【高齢者向け】特養でみんなが参加できるレクリエーション
特別養護老人ホームでは、レクリエーションが頻繁に行われています。
さまざまな身体状況の方がともに暮らしているなかで、「入居者全員で楽しめるレクリエーションはないか」と頭を悩ませている職員さんもいらっしゃるかもしれません。
今回は、幅広い身体状況の方に楽しんでいただけるレクリエーションをご紹介します。
レクリエーションは運動機能や認知能力を維持するだけではなく、他者との交流を深める上で大切です。
脳トレになるものから、体を動かすものまで幅広くご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
【高齢者向け】特養でみんなが参加できるレクリエーション(21〜30)
あるなしクイズ

ホワイトボードレク、脳トレとしてもオススメなのがあるなしクイズ。
「ある」と「なし」に分けたワードがずらりと並び、「ある」方には共通点が、「なし」の方はそれに当てはまらないという言葉を書き出してその共通点が何かを答えてもらいます。
一気に書き出してみるのもいいですし、あるとなしを一つずつ書き出してだんだんヒントが増えてくるという形で考えてもらっても。
ホワイトボードがあれば遊べるので道具もいらず、お手軽に楽しめるレクです。
ボウリング

若い頃はボウリングが趣味だった、という方もきっといらっしゃると思います。
室内で楽しめるボウリングを手作りで楽しんでみましょう。
ペットボトルをピンに、ボウリングの玉は100円ショップなどで手に入るゴムボールを利用しましょう。
ペットボトルは大きさを同じにしてもいいですし、大きさを変えて得点制にしてみても盛り上がるのではないでしょうか?
ペットボトルに色画用紙を巻いてピンをデコレーションしてみるのもオススメです。
ピンが倒れた時の爽快感を味わってもらいましょう。
【高齢者向け】特養でみんなが参加できるレクリエーション(31〜40)
玉入れ

座ったままでも楽しめる玉入れをレクリエーションに取り入れてみるのはどうでしょうか?
玉入れは運動会のイメージがありますが玉を入れるカゴの大きさや置き場所、距離によって難易度がかわってくるので応用しやすいゲーム。
人数が多いのであればチーム分けをして、対戦形式で楽しめます。
カゴを小さくしてみたり、高い位置にしてみたり、職員の方が動きながらカゴを移動させるというのも盛り上がります。
最後にみんなで入った玉の数を数えるのも楽しいですよ。
計算ゲーム

暗算、計算を楽しむ計算ゲームをやってみましょう。
普通に計算する、というのは難しく感じたり苦手意識のある方も多いと思うのでゲーム、クイズ要素を取り入れてやってみると盛り上がります。
お買い物ゲームとして1000円持っていました、250円のナスと180円のトマトを買いました、というようにお釣り計算ゲームにしたり、その場にある小銭が合計でいくらになるか、などのクイズにして楽しんでみましょう。
考える時間はたっぷりと取ってくださいね。
おわりに
高齢者の方にとって、運動機能や認知能力を維持する上で、レクリエーションは欠かせないものです。
高齢者の方々が楽しみながら参加することで、生きがいや生活の質の向上につながります。
中にはレクリエーションを好ましく思わない高齢者もいらっしゃいます。
本人の意思を尊重しながら、できる限り参加者が孤立しないようにサポートしてあげてくださいね。