人気の演歌歌手ランキング【2025】
昔から日本人の心の歌としてしっかりと受け継がれてきた演歌は、今の時代でも根強い人気を誇ります。
今回はそんな演歌を歌う、人気の演歌歌手をランキングにしてお届けいたします。
国民的に人気がある方から、知る人ぞ知るマニア向けの歌手までランクインしているので、ぜひ聴いてみてください。
人気の演歌歌手ランキング【2025】(11〜20)
おもいで酒小林幸子15位

哀愁漂うメロディと切ない歌詞が心に響く名曲。
酒を飲みながら過去の恋を思い出す女性の心情を描いた歌詞は、多くの人の共感を呼び、長年愛され続けています。
1979年1月にリリースされたこの曲は、当初B面曲でしたが、有線放送での人気を受けてA面に。
その年の『ザ・ベストテン』年間ランキング1位を獲得し、第21回日本レコード大賞最優秀歌唱賞も受賞しました。
歌唱の難易度は非常に高く、豊かな表現力と幅広い音域が要求されます。
演歌の歌唱力を試すのにピッタリな1曲です。
箱根八里の半次郎氷川きよし16位

演歌界のプリンスのデビュー曲は、聴く人の心に染み入る股旅物。
廻し合羽姿の半次郎が、箱根の山道を行く姿が目に浮かぶようです。
サビの印象的なフレーズは若い世代でも聴いたことがあるという方はきっと多いでしょうし、思わず口ずさみたくなりますよね。
2000年2月にリリースされ、大鵬薬品工業のCMソングにも起用された本作。
演歌初心者の方にもおすすめですが、氷川きよしさんの楽曲は技術的に難しいものが多くこの曲も例外ではありません。
まずは歌詞の世界とメロディを楽しみつつ、少しずつうまく歌いこなせるように繰り返し練習してみましょう!
北の宿から都はるみ17位

演歌の名曲と言えば、この曲を外すことはできません。
寒い北国の冬を舞台に、失恋した女性の切ない想いが優しくも力強い歌声で表現されています。
小林亜星さんの手がけた情感豊かなメロディと阿久悠さんの深みのある歌詞が見事に調和し、聴く人の心に染み入る名作となっています。
都はるみさんの68枚目のシングルとして1975年12月にリリースされ、翌年のNHK紅白歌合戦で披露されたことで一気に人気が沸騰。
レコード大賞など数々の賞を受賞し、143.5万枚を超える大ヒットを記録しました。
失恋の痛手を癒したい時や、大切な人への想いを再確認したい時にぴったりの1曲です。
まつり北島三郎18位

多くの名曲を残してきた偉大な演歌歌手、北島三郎さん。
独特のうねるようなこぶしやビブラートが印象的ですよね。
そんな北島三郎さんの楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『まつり』。
本作は低音の作品として印象深いですが、意外にも音域はmid1A~hiCまであります。
ただ、こぶしの音階変化が2音以内にまとまっているため、総合的なテクニックという意味では難易度が低い作品に分類されます。
適正キーに合わせれば、歌えないわけでもないので、しっかりと自分のキーを見極めましょう。
襟裳岬森進一19位

森進一さんの名曲『襟裳岬』。
50代以上の方であれば、知らない人は居ないといっても過言ではない楽曲と言えるでしょう。
勢いのあるボーカルにより、難しく思えてしまう本作ですが、実は演歌のなかでも屈指の歌いやすさをほこります。
そんな本作の歌いやすいポイントは、なんといってもこぶしの少なさ。
最も難しい演歌の技術であるこぶしが少ないのは、私たち素人にとっては非常にありがたい要素ですよね。
音程の上下も激しくはないので、ぜひ歌ってみてください。
アメリカ橋山川豊20位

山川豊さんの楽曲のなかでも、特にキャッチーなメロディーが印象的な作品『アメリカ橋』。
タイトルにアメリカが入っていることからわかるように、本作はポップスの要素がふんだんに盛り込まれています。
ボーカルラインとしては昭和歌謡のテイストが強いのですが、間奏ではフレンチジャズを連想させるアコーディオンが登場します。
そんな本作は昭和歌謡らしく、起伏の少ないゆるやかなボーカルラインが特徴。
抑揚の技術は求められますが、ボーカルの音階に対して母音が少ないため、各歌いだしまでにしっかりとしたタメを作れます。
息継ぎや演歌ならではのこぶしが苦手という方は、ぜひレパートリーに加えてみてください。
人気の演歌歌手ランキング【2025】(21〜30)
みちのくひとり旅山本譲二21位

山本譲二さんを知名度を全国区のものとした代表曲であり、ご本人の長いキャリアにおけるディスコグラフィーの中でも最大のヒット曲がこちらの『みちのくひとり旅』です。
1980年にリリースされ、じわじわと売れ続けて翌年以降にロングヒットとなった名曲ですよね。
非常に有名な曲ですから、何となく口ずさめる方も多いでしょうしカラオケでの人気はトップクラスですよね。
演歌ながらも歌謡曲的な色が濃いということもあって、王道の演歌を歌うにはまだ抵抗がある……という演歌初心者の方にもおすすめですね。
キーはそれほど高くはないですが、やや音程の上下の落差があるため力強く艶のある低音をしっかりと発声すること、高音部分とのコントラストを明確にすることを意識しましょう。
山本さんのように、哀愁漂う歌詞とメロディをかみしめるように歌ってみてくださいね。