弾き語り、と聞くと、昭和のフォークソングをイメージされることも多いのではないでしょうか。
近年ではSNSやサブスクの影響から古き良き楽曲がリバイバルヒットすることも多く、世代に関係なく名曲を聴けるようになりましたよね。
今回は、そんな昭和の楽曲から弾き語りにおすすめしたいナンバーをご紹介します。
どの楽曲もアコースティックギターの音色が胸に沁みるものばかりですので、ぜひお気に入りの楽曲を見つけてくださいね!
色あせない名曲ばかり!弾き語りにおすすめしたい昭和のヒットソング(1〜20)
結婚しようよ吉田拓郎

日本の音楽シーンにおけるフォークソングの地位を大きく変えた楽曲として知られています。
1972年1月21日にリリースされたシングル曲で、それまでのプロテストソングのイメージを一新し、カラフルな言葉遣いと独特のアレンジで、新しいフォークソングの形を提示しました。
吉田拓郎さんはこの曲を通じて、フォークソングが若者のポップミュージックとして広く受け入れられるきっかけを作りました。
本作のリリースは、1960年代後半の恋愛結婚の普及という時代背景のもとで、男性から女性への積極的なプロポーズを描いた内容となっており、当時としては非常に斬新なアプローチでした。
アコースティックギターの音色が胸に沁み、世代を超えて愛され続ける名曲といえるでしょう。
巡恋歌長渕剛

昭和を代表する名曲の一つとして知られる通算2作目のシングル曲。
哀愁漂うメロディーとセンチメンタルな歌詞が、聴く人の心に深く染み渡りますね。
長渕剛さんの力強くも繊細な歌声と、アコースティックギターの音色が見事に調和した楽曲です。
1978年10月にリリースされたこの曲は、長渕さんの再デビュー作として注目を集めました。
全国をギターケース片手に巡業して回るという、当時としては珍しいプロモーション方法も話題を呼びました。
ゆったりとしたテンポと比較的狭い音域で構成されているため、弾き語りに挑戦してみたい方にもおすすめです。
神田川かぐや姫

貧しくも幸せな若者の日々と切ない別れを描いたかぐや姫の代表作。
1973年9月にリリースされ、160万枚もの売上を記録したフォークソングです。
貧しい学生たちの生活や感情を描写した歌詞は、当時の若者文化を象徴する「四畳半フォーク」のスタイルで表現されています。
純粋な愛と社会の価値観との葛藤が、リスナーの心に深く響く楽曲となっていますね。
多くのアーティストによってカバーされ、世代を超えて愛され続けている名曲です。
フォークギターの優しい音色とともに、心に沁みる歌声を聴かせてくれる一曲。
大切な人と過ごす何気ない日常の幸せを感じたい時にピッタリの楽曲ですよ。
なごり雪イルカ

雪が降る中での別れを描いた、イルカさんの代表曲。
淡々とした歌詞の中に切ない情感が込められており、多くの人々の心に響く楽曲となっています。
1975年にリリースされ、大ヒットを記録。
イルカさんのシンガーとしての地位を不動のものとしました。
フォークソングの魅力が詰まった本作は、アコースティックギターの音色が心地よく、どの世代の方にも親しみやすい曲調となっていますよ。
春の訪れを感じる時期に聴きたくなる1曲で、カラオケでも選曲しやすいナンバーです。
フォークソングの名曲を歌ってみたい方にぴったりですよ。
さとうきび畑森山良子

昭和の歌謡シーンを彩る名曲として知られる本作。
戦争の悲しみと平和への願いを込めた歌詞が、多くの人々の心に響きます。
アコースティックギターの優しい音色に乗せて歌われるメロディーは、深い感動を呼び起こしますね。
1969年にアルバム『森山良子カレッジ・フォーク・アルバムNo.2』で初めてレコード化されて以来、長く愛され続けています。
弾き語りで披露すれば、きっと聴く人の心に沁みる一曲になるのではないでしょうか。