ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲
ロシアを代表とする作曲家の一人セルゲイ・ラフマニノフ。
同じロシアの作曲家チャイコフスキーに才能が認めながらも一度は音楽を挫折したこともあるラフマニノフ。
そんな心境と環境で生み出されたからか現代人にも通じるものがあり、切なくて儚い、時には熱情的な作風は聞いた人全員を虜にします。
今回はオーケストラで演奏される交響曲から声楽、ピアノ曲までセレクトしました。
知らない曲を聞いても「あ!
ラフマニノフだ」と思うのではないでしょうか。
ぜひ聴いてみてくださいね。
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ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲(41〜60)
ピアノ協奏曲第2番Sergei Rachmaninov

ロシアを代表する作曲家であるラフマニノフ。
彼は合計4曲のピアノ協奏曲を書きましたが、この第2番は最も人気が高くラフマニノフを世に知らしめた作品でもあります。
ロシア正教の鐘をイメージした音をピアノが鳴らした後に、ロシアの広大な大地を思い出させる重厚なオーケストラが続く第1楽章、甘く切ない旋律が印象的な第2楽章、華やかで壮大な第3楽章と、全楽章を通してロシアの雄大さとラフマニノフの満身の思いが伝わってくるような作品です。
前奏曲 ト短調 Op.23-5Sergei Rachmaninov

ロシアの音楽家セルゲイ・ラフマニノフさんが1901年に完成させた本作は、ラフマニノフのロシア国民主義を象徴する力強い作品です。
満ちあふれる和音と魅惑的な旋律が特徴で、行進曲風の開始部分、メランコリックな中間部、そして最初のテーマへの再現部によって構成されています。
壮大な性質にもかかわらず、柔らかな音で終わるのも印象的。
難易度の高い作品ですが、ロシア音楽を体感したい方にピッタリのピアノ曲といえるのではないでしょうか。
3つの夜想曲Sergei Rachmaninov

ラフマニノフが14歳の時の作品で、少年らしい瑞々しい感性にあふれています。
若干のぎこちなさはありますが、尊敬するチャイコフスキーを思わせるロシア情緒が感じられ、繊細なメロディはすでに音楽作品として一定のレベルにまで仕上がっています。
サロン小品集Sergei Rachmaninov

ラフマニノフが若いころの作品で、モスクワ音楽院を卒業した1893年から1894年にかけて作曲され、同年94年に出版もされました。
「夜想曲 イ短調」や「ワルツ イ長調」などの7曲からなっており、揺れるような優しい旋律が特徴です。
エチュード(練習曲)「音の絵」作品39-1Sergei Rachmaninov

“練習曲”というにはあまりにも難解な、ラフマニノフによるピアノ独奏曲。
切れ目なくほとばしる重低音にぞくぞくさせられる一曲です。
3分あまりの短い曲ですが、とてもドラマティックであっという間にフィニッシュ。
聞き応え十分です。
ショパンの主題による変奏曲 作品22Sergei Rachmaninov

ショパンの前奏曲代20番ハ単調の主題が繰り返し登場する1曲。
曲の骨組みはショパンだけど、全体的にただよう憂鬱な雰囲気はラフマニノフのなせる業というべきか。
3分の2を過ぎたあたりから終盤に向けてスピード感あふれる長調となり、きらめくような細かい音や重厚な和音が登場。
ドラマティックに終了します。