川をテーマにした童謡・唱歌・わらべうた。懐かしい水辺の名曲たち
川のせせらぎや流れる様子を歌にたくした童謡や唱歌には、日本人の心に深く染み入る独特の情緒があふれています。
子供の頃に口ずさんだ懐かしい歌から、学校で習った思い出の唱歌まで、川をテーマにした曲が、大人になった今でも記憶に残っているという方は少なくないはずです。
この記事では、四季折々の変化を見せる川の美しさや、川に住む生き物の様子などを歌にした作品をご紹介します。
懐かしい思い出にひたりながらお楽しみください。
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川をテーマにした童謡・唱歌・わらべうた。懐かしい水辺の名曲たち(1〜10)
日本の川コペルのうた

幼児教育ブランドのコペルのうたが手がけるのは、歌って踊りながら日本の地理が学べる楽しい知育ソングです。
この楽曲では、日本を代表する川の名前や、その長さ、速さの順番、さらには川が育む平野との関係まで、キャッチーなメロディにのせて覚えられます。
キーワードが何度も繰り返されるので、いつの間にか口ずさめるようになっているかもしれませんね。
本作は2022年7月に公開された作品。
『日本の国土』といった関連曲とあわせて聴けば、日本の姿がもっと立体的に見えてくるはずです。
川の流れのように美空ひばり

人生という長い道のりを、雄大な川の流れになぞらえてつづられた、壮大な1曲です。
作詞を担当したのは秋元康さんで、ご自身がニューヨークのイーストリバーを眺めているときに作られたのだそう。
どんな困難があっても、いつかはまた穏やかな日々が訪れるという普遍的なメッセージが、聴く人の心に染みわたるんですよね。
本作は伝説の歌姫、美空ひばりさんが1989年1月に発売した生涯最後のシングル。
人生の素晴らしさを歌った名曲として、教育現場でも聴かれています。
海?川?さかなの住むところはや覚え歌かわちゃん

川だけでなく海や池など、魚たちのすみかをリズミカルに覚えられる教育ソングです。
「さかなのおにいさん かわちゃん」さんが、子供からの「この魚はどこに住んでいるの?」という手紙にこたえるかたちでつくった、心温まる背景を持つ1曲です。
この楽曲は、海の魚と川の魚をテンポよく紹介するだけでなく、両方の環境を生きる魚や、意外な場所にすむ生き物も教えてくれます。
親子でクイズを出し合うように歌えば、生き物への興味が自然と湧いてくるかもしれませんね。
川をテーマにした童謡・唱歌・わらべうた。懐かしい水辺の名曲たち(11〜20)
かごかごわらべうた

深い川か浅い川か、歌に合わせて子供を揺らすやりとりがほほえましい、江戸時代から伝わる遊び歌です。
本作は、江戸から京都までの道のりや「十六文」「三匁」といった当時の貨幣の感覚が歌詞に織り込まれており、遊びのなかに歴史の香りが感じられます。
向かい合って手をつないだり、かごを背負うポーズをとったり、遊び方もさまざま。
最後の言葉とともに、水辺に落ちるようなスリルを味わえるのも、子供たちの心をつかむ魅力の一つです。
身体を使ったコミュニケーションの楽しさを教えてくれる、温かな1曲ですね。
川の一日作詞:新沢としひこ/作曲:中川ひろたか

川辺で過ごす子供の1日を、そのまま歌にしたような愛らしい曲です。
作詞を新沢としひこさん、作曲を中川ひろたかさんが手掛けています。
石を並べて小さな池を作ったり、すくった小魚をそっと泳がせたりする、子供の素朴な遊びの様子が描かれています。
本作は1999年1月に公開されたアルバム『空をめざして』に収められた作品。
自然のなかで夢中で遊んだ、あの頃のきらめく記憶がよみがえるようなステキな歌です。
お子さんと一緒に散歩するとき、口ずさんでみるのもいいかもしれませんね。
川中島作詞:旗野十一郎/作曲:小山作之助

歴史に名高い合戦をモチーフにしてつづられた、非常に勇壮な1曲です。
作詞を手掛けたのは国文学者の旗野十一郎さんで、作曲は小山作之助さんが担当しました。
歌詞のなかでは、霧深い山と、激しく波立つ筑摩の川を舞台に、今まさに始まろうとする戦の緊迫した様子が描かれています。
1896年5月頃に小学校唱歌として作られ、やがてお手玉歌として親しまれた本作。
穏やかな川の歌とは一線を画す、歴史のダイナミックな物語に触れたいときにピッタリの唱歌です。
船頭さん作詞:武内俊子/作曲:河村光陽

「ギッチラコ」という舟をこぐリズムが心地よい本作は、作詞家の武内俊子さんと作曲家の河村光陽さんという黄金コンビによる童謡です。
1941年7月に作られましたが、戦後に歌詞が改訂され、村の渡し船で働くおじいさんの日常を描く、のどかで心温まる内容へと姿を変えました。
武内さんの故郷である広島の川辺の情景が目に浮かぶような、素朴な歌詞が魅力的ですね。
河村さんの手がけた親しみやすいメロディを聴いていると、ゆったりとした川の流れと穏やかな時間が心に流れ込んでくるようです。


