ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲
ロシアを代表とする作曲家の一人セルゲイ・ラフマニノフ。
同じロシアの作曲家チャイコフスキーに才能が認めながらも一度は音楽を挫折したこともあるラフマニノフ。
そんな心境と環境で生み出されたからか現代人にも通じるものがあり、切なくて儚い、時には熱情的な作風は聞いた人全員を虜にします。
今回はオーケストラで演奏される交響曲から声楽、ピアノ曲までセレクトしました。
知らない曲を聞いても「あ!
ラフマニノフだ」と思うのではないでしょうか。
ぜひ聴いてみてくださいね。
- 【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選
- 【難易度低め】ラフマニノフのピアノ曲|挑戦しやすい作品を厳選!
- シベリウスの名曲。人気のクラシック音楽
- 【上級】弾けたら超絶かっこいい!ピアノの名曲選
- 【上級者向け】聴き映え重視!ピアノ発表会で弾きたいクラシック音楽
- 【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介
- ロベルト・シューマン|名曲、代表曲をご紹介
- ボレロの名曲。おすすめのボレロ形式の人気曲と名演
- 【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選
- 【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選
- 【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介
- 【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選
- アレクサンドル・ボロディンの名曲。人気のクラシック音楽
ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲(51〜60)
ショパンの主題による変奏曲 作品22Sergei Rachmaninov

ショパンの前奏曲代20番ハ単調の主題が繰り返し登場する1曲。
曲の骨組みはショパンだけど、全体的にただよう憂鬱な雰囲気はラフマニノフのなせる業というべきか。
3分の2を過ぎたあたりから終盤に向けてスピード感あふれる長調となり、きらめくような細かい音や重厚な和音が登場。
ドラマティックに終了します。
幻想的小品集 Op.3 第2曲 前奏曲「鐘」Sergei Rachmaninov

フィギュアスケーターの浅田真央さんが2009年から2010年のシーズンのフリープログラムで使用したことで広く知られるようになったセルゲイ・ラフマニノフの名曲。
19歳でモスクワ音楽院を卒業した直後に作曲された本作は、厳かなクレムリンの鐘の響きを思わせる印象的な冒頭で始まります。
少ない音数で深い悲しみや苦しみを表す美しいメロディに心を奪われた方も多いのではないでしょうか?
深い闇に包まれた冒頭部分と、短調でありながらも躍動感のある中間部分の対比も、ドラマティックな印象を作り出す要素の一つです。
幻想的小品集「エレジー(悲歌)変ホ短調」作品3-1Sergei Rachmaninov

まるで歌い上げるような旋律を持つ、叙情的な一曲。
ラフマニノフがモスクワ音楽院を卒業した翌年に完成したものだそうです。
ただ一瞬わぁっと悲しいのではなく、悲しさが後から後から押し寄せるけど、徐々に引いていく…そんな印象です。
管弦楽のためのスケルツォ ニ短調Sergei Rachmaninov

ラフマニノフの現存する管弦楽曲の中でも最初期の作品で、モスクワ音楽院時代の1887年に作曲されました。
当時、作曲者はまだ14歳で、譜面には誰のものか分からない字で「1887年」と記してあります。
曲は、従兄のアレクサンドル・ジロティに献呈されました。
ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲(61〜70)
組曲 第2番Sergei Rachmaninov

こちらもピアノ2台で演奏するデュオ曲で、≪2台のピアノのための組曲 第2番≫とも呼ばれています。
神経衰弱のため、前作にあたる≪楽興の詩≫から5年ほどのブランクを置いた、1900年12月から1901年4月にかけて作曲されました。
ピアノ協奏曲 第1番(嬰ヘ短調)作品1Sergei Rachmaninov

モスクワ音楽院に在学していたラフマニノフが卒業試験のために書いた一曲。
最初に演奏された後、かなりの改定が加えられて居間の形になったそうです。
有名なピアノ協奏曲第2番や3番に比べると、とても情熱的で激しい印象。
ピアノ協奏曲第2番第1楽章Sergei Rachmaninov

セルゲイ・ラフマニノフ作曲の『ピアノ協奏曲第2番第1楽章』です。
ドラマ『のだめカンタービレ』でも披露され、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
ピアノだけではなくオーケストラと一緒に演奏するピアノコンチェルトですが、ラフマニノフ独特の甘いメロディーと、美しい旋律が良いですね。
オーケストラとの音のハーモニーも素晴らしく、音を紡いでいくような感じが魅力的な曲です。
ピアノパートは美しい一方で難易度はもちろん高いものがあります。
オーケストラと共演を夢見るピアニストはこぞってチャレンジしますが、技術だけではなく指揮者やオーケストラからのアプローチがないと難しいので単に弾くだけではなく音楽の環境的な良さも求められます。
指揮者に合わせて弾くという経験が出来るのもコンチェルトの醍醐味ですが、自分のテンポだけではいけないので合わせる難しさもあることでしょう。






