特別養護老人ホームでは、レクリエーションが頻繁に行われています。
さまざまな身体状況の方がともに暮らしているなかで、「入居者全員で楽しめるレクリエーションはないか」と頭を悩ませている職員さんもいらっしゃるかもしれません。
今回は、幅広い身体状況の方に楽しんでいただけるレクリエーションをご紹介します。
レクリエーションは運動機能や認知能力を維持するだけではなく、他者との交流を深める上で大切です。
脳トレになるものから、体を動かすものまで幅広くご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
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もくじ
【高齢者向け】特養でみんなが参加できるレクリエーション(1〜20)
グーチョキパー体操

グーチョキパーの手の動きで脳を活性化させる体操をご紹介します。
手にはさまざまな神経があり、指先を使うことでそこからたくさんの刺激が脳に伝わることから、手は「第二の脳」と言われています。
この体操ではグーチョキパーの順だけでなく、逆にしたり、間に手拍子を入れたりと、常に新鮮な刺激を伝え続けることで脳が飽きずに刺激を感じられるよう工夫がされているほか、思わずクスリと笑ってしまう工夫がされています。
笑うことで免疫力があがるという研究もありますので、健康維持と認知機能の低下予防に最適な体操と言えるでしょう。
座ってできるリズム体操 昭和の名曲

今回は懐かしい昭和の名曲に合わせて体を動かす歌体操をご紹介します。
体を動かすことを踏まえ、はじめはゆっくりとしたテンポのものを選ぶと良いでしょう。
音楽に合わせて体を動かす時、脳の中ではリズムをとることと、体を動かすことと、次はどうするかを考えるといった活動が連続して行われています。
そのため、たくさんの刺激が脳を活性化させ、脳トレの効果も期待できると言われています。
慣れてきたら、体を動かしながら歌うといった活動を追加すると、より脳を刺激してくれることでしょう。
無理のない範囲で、楽しみながらおこなってみてくださいね。
回想法レク 昭和初期の懐かしい昔の道具
回想法とは、テーマを決めて過去の記憶を呼び起こし、その当時の風景や環境、自分を見つめ直す心理療法の1つです。
当時を思い出すために、昔に使った道具の写真や動画、可能であれば実物を用意すると良いでしょう。
「この道具はこのようにして使った」「畑仕事が終わってから夜に使った」「うまく使えずに叱られた」など、使い方や使った時の時間帯や状況など、当時を詳細に思い出すことでさまざまな記憶を呼び起こします。
関連したエピソードが知れたり、ご本人も忘れていた思い出を思い出すこともあるかもしれませんよ。
継続しておこなうことで認知機能を改善する効果があるとされています。
音楽療法~楽しくリズム編~

音楽を使ったレクリエーションは多くの方に好まれていますよね。
今回は、リズムに合わせた音楽療法のアイディアをご紹介します。
リズムに合わせて体を動かす時には、リズムを「聞く」ことと、リズムに合わせて「動く」、といった2つの動きを同時に処理するデュアルタスクとなるため、脳が目いっぱい働く状況を生み出します。
何より、音楽に合わせて皆で体を動かすことは、盛り上がりや一体感が生まれやすいため、楽しくおこなう事ができますよ。
近くの公園までお散歩レク

温かくなり、天候が穏やかな時にオススメしたいのがお散歩レクです。
実はお散歩、とってもいいことづくめなんです!
日光に当たることで体内にビタミンDが作られ、骨を丈夫にする働きをしてくれます。
日時と目的地を決めて外出することは見当識という状況把握の能力を活用しますし、外出の準備や、道順をたどって行動することは実行機能という目的を達成するための能力を使います。
歩く場合はさらに筋力維持や血流の向上など、さまざまな効果が期待できますよ。
車椅子であっても、いつもと違う一日の過ごし方は心身のリフレッシュになりますので、ぜひおこなってみてください。