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ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲

ロシアを代表とする作曲家の一人セルゲイ・ラフマニノフ。

同じロシアの作曲家チャイコフスキーに才能が認めながらも一度は音楽を挫折したこともあるラフマニノフ。

そんな心境と環境で生み出されたからか現代人にも通じるものがあり、切なくて儚い、時には熱情的な作風は聞いた人全員を虜にします。

今回はオーケストラで演奏される交響曲から声楽、ピアノ曲までセレクトしました。

知らない曲を聞いても「あ!

ラフマニノフだ」と思うのではないでしょうか。

ぜひ聴いてみてくださいね。

ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲(21〜30)

リラの花(変イ長調)作品21-5Sergei Rachmaninov

ラフマニノフ: リラの花,Op.21-5 pf.ミハイル・カンディンスキー:MikhailKandinsky
リラの花(変イ長調)作品21-5Sergei Rachmaninov

ラフマニノフの母国・ロシアは毎年5月頃にリラ(ライラック)があちこちで咲き乱れるそうです。

紫色の豊かな花房に甘い香り。

そんなロマンティックな情景を音に変換させたかのような曲です。

幸せなひと時のBGMにおすすめ。

ピアノ協奏曲2番ハ長調op.18Sergei Rachmaninov

ロシアが誇る作曲家ラフマニノフが作曲したこの曲は、1901年に初演された有名な作品です。

ラフマニノフは4歳でピアノを始め、モスクワ音楽院で学びました。

この曲は、作曲家が長い創作の停滞から抜け出すきっかけとなった記念碑的な作品なんです。

情熱的で豊かな旋律が特徴で、ピアノとオーケストラの対話が印象的です。

映画『ひとりの夜』でも使用されるなど、多くの人に愛されています。

クラシック音楽に興味のある方はもちろん、映画音楽が好きな方にもおすすめですよ。

ここは素晴らしい場所 作品21-7Sergei Rachmaninov

あまり知られていませんが、ロシア歌曲の名曲とされる一曲です。

穏やかで光が差し込むような明るさに満ちた小品。

ピアノの独奏曲として編曲されたものもあり、どちらも幸せな気分にさせてくれます。

明るく穏やかなラフマニノフが聞きたいときにどうぞ。

ピアノ協奏曲 第4番(ト短調)作品40Sergei Rachmaninov

ピアノ協奏曲第2番や3番に比べてあまり知られていないけど、ラフマニノフがアメリカに移住してから書かれた数少ない曲のうちの一つだそうです。

和音の運び方やきらきらした音の粒はやはりラフマニノフのお得意とするところ。

交響曲 第3番(イ短調)作品44Sergei Rachmaninov

ラフマニノフの交響曲としては最後の作品。

初演権を巡って二人の指揮者が争ったとのエピソードもある一曲。

ラフマニノフにしては珍しく、ズンズンとリズミカルに進む旋律が目立ちます。

雄大で力強い印象の作品です。

交響曲 第1番(ニ短調)作品13Sergei Rachmaninov

【 ラフマニノフ: 交響曲第1番 ニ短調作品13 1 mov – Grave – Allegro ma non troppo 】
交響曲 第1番(ニ短調)作品13Sergei Rachmaninov

大成功を収めたピアノ協奏曲第2番と比較されるかのように挙げられる、ある意味有名な曲。

この曲の初演で酷評されたことがきっかけで、ラフマニノフは神経症へ陥ってしまいます。

ラフマニノフ独特の哀愁を帯びたロマンティシズムはあまり感じられませんが、パワフルな一面を感じさせる曲です。

幻想的小品集 Op.3 第1曲 悲歌(エレジー)Sergei Rachmaninov

ラフマニノフ/幻想的小品集より第1番エレジーOp.3-1/演奏:鈴木 弘尚
幻想的小品集 Op.3 第1曲 悲歌(エレジー)Sergei Rachmaninov

セルゲイ・ラフマニノフが1892年に完成させた『幻想的小品集 Op.3』の1曲目に収録された楽曲。

ラフマニノフはモスクワ音楽院を卒業した直後に本作を作曲しており、彼の才能の片鱗を感じ取ることができます。

緩やかなテンポで演奏されることが多く、技巧的には難しくありませんが、感情表現が求められる曲です。

低音と旋律のバランスを意識し、1音1音に心を込めて演奏することで、作品の魅力を引き出すことができるでしょう。

静かな内省的な雰囲気を味わいたい方におすすめの1曲です。