【高齢者向け】特養でみんなが参加できるレクリエーション
特別養護老人ホームでは、レクリエーションが頻繁に行われています。
さまざまな身体状況の方がともに暮らしているなかで、「入居者全員で楽しめるレクリエーションはないか」と頭を悩ませている職員さんもいらっしゃるかもしれません。
今回は、幅広い身体状況の方に楽しんでいただけるレクリエーションをご紹介します。
レクリエーションは運動機能や認知能力を維持するだけではなく、他者との交流を深める上で大切です。
脳トレになるものから、体を動かすものまで幅広くご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
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【高齢者向け】特養でみんなが参加できるレクリエーション(1〜10)
音楽療法 ハンドベル演奏会

ハンドベルを使った音楽療法をご紹介します。
1人ひとりが音階を担当するハンドベルですが、実は集中力が必要なんです。
知っている童謡であっても、自分がいつ音を出すのかを覚えておく必要がありますね。
また、音を出すタイミングも重要です。
音もどのくらいの大きさを出せば良いか、腕の動きで調整する必要があるなど、脳へたくさんの刺激が送られるため、脳トレの効果が期待できますよ。
また、グループでおこなうことが多いので、参加者同士の交流が生まれやすく、できた時の達成感もひとしおです。
回想法レク 昭和初期の懐かしい昔の道具
回想法とは、テーマを決めて過去の記憶を呼び起こし、その当時の風景や環境、自分を見つめ直す心理療法の1つです。
当時を思い出すために、昔に使った道具の写真や動画、可能であれば実物を用意すると良いでしょう。
「この道具はこのようにして使った」「畑仕事が終わってから夜に使った」「うまく使えずに叱られた」など、使い方や使った時の時間帯や状況など、当時を詳細に思い出すことでさまざまな記憶を呼び起こします。
関連したエピソードが知れたり、ご本人も忘れていた思い出を思い出すこともあるかもしれませんよ。
継続しておこなうことで認知機能を改善する効果があるとされています。
口腔体操

口の周りの筋肉や口の中、舌などを鍛える口腔体操。
食事するための大事なかむ、飲み込むといった動作をスムーズに、そして誤えんを防ぐためにも大切な口腔体操をみなさんで楽しんでみませんか?
基本的には口を動かす体操なので道具やスペースもいらず、手軽にその場で楽しめるレクリエーションです。
音楽に合わせて体操する場合も多いので童謡を職員さんが歌ったり、パソコンやスピーカーなどで音楽を流しながら楽しんでも。
レクリエーションとして楽しみながらトレーニングしてもらいたいですよね。
【高齢者向け】特養でみんなが参加できるレクリエーション(11〜20)
新聞紙を使ったレクリエーション

手軽に準備ができる「新聞紙のレクリエーション」のご紹介です。
新聞紙がある特養は多いですよね。
工夫次第では新聞紙で、脳トレや認知症予防にも効果が期待できる、レクリエーションが楽しめます。
新聞紙を長細くちぎったり、チラシをパズルにしてみましょう。
指先の運動や、集中力や右脳を鍛えることにつながりますよ。
さらに新聞紙の輪投げは、投げるときに上半身の体操になったり、ほかの方と交流が生まれそうですね。
輪投げのチーム対抗戦にしても楽しむなど、用途が多い新聞紙のレクリエーションのアイデアです。
風船バレー

座ったままで楽しめる、上半身を思いっきり動かして楽しむ風船バレーをやってみましょう!
風船はふわふわとして軽いのでケガをする心配も少なく、子供から高齢の方まで楽しめるレク。
参加者で輪になって座り、風船を手で打って風船のラリーを楽しんだり、人数が多い場合は対面で座ってチームに分かれて対戦してみるのもオススメです。
職員さんのかけ声でもとても盛り上がるので鳴り物などを入れて応援してみても。
応用として、うちわを使って風船を打ち返すのも楽しいですよ。
ナンバーコップ

「ナンバーコップ」ゲームは紙コップに書かれた数字と、紙に書かれた数字を一致させて遊びます。
数字を覚えることが脳のトレーニングになり、紙コップを持って置くことで腕や手のトレーニング効果が期待できます。
お一人でも楽しめますが、対抗戦にしても盛り上がりそうですよね。
シンプルな内容のゲームですが、そこがポイントですよ。
脳トレをより効果的にするためは「継続しておこなう」ことだそうです。
さらに、楽しいと「次はあれもしてみたい」といった意欲にもつながります。
今回ご紹介したナンバーコップをぜひ、活用してみてくださいね。
ジェスチャーゲーム

体を動かし答えてもらう「ジェスチャーゲーム」です。
ジェスチャーゲームは、音や声のない動きといった数少ないヒントから、答えを導きだすので脳トレ効果が期待できますよ。
さらに答えにつながる動きをしたり、観察することで体と心のリフレッシュ効果もあるようです。
体を動かすことが難しい高齢者の方の場合は、椅子に座ってもジェスチャーできるような問題を、用意しておくなど工夫してみてくださいね。
声がない動きがユーモラスに感じられたり、動きから答えを考えるなど盛り上がる要素がたくさんあります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。