン小品集 Op.10 第4曲 メロディSergei Rachmaninov

華やかさよりも、まとまりの良さや上品さを感じさせる全7曲で構成された『サロン小品集 Op.10』。
第4曲目の『メロディ』は、哀愁ただよう雰囲気が印象的な作品です。
ゆったりとしたテンポですが、動きのある中間部が含まれているため、穏やかな中でもしっかりと表情の変化を楽しめます。
左手のアルペジオの上に重なる切ないメロディを十分に歌いながらなめらかに弾き、中間部の動きのある部分との対比を際立たせましょう。
チェロソナタ ト短調 Op.19Sergei Rachmaninov

セルゲイ・ラフマニノフ作曲の『チェロソナタ ト短調 Op.19』です。
1901年に作曲されたこの曲はチェロとピアノのための4楽章から成るソナタで、ピアノに大役が課せられています。
チェリストのアナトーリー・ブランドゥコーフがチェロを、作曲者自身がピアノを担当し、ロシア・モスクワで1901年11月に初演されました。
ピアノとオーケストラのための「パガニーニの主題による狂詩曲」より 第18変奏Sergei Rachmaninov

ピアノとオーケストラのために作曲された名作です。
ニコロ・パガニーニの『24のカプリース』をもとに、24の変奏が繰り広げられます。
特に第18変奏は、優美で魅力的な旋律と和声で多くの人を魅了している人気の高い1曲!
ラフマニノフさんは1934年夏、スイスの自宅でたった7週間で本作を完成させました。
1934年11月、フィラデルフィア管弦楽団とともに初演し、演奏前にクレーム・ド・メンテを飲んで緊張を和らげたそうです。
和音の中のメロディラインを意識的に響かせながら、穏やかにかつロマンティックに演奏したい方におすすめの曲ですね。
ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18Sergei Rachmaninov

華やかな雰囲気だけではなく、重くかっこいい曲調で連弾に取り組みたいという方は、こちらの『ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18』がオススメです。
セルゲイ・ラフマニノフの名作で、フィギュアスケートでも頻繁に流される作品のため、聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか?
オクターブ以上の和音が多く登場し、速いパッセージも登場するため、初級者には難しい作品ですが、非常に華やかでスタイリッシュな作品でもあるので、ぜひチェックしてみてください。
ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18 第1楽章Sergei Rachmaninov

フィギュアスケートのプログラム曲、テレビや映画の挿入曲など、さまざまな場面で耳にする機会の多い、セルゲイ・ラフマニノフの代表的なピアノ作品である『ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18』。
超高難度の作品として知られている曲ですが、人気が高く有名なことからさまざまなアレンジで出版されているため、自分に合った楽譜を選ぶことでピアノ初級者や中級者でも気軽にチャレンジできます。
第1楽章は、冒頭部分のみであれば、原曲のままでも十分演奏可能!
オーケストラと共演している気分で楽しみながら演奏してみてくださいね。