川をテーマにした童謡・唱歌・わらべうた。懐かしい水辺の名曲たち
川のせせらぎや流れる様子を歌にたくした童謡や唱歌には、日本人の心に深く染み入る独特の情緒があふれています。
子供の頃に口ずさんだ懐かしい歌から、学校で習った思い出の唱歌まで、川をテーマにした曲が、大人になった今でも記憶に残っているという方は少なくないはずです。
この記事では、四季折々の変化を見せる川の美しさや、川に住む生き物の様子などを歌にした作品をご紹介します。
懐かしい思い出にひたりながらお楽しみください。
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川をテーマにした童謡・唱歌・わらべうた。懐かしい水辺の名曲たち(21〜30)
走る川ハーモニー落合

黒沢吉徳・作曲、金沢智恵子・作詞の合唱組曲「水の翼」の第2曲です。
1993年に発表され、「泉」「海へ」とともに、水が川となって海へ戻り、新たな旅へ出るという流れを表現しています。
中学校の合唱コンクールで定番となっています。
母なるヴォルガを下りて一橋大学津田塾大学合唱団ユマニテ

1921年、アレクサンドル・グラズノフが発表した楽曲です。
ヴォルガとはロシアの西部を流れる大河です。
ロシアではヴォルガ川が古くから交通の要で、川を下った船を上流へ戻すために陸地から綱で引く作業を歌った「ヴォルガの舟引き歌」といった民謡もあります。
川をテーマにした童謡・唱歌・わらべうた。懐かしい水辺の名曲たち(31〜40)
ロンドン橋船橋さざんか少年少女合唱団

イギリスのマザーグースの中でも代表的なもので、世界中に知られています。
歌詞は時代と場所によって異なりますが、テムズ川が氾濫した際に、橋が洪水で流される様子を表現したものと考えられています。
関所遊び歌として用いられます。
はじまり名古屋市立城山中学校
作詞・工藤直子、作曲・木下牧子による合唱曲です。
工藤直子の詩に木下牧子が曲をつけた合唱作品としては、ほかに第73回(2006年度)NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲となった『まいにち「おはつ」』などがあります。
ブンガワン・ソログサン・マルトハルトノ

インドネシアの大衆音楽クロンチョンを代表する一曲です。
タイトルはソロ川を意味し、雨期には水があふれるが、乾期にはほとんど枯渇してしまうという自然の不思議さ、そこで生きる人々の故郷への思いがうたわれています。
アムール河の波苫小牧合唱団

マクス・キュッス作曲のロシアの民謡「Амурские волны」です。
キュッスが亡くなった後、1944年に歌詞がつけられ、赤軍合唱団向けの合唱曲に編曲されました。
アムール河は、ロシアと中国・黒竜江省との国境を形成している大河です。
春の川で陽月野文雪
1965年3月、NHK「みんなのうた」で西六郷少年少女合唱団が歌ったものが放送されました。
フランスのヨハン・シュトラウスと呼ばれた作曲家エミール・ワルトトイフェルの「Très jolie(愛しの彼女)」に、青木爽が日本語詞をつけたものです。







