【センチメンタルに浸りたい】感傷的な空気感があふれる邦楽の名曲
ふと感傷的な気持ちになってしまうことってありますよね。
元気を出すのもいいですが、そんな時はありのままに過ごしてみるのもいいかもしれませんね。
この記事ではセンチメンタルな日にゆったりと浸れるような曲をピックアップしました。
流れに身をまかせてこういった名曲を聴くとなんだか癒やされます。
秋の夜はもちろん、いろいろな季節やシチュエーションで聴ける曲がありますのでぜひ、あなたのセンチメンタルな心にフィットする曲を見つけてみてくださいね。
【センチメンタルに浸りたい】感傷的な空気感があふれる邦楽の名曲(1〜10)
さよならサンセットNEW!スガシカオ

胸に刻まれた別れの痛みを、都会の夕景にそっと重ね合わせたようなバラードです。
詩的な世界観が、聴く人の心の奥深くに静かに染み渡ります。
この楽曲は、スガシカオさんがデビュー25周年を締めくくる集大成として2023年2月にリリースした名盤『イノセント』に収録されています。
忘れられない誰かへの思いを抱えている方にとって、その悲しみに優しく寄り添ってくれる1曲に感じられるはず。
次へ歩みを進めるための心の整理をするタイミングで聴くのもオススメです。
ツキアカリセンチミリメンタル

諦めの中に宿る生命力を描いた、温詞さんによるソロプロジェクト、センチミリメンタルのナンバーです。
2025年6月にリリースされた本作。
温詞さんは「明日はいらない」とさけび歌っていた人の姿に突き動かされて、この楽曲を書き上げたと語っています。
凛としたバンドサウンドと華やかなブラスの響きが、絶望の淵でなお燃え上がる心の炎を表現しているかのよう。
壁にぶつかり、立ち止まってしまったあなたの背中をそっと押してくれる曲だと思います。
Dress Down秋元薫

1980年代から作詞家、作曲家として活躍する秋元薫さんの『Dress Down』。
1986年にリリースされたアルバム『Cologne』に収録されました。
2021年にリリースされたリマスターバージョンでは、よりアーバンポップな雰囲気に仕上がっています。
どこか懐かしくも新しいサウンドにのせて、彼女のしなやかな歌声が響きます。
恋や人生に悩んだ時に、そっと手を差し伸べてくれるようなメッセージが詰まった楽曲です。
夜の街を背景にドライブしたり、眠れない夜のおともに聴いてみてくださいね。
【センチメンタルに浸りたい】感傷的な空気感があふれる邦楽の名曲(11〜20)
Come Back To Mem-flo

ダンスナンバーや技巧派ラップに定評があるm-floの、あえて派手さを抑えた情緒あるトラックです。
2000年リリースの『Come Back To Me』は、安室奈美恵さんや宇多田ヒカルさんが流行させたR&Bの雰囲気を受け継いだようなかっこいい系のバラード。
美しい高音だけでなく、ボーカルのLISAさんがささやく低音にも注意を向けて聴いてみてください。
韻を踏みすぎず、声を張りすぎずのジェントルな音楽は、ダンスフロアよりむしろバスルームや寝室で聴きたくなりますね。
あの頃のままブレッド&バター

おしゃれな古着屋さんや美容室で鳴っていても違和感がないようなすてきな昭和ポップスを歌うのは、ブレッド&バターのお2人。
この兄弟の持つハーモニーは、フォークのレジェンドである狩人のお2人とはまた異なったアプローチで心に届きますね。
洋楽を由来としたおしゃれさと、邦楽の持つ独特の哀愁が絶妙のバランスで成り立った、とっても聞き応えのある歌と伴奏です。
聴くたびに新しい発見のある哲学的な歌詞にも注目したい1曲。
時はかげろうカルロストシキ&オメガトライブ

ここ数年で再評価されているシティポップの中でも、とくに輝かしい音楽を鳴らすカルロス・トシキ&オメガトライブの作品です。
この曲では、作詞作曲を松任谷由実さんが担当されています。
このバージョンを聴くと、オメガトライブは完全にメロディとハーモニーを自分のものにされていますね。
キラキラしたバブリーな雰囲気のイントロですが、聴けば聴くほど虚しさも同時に押し寄せてきます。
いつの時代にも悲しみや虚しさを抱える人がいたのだと、この曲が証明しているかのようですね。
夏音優里

どこか心が寂しくなる季節の変わり目に聴いてほしいのがこちらの『夏音』。
シンガーソングライターの優里さんが2021年にリリースしました。
ひと夏をともに過ごした大切な人とのやりとりが描かれています。
ノスタルジックな風景が思い浮かぶような、切なくも温かいメロディーが心を癒やすでしょう。
彼のエモーショナルな歌声からも、季節が終わるようすが感じられます。
愛する人と出会えた喜びを描いた楽曲に心を預けてみてはいかがでしょうか。