【ダークサイド】怖い歌詞の曲。ゾクッとするフレーズに震える曲
音楽にはいろいろなタイプの曲がありますが、いわゆる「怖い歌詞の曲」をご存じですか?
ホラーやダークな世界観のみならず、恋の情念や生きる苦悩を描いた思いがヒシヒシと伝わってくる歌もあるんですよね。
また明るい曲であっても人によって、このフレーズはちょっと怖いなと感じたりすることもあるかもしれませんね。
そういった明るい曲や応援歌でも角度を変えて読み解けば、裏の側面が見えてくるのも音楽の面白い点ではないでしょうか。
この記事ではそんな怖い一面が見える歌詞を、ネットでもよく挙げられている曲を中心に特集していきます。
聴いていてゾクッとする瞬間を味わい方、必聴です……。
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もくじ
【ダークサイド】怖い歌詞の曲。ゾクッとするフレーズに震える曲
復讐My Hair is Bad

失恋の悲しみが恨みと怒りへと変わっていく心情を描いた痛烈な楽曲です。
2017年11月にリリースされたアルバム『mothers』に収録された本作は、My Hair is Badがエモーショナルに表現する別れの物語となっています。
恋人との幸せな思い出から、突然の別れ、そして曲名通り『復讐』を誓うまでの感情の変化を、疾走感のあるメロディと共に描き出しています。
別れへの怒りや恨みを抱える人の心の機微を見事に表現しており、深い悲しみと愛情が混ざり合った複雑な心境が印象的です。
喪失感から立ち直れない時、本作を聴くことで感情を昇華させることができるかもしれません。
洗脳RADWIMPS

人間の内面の闇に鋭く切り込む楽曲が、RADWIMPSから2017年5月に発表されました。
他者からの影響でゆがんでいく心の機微を繊細に描いており、暴力や支配といった不気味なテーマを独特の世界観で表現しています。
サウンドはヘビーなギターリフと重低音が不安をあおり、野田洋次郎さんのエモーショナルな歌声が恐怖心を際立たせています。
親子関係での葛藤や社会からの価値観の押し付けといった普遍的なテーマも織り込まれており、聴く人の心に深い余韻を残します。
スポーツ飲料「アクエリアス」のCMタイアップや、日本テレビ系ドラマ『フランケンシュタインの恋』の主題歌として使用されたこともあり、社会現象にもなりました。
心の闇や狂気を探求したい方に向いている1曲です。
蝋人形の館聖飢魔II

悪魔たちによるバンド、聖飢魔IIが1986年に発布した『蝋人形の館』。
演奏している悪魔たちの姿にも恐怖を覚えてしまいますが、歌っている曲の内容もとてつもなく怖いんです。
何かの物語を語るように展開していくこの歌詞で描かれているのは、女の子が森の中にある館で命を奪われているという光景。
まさしくホラー映画な展開は、苦手な方にとっては特に恐怖心を強く植え付けてしまうかもしれません。
この異様な光景を楽しむような歌い方、メロディーにも身震いしてしまいます。
doppelgängerCreepy Nuts

緊迫感あふれるビートの上で、自我の揺らぎと分裂を描くCreepy Nutsの渾身の1曲です。
誰もが抱える内なる別人格、あるいは仮面のような存在を「ドッペルゲンガー」として表現し、現代人の心の葛藤を鋭く描き出しています。
メロディアスなフックと不安定なリズムが絶妙に絡み合い、こんとんとした心情を見事に表現しています。
本作は2025年1月に映画『アンダーニンジャ』の主題歌として書き下ろされました。
自分のなかの複数の顔に向き合いたいとき、あるいは心の中の不安や焦りを解放したいときにピッタリの1曲といえるでしょう。
自主ロス

ダークなサウンドから曲の頭から深い闇を感じさせる、ロスさんの2021年のナンバー『自主』。
いじめを受けた被害者が加害者に復讐するストーリーが描かれた、なんとも恐ろしい1曲です。
気だるげな雰囲気で歌うロスさんの歌声が、歌詞の恐ろしさを助長させていますね。
復讐をしたいじめの首謀者、そして周りで何もせずにいた人全員に向けられた敵意は、もう誰にも止められない様子。
つらい今を過ごしている方にとっては、ふつふつと湧き上がるこの感情には共感してしまうかもしれません。
しかし感情は曲の中だけに止めて、平和的解決をしてくださいね。
おわりに
怖い歌詞の曲を紹介しました。
やはり強い感情は音の雰囲気はもちろんですが、言葉の使い方でより伝わってくるものですね。
作者の意図かはさておき、時代を超えて受け継がれているような名曲にもそういった側面が隠されていることに驚きました。
ぜひ歌詞を深堀りして聴いてみてくださいね!