雨模様の失恋ソング。雨を舞台にした切ないラブソングまとめ
失恋ソングと聞くと、あなたはどんな曲を想像するでしょうか?
たとえば、2人で過ごした部屋やよく一緒に散歩した公園など、ある特定のシーンを舞台に描かれた楽曲も数多く存在していますよね。
こういった楽曲は自分自身の経験と重なると一気に共感度が増して、何度も聴きたくなると思います。
そんな失恋ソングに描かれるシーンとして、雨って定番の一つではないでしょうか。
雨は情景描写でもネガティブな気持ちを表すときに使われることも多く、失恋したときの浮かない気分にもよく似合います。
この記事では、雨×失恋をテーマにした楽曲一挙に紹介していきますので、あなたが共感できる曲を探してみてください。
雨模様の失恋ソング。雨を舞台にした切ないラブソングまとめ(6〜10)
Helpless Rain中島美嘉

『Helpless Rain』は2002年にリリースされた、中島美嘉さんの4枚目のシングルです。
オリコンシングルチャートで第8位にランクインし、ブライダル関係の企業であるラ・パルレのコマーシャルソングに起用されました。
クールなR&Bテイストのサウンドで、狂おしいほど思っているのに近くにいてくれない相手を歌った楽曲なんですよね。
「雨」は切なさを倍増させる効果があります。
『Helpless Rain』もまさにそんな「雨」の効果が存分に発揮された1曲です。
最後の雨中西保志

別れを直視できない愛した女性のことを歌ったのが、中西保志さんの『最後の雨』です。
1992年にリリースされた彼の2枚目のシングルで、日本テレビ系バラエティ番組『日立 あしたP-KAN気分!』のテーマソングに起用されています。
オリコンチャートでは最高16位にとどまりましたが、ロングヒットし6年をかけて90万枚を売り上げました。
雨の中の別れを歌った情景が、まるでドラマのワンシーンのように感じられます。
中西さんの感情のこもった歌唱でも、心を揺さぶられるんですよね。
紫陽花きゃない

雨に濡れた街に咲く花の移ろいやすさを通して、浮気をした側の複雑な心境を赤裸々に描いた、きゃないさんの楽曲です。
恋愛の責任を相手に転嫁する自己正当化と、内面の葛藤が交錯する歌詞は、聞き手に強烈な印象を残します。
2022年5月にリリースされた本作は、これまでにない大胆な視点で恋愛を歌った意欲作。
梅雨の季節に咲く花の花言葉を巧みに使い、純粋だった恋が移ろっていく様子を詩的に表現しています。
雨音を聞きながら複雑な恋愛感情に向き合いたいときや、人間関係の矛盾について深く考えたい方にオススメの1曲です。
雨森高千里

2006年にオリコンが実施した「雨の日に聴きたい曲ランキング」で、堂々の1位に輝いたのが森高千里さんの『雨』です。
1990年にリリースされたシングルで、オリコンシングルチャートでは第2位にランクインしました。
シンプルなメロディをあえて淡々と歌う森高さんの歌声が、逆に切なさと寂しさを感じさせるバラードなんですよね。
多くのアーティストにカバーされ、森高さん自身も2013年にデビュー25周年を記念してセルフカバーバージョンをリリースしています。
4月の雨aiko

何年たってもつい昨日のように痛みを思い出せると歌ったのが、aikoさんの『4月の雨』です。
彼女のデビュー15年を記念して2013年にリリースされたシングルで、オリコンシングルチャートで第2位にランクインしています。
コンタクトレンズのコマーシャルソングにも起用されました。
出会いと別れの季節である4月に岐路を迎えたカップルが、別々の道を歩みながらも同じ時を過ごしていると歌います。
『4月の雨』はaikoさんからファンへ向けたラブソングだともいわれているんですよね。