【2025】七夕に聴きたい洋楽の名曲。星や天の川に関わるラブソング
7月の行事といえば「七夕」が真っ先に思い浮かぶという方もきっと多いとは思いますが、実は七夕って中国の行事が奈良時代に日本に伝わったものなのですね。
西洋では日本を通じてアメリカなどでも七夕を祝う風習などはあるそうですが、七夕には欠かせない「天の川」をテーマとした曲はいくつか存在します。
そこで今回は、七夕に聴きたい洋楽の名曲というテーマで天の川や星空、星々について歌った曲を中心にご紹介!
歌詞に天の川が出てくる曲なども含めてピックアップしていますから、意外な発見があるかもしれませんよ。
【2025】七夕に聴きたい洋楽の名曲。星や天の川に関わるラブソング(1〜10)
StargazingMyles Smith

イギリス・ルートン出身のシンガーソングライター、マイルズ・スミスさんが2024年5月にリリースした楽曲は、天の川を見上げるような感覚で愛の普遍性を描いた美しいラブソングです。
TikTokから火がついて世界中で話題となったこの作品は、運命的な出会いと魂の結びつきをテーマに、星空の下で過ごす恋人同士の深い絆を歌っています。
アコースティックギターを基盤とした温かなサウンドと、フォークとポップを融合させた彼独自の音楽性が印象的で、デビューEP『You Promised a Lifetime』にも収録されました。
イギリスのシングルチャートで4位を記録し、複数の国でプラチナ認定を受けるなど商業的にも大成功を収めています。
恋に落ちる瞬間の高揚感や、七夕の日に細空を眺めながら愛する人と過ごす時間の尊さを実感したい方にぴったりの一曲ですね。
Under The Milky WayThe Church

オーストラリア出身のネオサイケデリック・バンドとして40年以上活動を続けるザ・チャーチが1988年に発表したこの楽曲は、天の川をテーマとした幻想的なラブソングの傑作です!
アルバム『Starfish』に収録されたこの楽曲は、バンドのフロントマンであるスティーヴ・キルベイさんと当時のパートナーであるカリン・ヤンソンさんが共作したもので、タイトルはアムステルダムの音楽施設「Melkweg(天の川の意)」に由来しています。
12弦アコースティックギターとEBowを使用したフェンダー・ジャズマスターによる神秘的なサウンドが特徴で、映画『ドニー・ダーコ』のパーティーシーンでも使用されたことで再び注目を集めました。
抽象的で詩的な歌詞は聴く人によってさまざまな解釈が可能で、星空を見上げながら大切な人への想いを馳せる夜にぴったりの名曲ですね。
Milky WayEarth, Wind & Fire

宇宙的なサウンドスケープと神秘的な雰囲気で彩られた、アメリカのファンク・ソウル・グループの代表的ナンバーの1つではないでしょうか?
1983年11月にリリースされたアルバム『Electric Universe』に収録されたこの楽曲は、アース・ウィンド・アンド・ファイアーが従来のファンクやソウルから音楽的方向性を転換し、ニューウェーブやシンセポップの要素を大胆に取り入れた意欲作です。
フィリップ・ベイリーさんの美しいファルセットボーカルと、シンセサイザーを駆使した幻想的なアレンジが織り成すサウンドは、まさに天の川を思わせる壮大なスケール感を演出していますよね。
約5分23秒という楽曲の長さも、リスナーを宇宙空間へと誘う十分な時間を提供してくれます。
七夕の夜に星空を見上げながら聴けば、織姫と彦星の物語に思いを馳せることができそうです。
DreamerLaufey

アイスランド出身のシンガーソングライター、ラウフェイさんが2023年9月にアルバム『Bewitched』からリリースしたシングル曲です。
恋愛の失望を経験しながらも夢見る心を失わない女性を描いた楽曲で、歌詞にはMilky Wayという言葉も登場し、天の川のような美しい世界観を演出しています。
ジャズとポップスを融合させた彼女独特の音楽スタイルで、静かなピアノから始まり徐々に豊かな音の広がりを見せる本作は、エラ・フィッツジェラルドを彷彿とさせる温かみのある歌声が印象的。
星空を見上げながら、恋愛に悩む夜や新しい希望を見つけたい時にぴったりの名曲ですよ。
Milky WayNeil Young & Crazy Horse

天の川を意味するタイトルが示すように、宇宙的な静寂と美しさを湛えた約6分にわたる壮大なバラード。
カナダ出身のニール・ヤングさんとクレイジー・ホースが、2019年10月にリリースしたアルバム『Colorado』からの先行シングルとして8月に発表された本作は、7年ぶりの再結成作品として大きな注目を集めました。
コロラド州ロッキー山脈の「Studio in the Clouds」で録音されたこの楽曲は、まるで星空に響くかのような幻想的なギター・ソロと、時の流れや愛をテーマにした詩的な歌詞が心に深く響きます。
七夕の夜に天の川を見上げながら聴けば、織姫と彦星の物語とも重なって、一層ロマンチックな気持ちになれることでしょう。
Walking On The Milky WayOrchestral Manoeuvres in the Dark

天の川を歩くという壮大なタイトルを持つこの楽曲は、イギリスの電子音楽界を牽引するオーケストラル・マニューヴァーズ・イン・ザ・ダークが1996年に発表したシンセポップの名曲です。
アンディ・マクラスキーさんが自身で最高傑作の一つと語るだけあって、ストリングスを取り入れた壮大なサウンドとバロックポップの要素が見事に融合された楽曲となっています。
本作はアルバム『Universal』に収録され、UKシングルチャートで17位を記録しましたが、当時BBC Radio 1では「トレンディではない」との理由で放送されないという憂き目にあった楽曲でもあります。
しかし、BBC「Top of the Pops」でフルオーケストラをバックに演奏された映像は今も語り草となっていますよ。
宇宙的なスケール感と美しいメロディに包まれて、七夕の夜空を見上げながらぜひ聴いてみてください。
Milky WayGGK

架空のアーティストながら、その神秘的な世界観と楽曲のクオリティの高さで多くのファンを魅了しているのが、アニメ『キャロル&チューズデイ』に登場するGGKさんです。
実際の歌唱はアメリカのシンガーソングライター、マディソン・マクフェリンさんが担当し、宇宙的で幻想的なサウンドが特徴的なアーティストとして描かれています。
彼女の代表的な楽曲は、天の川への憧憬を歌った美しいラブソングで、エレクトロニックとR&Bを融合させた洗練されたサウンドプロダクションが印象的です。
恋人同士が星空を見上げながら過ごす穏やかな時間から、現実を離れて宇宙へと旅立つような夢想的なイメージまで、ロマンチックな歌詞が心に響きます。
本作は2019年7月にアルバム『キャロル&チューズデイ VOCAL COLLECTION Vol.1』に収録され、アニメの劇中歌として使用されました。
七夕の夜に恋人と星空を眺めながら聴きたい、まさに理想的な一曲ですね。