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【センチメンタルに浸りたい】感傷的な空気感があふれる邦楽の名曲

ふと感傷的な気持ちになってしまうことってありますよね。

元気を出すのもいいですが、そんな時はありのままに過ごしてみるのもいいかもしれませんね。

この記事ではセンチメンタルな日にゆったりと浸れるような曲をピックアップしました。

流れに身をまかせてこういった名曲を聴くとなんだか癒やされます。

秋の夜はもちろん、いろいろな季節やシチュエーションで聴ける曲がありますのでぜひ、あなたのセンチメンタルな心にフィットする曲を見つけてみてくださいね。

【センチメンタルに浸りたい】感傷的な空気感があふれる邦楽の名曲(21〜30)

染まるよチャットモンチー

チャットモンチー 『「染まるよ」Music Video』
染まるよチャットモンチー

アナログ時計が秒針を刻むかのようなイントロを受けて、強気に生きようとしながらも決して強くないはずの女性が本音を歌い上げるチャットモンチーの名曲です。

月明かり、街灯、紫煙、白い吐息、渋いグランジのようなキーワードが、悲しみを表に出さないクールな心を見事に表現していますね。

伴奏だけで夜明けから朝方あたりの時間帯をイメージしてしまう点からも、バンドがどれだけ繊細で高度な演奏をしているのかがわかるはずです。

メロディー玉置浩二

玉置浩二 『メロディー』Live at Tokyo International Forum 1997/11/22
メロディー玉置浩二

大人の色気がただよう玉置浩二さんのバラード。

過去を振り返ったとき、たいていその景色は輝いているものです。

歌詞のほとんどが過去形で表現されていて、サビに入る前から涙が出そうになりますね。

玉置さんはこの曲を相当歌いこんでおられるようで、1996年リリースのオリジナル版だけでなく、さまざまなバージョンで聴けます。

ぜひそれぞれのバージョンを聴き比べてみてください。

まったく同じ歌詞がいろいろな景色を見せてくれることでしょう。

サヨナラCOLORSUPER BUTTER DOG

現在はレキシで活躍されている池田貴史さんも在籍していた、SUPER BUTTER DOGの意外で繊細な1曲。

彼らの音楽といえば、全身でノリノリに踊りたくなるファンキーなグルーヴ、聴いてるだけで笑ってしまうような明るい歌詞などがその特徴ですが、『サヨナラCOLOR』では引き算の美学が徹底されています。

ファンの間でも人気のこの曲が持つ魅力は、竹中直人さんも感動して同名の映画を撮ってしまったほどです。

余計な音を出さないのも立派なグルーヴなのだと再認識させられます。

ベルガモット友成空

友成空(TOMONARI SORA) – “ベルガモット” [Lyric Video]
ベルガモット友成空

都会の孤独が映し出された、魅惑的なアーバンポップです。

友成空さんの作品で、2025年2月に発表されました。

ベースとなるシティポップのサウンドにレトロフューチャーな音楽性が加わり、オシャレな仕上がりに。

また耳に残る、美しいメロディーも印象的です。

歌詞では香りと記憶がリンクした恋の物語が展開されていきます。

思い出にひたりたい夜にぴったりな1曲ではないでしょうか。

スキマスイッチ

スキマスイッチ – 「奏(かなで)」Music Video : SUKIMASWITCH / KANADE Music Video
奏スキマスイッチ

淡い光を浴びて輝くピアノの音色から始まる、心温まるバラード。

別れと出会いを経て変わっていく世界の輝きを、透明感のある声で情感たっぷりに歌い上げる、スキマスイッチの珠玉の名曲です。

2004年3月に公開された本作は、38週にわたるロングヒットを記録。

映画『ラフ ROUGH』の挿入歌や、フジテレビ系ドラマ『卒うた』の主題歌として使用され、多くの人々の心に寄り添い続けています。

アルバム『夏雲ノイズ』『グレイテスト・ヒッツ』『DOUBLES BEST』にも収録され、年月を重ねるごとに深みを増す魅力を放っています。

ラウンジで夜景を眺めながら、大切な人との思い出に浸りたい時にオススメの一曲です。

エレジーBONNIE PINK

静かな旋律と深い祈りが響きあう珠玉のバラード。

BONNIE PINKさんの優しい歌声と、静かに心を打つメロディが織りなす本作は、2022年8月に被爆者ドキュメンタリー映画『for you 人のために』と『生きる FROM NAGASAKI』のエンディングテーマとして書き下ろされました。

アルバム『Infinity』に収められた本作では、人生の迷いや葛藤を見つめながらも、未来への希望を紡ぐ力強いメッセージが込められています。

Ovallのベーシスト・プロデューサーが手掛けた、ピアノとギターが美しく溶け合う洗練されたサウンドも聴きどころです。

穏やかな夕暮れ時や、大切な人への思いを深める静かな時間に、心に寄り添う一曲として、きっと優しい光を届けてくれることでしょう。

夜撫でるメノウAyase

夜撫でるメノウ / Ayase (self cover)
夜撫でるメノウAyase

深い夜の情景を切なく描き出す、Ayaseさんのソロプロジェクトによる美しいバラードです。

2019年11月に1st EP『幽霊東京』に収録された本作は、愛する人との別れを決意せざるを得ない男女の感情を鮮やかに表現しています。

終電を過ぎた夜の街で、二人の関係を振り返り、やがて訪れる別れの予感に心を締め付けられる青年のもどかしい思いが、都会的でメロウなサウンドと共に描かれています。

終点のない夜を願いながらも現実を受け入れようとする感情の揺れ、相手を思いやる優しさと後悔の念が、哀愁漂うメロディラインと共に心に染みわたります。

夜のドライブや静かな時間を過ごしたい時にぴったりの、大人の色気と繊細な感情表現が光る作品です。