川をテーマにした童謡・唱歌・わらべうた。懐かしい水辺の名曲たち
川のせせらぎや流れる様子を歌にたくした童謡や唱歌には、日本人の心に深く染み入る独特の情緒があふれています。
子供の頃に口ずさんだ懐かしい歌から、学校で習った思い出の唱歌まで、川をテーマにした曲が、大人になった今でも記憶に残っているという方は少なくないはずです。
この記事では、四季折々の変化を見せる川の美しさや、川に住む生き物の様子などを歌にした作品をご紹介します。
懐かしい思い出にひたりながらお楽しみください。
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川をテーマにした童謡・唱歌・わらべうた。懐かしい水辺の名曲たち(11〜20)
森の水車作詞:清水みのる/作曲:米山正夫

緑豊かな森のほとりで、川の流れを受けて水車がリズミカルに回る光景が目に浮かぶようです。
作詞を清水みのるさん、作曲を米山正夫さんが手がけた、希望に満ちた明るい作品です。
春を心待ちにする少女の純粋な気持ちと、雨風に負けず回り続ける水車の姿に、明日への活力が重ねられています。
本作は1942年に一度制作されましたが、戦時下の事情ですぐに発売禁止となりました。
その後、1951年に並木路子さんの歌でレコードが発売され、広く愛されるようになりました。
音楽の教科書にも採用されたほか、作詞家ゆかりの浜松市には歌碑も建てられています。
めだかの学校作詞:茶木滋/作曲:中田喜直

川を泳ぐめだかを、学校に通う子供たちと重ねたかわいらしい童謡です。
1951年、NHKのラジオ番組で発表され、当初はそれほど高い評価は得られなかったものの、徐々に人々の心をつかむように。
1954年には文部省芸術選奨文部大臣賞を受賞しました。
さらに、2007年に文化庁が選定した日本の歌百選にも選出されています。
花作詞:武島羽衣/作曲:瀧廉太郎

1900年に共益商社出版から刊行された歌曲集『四季』の第1曲として発表された『花』。
武島羽衣さん作詞、瀧廉太郎さん作曲の本作では、当時隅田川でさかんだった漕艇の様子が描かれているのだそうです。
春の日本の名曲といえばこの曲!
という方も多いのではないでしょうか。
仲良し小道作詞:三苫やすし/作曲:河村光陽

登校班などが存在しなかった時代には、この童謡のように仲良しのお友達や近所の子と手をつないで学校へ行く様子が、当たり前のように見られたといいます。
子供たちが楽しそうにおしゃべりしながら学校に向かう様子が目の前に浮かび上がるような、かわいらしい1曲です。
川は誰のもの?作詞・作曲:みなみらんぼう

1995年にNHKの『みんなのうた』で放送され、子供たちを中心に広く知られるようになった『川は誰ののもの?』。
発表の翌年には、東京放送児童合唱団の歌唱で、日本コロムビアよりシングルCDとして発売もされました。
川の生い立ちとその大切さを伝える内容です。
ぼくらの町は川っぷち作詞:峯陽/作曲:林光

1964年と66年にNHKの『みんなのうた』で紹介されました。
高度成長に差しかかった時期を背景に、川と工場の間にはさまれた町を歌った本作。
明るい曲調が、当時の人々が抱いていた未来への希望を感じさせますね。
川をテーマにした童謡・唱歌・わらべうた。懐かしい水辺の名曲たち(21〜30)
無伴奏女声合唱曲「種子はさへづる」から春の河名古屋市立守山東中学校

「だんす」「ある時」「いのり」「智慧の木」「春の河」「種子(たね)はさへづる」の6曲からなる合唱曲集のうちの1曲です。
1924年に亡くなった詩人・山村暮鳥の詩に、合唱曲を多く手掛ける信長貴富が近年になって曲をつけました。


