川をテーマにした童謡・唱歌・わらべうた。懐かしい水辺の名曲たち
川のせせらぎや流れる様子を歌にたくした童謡や唱歌には、日本人の心に深く染み入る独特の情緒があふれています。
子供の頃に口ずさんだ懐かしい歌から、学校で習った思い出の唱歌まで、川をテーマにした曲が、大人になった今でも記憶に残っているという方は少なくないはずです。
この記事では、四季折々の変化を見せる川の美しさや、川に住む生き物の様子などを歌にした作品をご紹介します。
懐かしい思い出にひたりながらお楽しみください。
川をテーマにした童謡・唱歌・わらべうた。懐かしい水辺の名曲たち(31〜40)
ちいさいかわのうた大杉久美子
テレビアニメ「ミームいろいろ夢の旅」のエンディングテーマでした。
オープニングテーマ「ポケット宇宙」と同じく、武鹿悦子が作詞、渡辺岳夫が作曲しました。
大杉久美子は「世界名作劇場」シリーズの主題歌などで知られるアニメソング歌手です。
故郷を離るる歌安東峰子

1913年に出版された「新作唱歌 第五集」にてはじめて紹介されました。
ドイツ民謡・歌曲「Der letzte Abend(最後の夜)」が原曲で、「早春賦」で知られる作詞家・吉丸一昌が詞をつけました。
故郷の草木、山、川へのわかれをつづった内容です。
夏は来ぬ東京放送児童合唱

佐佐木信綱が作詞、小山作之助が作曲しました。
1896年に発表され、2007年に日本の歌百選に選出されています。
初夏の風物についての内容で、川辺の風景も歌いこまれています。
タイトルは文語で夏が来たという意味です。
ロンドン橋船橋さざんか少年少女合唱団

イギリスのマザーグースの中でも代表的なもので、世界中に知られています。
歌詞は時代と場所によって異なりますが、テムズ川が氾濫した際に、橋が洪水で流される様子を表現したものと考えられています。
関所遊び歌として用いられます。
かわであそぼう鈴木翼&ロケットくれよん

保育士として保育園につとめながら活動をおこなうロケットくれよん(山口たかし・高田さとし)を中心に作られた曲です。
山口が作曲をし、作詞にはロケットくれよんの二人のほか、やはり童謡に関わっている中川ひろたかと鈴木翼が参加しています。