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梅雨の雑学まとめ。誰かに話したくなる豆知識【一般向け】

6月から7月にかけて日本に訪れる梅雨。

雨が続いてあまり好きではない、という方も多いかもしれませんね。

この記事では、そんな梅雨に関する雑学を一挙に紹介していきますね!

梅雨という名前の由来や梅雨のメカニズムのほか、この時期の植物や動物についての雑学もピックアップしました。

あまり気分が上がらない季節かもしれませんが、この記事を通して少しでも楽しんでいただければうれしいです。

知れば誰かに話したくなるようなものばかりですので、ぜひこの機会にたくさんの雑学を覚えてくださいね。

もくじ

梅雨の雑学まとめ。誰かに話したくなる豆知識【一般向け】(1〜20)

梅雨のことを黴雨ともいう

梅雨のことを黴雨ともいう

梅の実が熟す5月から7月にかけての長雨は、「梅雨」と表記するのが一般的ですが、「ばいう」の読み方で「黴雨」とも表記します。

「黴」はカビのことをあらわしており、カビが生えやすい季節であることから、この黴雨も語源のひとつだとも言われています。

中国語の辞書にも両方の言葉が載っていることから、同時に入ってきた言葉という印象です。

「梅雨」が主に使われている点から、カビに対しては古くから悪いイメージがあったことも伝わってきますね。

北海道には梅雨がない

北海道には梅雨がない

北海道は梅雨がないことで知られていますよね。

これは、梅雨前線が北海道まで北上しないからなんです。

ただし、北海道も雨が降らないわけではありません。

梅雨の時期になると北海道もその影響を受け、雨が降り続くんです。

これは「蝦夷梅雨」と呼ばれる現象なんですよ。

「梅雨」と「蝦夷梅雨」は限りなく近いものな気もしますが、気象台が北海道を梅雨の観測の対象外としているため、正式には「北海道には梅雨がない」といわれています。

折りたたみ傘が生まれたのはドイツ

折りたたみ傘が生まれたのはドイツ

雨の日に活躍する傘。

傘の歴史は古く、約4000年前から使われていたそうです。

軽量な傘やワンタッチで開閉する傘など、さまざまなものがありますよね。

折りたたみ傘は使わないときは、コンパクトにしまっておけて便利な商品です。

そんな折りたたみ傘の発祥の地は、実は海外なんですよ。

ドイツのハンス・ハウプトが折りたたみ傘を発明しました。

ハンス・ハウプトは、雨の降りそうな日は片手にはステッキ、もう片方には長い傘を持って外出していました。

「ポケットに入るくらいの小さな傘は作れないのか」と思い、傘の構造を考案。

その後、折りたたみ傘の特許も取得したそうですよ。

ちなみに、特許を取得した3月16日は、折りたたみ傘の日に制定されています。

あじさいが梅雨に咲くのは日差しが苦手で水が大好きだから

あじさいが梅雨に咲くのは日差しが苦手で水が大好きだから

暗いイメージも強い梅雨のシーズンを華やかに彩ってくれるのが、青や紫のアジサイの花ですよね。

花とは相性が悪そうな梅雨ではありますが、日差しが苦手で水が大好きというアジサイにとってはピッタリな季節です。

アジサイは葉が大きくて数が多いので、葉から水分が抜けていく蒸散も多く、しっかりと育つためにはこの対策が大切だと言われています。

空気中と地面に水分が多く、日差しが少ないことがアジサイがより美しく育つための大切な条件なので、屋内で育てる際にもこの部分をしっかりと意識しましょう。

猫が顔を洗うと雨が降る

猫が顔を洗うと雨が降る

猫が顔を洗っているようなしぐさをすると、もうすぐ雨が降ってくるという、ことわざや例えとして使われる日本語ですよね。

身近な動物を例にしたたとえのようにも思えますが、ここには猫の体や習性などに基づく根拠が存在しています。

重要なのは猫のヒゲの部分で、このヒゲには感覚器の役割があり、雨の直前の湿気などでヒゲが汚れるのを防いでいるといわれています。

猫にとって顔の周りがどれほど大切なのかも感じられますし、猫が身近な動物として何気ないしぐさまでしっかりと観察されてきたことが伝わってくる言葉ですね。

〇〇梅雨という言葉がたくさんある

〇〇梅雨という言葉がたくさんある

日本には「〇〇梅雨」という梅雨を使った言葉が多く存在しています。

本格的な梅雨の時期に先駆けて雨が降る「走り梅雨」、梅雨の終わりを告げるような激しい雨の「送り梅雨」、梅雨が明け後にふたたび梅雨に戻ったような長雨を表現する「戻り梅雨」など、梅の実が熟す5月から7月という時期から外れたものや、雨の降り方などをあらわしたものが多いですね。

3月から4月の長雨を「菜種梅雨」、5月前半の雨を「たけのこ梅雨」と読んだりと、季節の植物についても意識が向けられる言葉ですね。