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川をテーマにした童謡・唱歌・わらべうた。懐かしい水辺の名曲たち

川のせせらぎや流れる様子を歌にたくした童謡や唱歌には、日本人の心に深く染み入る独特の情緒があふれています。

子供の頃に口ずさんだ懐かしい歌から、学校で習った思い出の唱歌まで、川をテーマにした曲が、大人になった今でも記憶に残っているという方は少なくないはずです。

この記事では、四季折々の変化を見せる川の美しさや、川に住む生き物の様子などを歌にした作品をご紹介します。

懐かしい思い出にひたりながらお楽しみください。

川をテーマにした童謡・唱歌・わらべうた。懐かしい水辺の名曲たち(21〜30)

赤い河の谷間東京マイスタージンガー

赤い河とはアメリカ・テキサス州のレッド・リバーを指し、西部開拓時代の白人と先住民女性の恋を歌ったフォークソングです。

小林幹治が日本語詞をつけ、弘田三枝子と東京放送児童合唱団が歌ったものが、NHK「みんなのうた」にて1963年に放送されました。

かわのきしのみずぐるまはらやまかつえ

わらべうた遊び:かわのきしのみずぐるま
かわのきしのみずぐるまはらやまかつえ

昔ながらのわらべ歌です。

輪になって“ぐるっとまわって”で反対周りをしたり、“ふたりづれ”を3人、4人に変えてみたり、いろいろな遊び方があります。

ほかに水車が歌われているわらべ歌には、「よどのかわせの」「いどのかわせの」があります。

津久見樫の実少年少女合唱団

詩人の千家元磨が作詞、「ラジオ小唄」や軍国歌謡などで知られる橋本国彦が作曲した二部合唱曲です。

高野喜久雄・作詞、髙田三郎・作曲の合唱組曲「水のいのち」の「川」、平井多美子・作詞、石桁冬樹・作曲の四部合唱曲「川」などと混同しやすいので注意が必要です。

故郷を離るる歌安東峰子

1913年に出版された「新作唱歌 第五集」にてはじめて紹介されました。

ドイツ民謡・歌曲「Der letzte Abend(最後の夜)」が原曲で、「早春賦」で知られる作詞家・吉丸一昌が詞をつけました。

故郷の草木、山、川へのわかれをつづった内容です。

春の小川日本合唱協会

1912年に発表された文部省唱歌で、高野辰之が作詞、岡野貞一が作曲したといわれています。

初出は「尋常小学唱歌 第四学年用」で、以来歌詞の改変がありつつも、現在まで歌い継がれています。

この川のモデルは宇田川の支流であった河骨川であるという説、高野の出身地の長野県内の川であるという説があります。

ラサ・サヤンDick Lee

インドネシア、マレーシア、シンガポールなどでよく知られる民謡に、小林幹治が自然を賛美する内容の日本語詞をつけたものです。

1962年9月にNHK「みんなのうた」にて東京放送児童合唱団が歌ったものが放送されました。

かわであそぼう鈴木翼&ロケットくれよん

鈴木翼 & ロケットくれよん 『かわであそぼう』
かわであそぼう鈴木翼&ロケットくれよん

保育士として保育園につとめながら活動をおこなうロケットくれよん(山口たかし・高田さとし)を中心に作られた曲です。

山口が作曲をし、作詞にはロケットくれよんの二人のほか、やはり童謡に関わっている中川ひろたかと鈴木翼が参加しています。