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【2025】七夕に聴きたい洋楽の名曲。星や天の川に関わるラブソング

7月の行事といえば「七夕」が真っ先に思い浮かぶという方もきっと多いとは思いますが、実は七夕って中国の行事が奈良時代に日本に伝わったものなのですね。

西洋では日本を通じてアメリカなどでも七夕を祝う風習などはあるそうですが、七夕には欠かせない「天の川」をテーマとした曲はいくつか存在します。

そこで今回は、七夕に聴きたい洋楽の名曲というテーマで天の川や星空、星々について歌った曲を中心にご紹介!

歌詞に天の川が出てくる曲なども含めてピックアップしていますから、意外な発見があるかもしれませんよ。

【2025】七夕に聴きたい洋楽の名曲。星や天の川に関わるラブソング(6〜10)

Walking On The Milky WayOrchestral Manoeuvres in the Dark

Orchestral Manoeuvres In The Dark – Walking On The Milky Way
Walking On The Milky WayOrchestral Manoeuvres in the Dark

天の川を歩くという壮大なタイトルを持つこの楽曲は、イギリスの電子音楽界を牽引するオーケストラル・マニューヴァーズ・イン・ザ・ダークが1996年に発表したシンセポップの名曲です。

アンディ・マクラスキーさんが自身で最高傑作の一つと語るだけあって、ストリングスを取り入れた壮大なサウンドとバロックポップの要素が見事に融合された楽曲となっています。

本作はアルバム『Universal』に収録され、UKシングルチャートで17位を記録しましたが、当時BBC Radio 1では「トレンディではない」との理由で放送されないという憂き目にあった楽曲でもあります。

しかし、BBC「Top of the Pops」でフルオーケストラをバックに演奏された映像は今も語り草となっていますよ。

宇宙的なスケール感と美しいメロディに包まれて、七夕の夜空を見上げながらぜひ聴いてみてください。

Milky WayGGK

架空のアーティストながら、その神秘的な世界観と楽曲のクオリティの高さで多くのファンを魅了しているのが、アニメ『キャロル&チューズデイ』に登場するGGKさんです。

実際の歌唱はアメリカのシンガーソングライター、マディソン・マクフェリンさんが担当し、宇宙的で幻想的なサウンドが特徴的なアーティストとして描かれています。

彼女の代表的な楽曲は、天の川への憧憬を歌った美しいラブソングで、エレクトロニックとR&Bを融合させた洗練されたサウンドプロダクションが印象的です。

恋人同士が星空を見上げながら過ごす穏やかな時間から、現実を離れて宇宙へと旅立つような夢想的なイメージまで、ロマンチックな歌詞が心に響きます。

本作は2019年7月にアルバム『キャロル&チューズデイ VOCAL COLLECTION Vol.1』に収録され、アニメの劇中歌として使用されました。

七夕の夜に恋人と星空を眺めながら聴きたい、まさに理想的な一曲ですね。

I Love It (feat. Charli XCX)Icona pop

Icona Pop – I Love It (feat. Charli XCX) [OFFICIAL VIDEO]
I Love It (feat. Charli XCX)Icona pop

スウェーデン出身のエレクトロポップ・デュオ、アイコナ・ポップさんが2012年にリリースしたシャーリー・エックス・シー・エックスさんをフィーチャーした楽曲です。

失恋後の解放感と反抗心を力強いシンセサウンドに乗せた本作は、歌詞に天の川を意味する「Milky Way」が登場し、宇宙的なロマンスと現実的な感情が交錯する興味深い構成となっています。

スウェーデンで2位、アメリカで7位を記録し、イギリスでは1位を獲得した世界的ヒット曲で、HBOドラマ『Girls』でも使用されました。

エネルギッシュで反抗的なメッセージは、恋愛で傷ついた経験のある方や、自分らしさを取り戻したい時にぴったりの楽曲ですよ。

Counting StarsOneRepublic

2007年にデビュー・アルバムをリリース以降、キャッチーで親しみやすいメロディを武器として、老若男女問わず愛される楽曲を生み出し続けるアメリカのバンド、ワンリパブリック。

今回紹介している楽曲は、2013年にリリースされた通算3枚目のアルバム『Native』のシングル曲として発表され、大ヒットを記録した彼らの代表曲の1つです。

ポップソングのお手本のような見事な楽曲で、堅実なバンド・アンサンブルと印象的なキーボードのフレーズ、シンガロング必至のメロディで魅せる名曲ですよね。

歌詞に目を向けると、金ではなく星を数えよう、といったような鋭い言葉に思わずハッとさせられます。

Milky WaySyd Barrett

イギリス・ケンブリッジ出身のシド・バレットさんといえば、伝説的バンド「ピンク・フロイド」の創設メンバーとして知られる人物ですが、1968年にバンドを脱退した後のソロ活動で残した楽曲群も見逃せません。

1988年10月にリリースされたアルバム『Opel』に収録されているこの楽曲は、1970年6月にアビーロード・スタジオで録音された未発表音源の1つで、元バンドメイトのデヴィッド・ギルモアさんがプロデュースを手掛けました。

サイケデリック・フォークの要素を持ちながらも、より内省的で夢幻的な雰囲気が漂う本作は、バレットさんの繊細なギターワークと独特のボーカルスタイルが融合し、聴く者を幻想的な音世界へと誘います。

天の川をテーマとした楽曲として、七夕の夜にぴったりな1曲ですね。