台湾のおすすめバンド。アジアシーンを盛り上げる注目バンド
アジア音楽シーンで独自の輝きを放つ台湾。
華やかなポップスからオルタナティブロック、エレクトロニカまで、多彩なジャンルを横断する才能豊かなバンドが次々と誕生しています。
豊かな楽曲の数々は、台湾ならではの文化的多様性を映し出しているんですよね。
洗練されたサウンドプロダクションとスタイリッシュなビジュアルで魅せるおしゃれなバンドも数多く、日本での公演や日本のアーティストとのコラボレーションも活発化し注目されていますよ。
そんな台湾音楽の新たな潮流をけん引するバンドたちを紹介していきます!
台湾のおすすめバンド。アジアシーンを盛り上げる注目バンド(11〜20)
愛人錯過告五人 Accusefive

アキューズファイブは、2017年結成の男女ツインボーカルが光る3ピースロックバンドです。
フォークロックを基調としつつ、シンセポップなども織り交ぜた多彩な音楽は、まるで万華鏡のようですね。
デビューEP『迷霧之子』や、アルバム『Somewhere in Time, I Love You』を通じて、その名を広めていきました。
彼らの生み出すハーモニーは、聴く人の心に優しく寄り添うようです。
2018年にはゴールデン・インディー・ミュージック・アワードで最優秀新人賞を手にし、2024年の金曲奨では『In The Clouds』が最優秀楽曲賞を受賞。
同年11月のKT Zepp Yokohamaでの日本初ワンマンライブも満員御礼となるなど、その人気は確かなものです。
優しい歌声に癒やされたい時も、少しクールな音に浸りたい時も、彼らの音楽はきっと応えてくれますよ。
以為春麺楽隊 ChuNoodle

温かくも知的な音楽体験を求めるなら、チュヌードルを聴いてみてください!
客家語の柔らかなボーカルにクラリネット、バスクラリネットが絡み合うサウンドがすてきなバンドです。
ポップスとジャズ、ワールドミュージックの要素が溶け合ったクロスオーバーな音楽性が持ち味です。
2019年頃から活動の幅を広げ、アルバム『到底』に収録の『爬山』や、日本の童謡の一節が日本語で優しく歌われる『以為』で、彼らならではの世界観を表現。
2019年の金音奨でベストクロスオーバー・ワールドミュージックアワードを受賞、2021年にはシンガポールのFresh Music Awardで最優秀新人バンド賞に輝き、ますます注目が集まっています。
心地よいアコースティックな響きや、異文化が織りなす音楽がお好きな方にオススメですよ!
我想和你一起溫蒂漫步 Wendy Wander

心地よい浮遊感と都会的なきらめきを届けてくれるのが、ウェンディワンダー。
2018年に結成されました。
ドリームポップやシティポップを基調に、多彩な要素を溶け込ませた「アーバンメロウポップ」とも形容される音楽性が特徴です。
2020年、自主制作によるアルバム『Spring Spring』の『我想和你一起』などが反響を呼びました。
日本のバンドBillyrromとの共作『Nightglow Dreamer』では、MUSIC AWARDS JAPANの2部門でエントリー。
洗練されたアジアのインディーサウンドや、日常に寄り添うロマンティックな音楽がお好みの方に、ぜひ一度聴いてみてほしいバンドです。
FingerElephant Gym

台湾の音楽シーンから世界へと羽ばたいたエレファントジム。
マスロックやジャズフュージョンを基盤に、独自の進化を遂げるインストゥルメンタルバンドです。
2012年に高雄で結成された3人組は、ベーシストKTチャンさんのダイナミックなプレイと、兄のテルチャンさん、ドラマーのチアチントゥさんによる精密なリズムセクションで、リスナーを魅了し続けています。
2013年にアルバム『Balance』でデビュー。
2018年には14カ国100公演のワールドツアーを敢行し、2023年に米国の「SXSW」にも参加。
日本のフジロックなど、各地のフェスでも存在感を示しています。
2024年の「第15回金音創作賞」ではベストバンド賞を受賞。
複雑なリズムパターンでありながら、耳馴染みの良いメロディとグルーヴ感で、インストゥルメンタル音楽への新たな扉を開いてくれるバンドです。
如果我們還在一起宇宙人 Cosmos People

2004年に結成された台湾の3人組バンド、コスモスピープル。
インディーポップやロックを基盤としつつ、ファンクやダンスポップの要素を大胆に取り入れた、グルーヴィーなサウンドが特徴です。
2009年にアルバム『Cosmos People』でデビューし、代表作にはアルバム『Earthwalk』や『10000 hours』があります。
2023年には音楽アワードの金曲奨で「最優秀バンド賞」に輝きました。
日常に心地よいリズムと明るいエネルギーをくれる音楽を探している方に、きっとすてきな発見をもたらしてくれるのではないでしょうか。
長途夜車滅火器 Fire EX.

高雄で2000年に結成されたファイヤーイーエックスは、台湾語を主軸に据えたパンクロックで聴く者の魂を揺さぶるバンドです。
2007年にアルバム『Let’s Go!』をリリース後、2014年には学生運動の象徴となった『Island’s Sunrise (島嶼天光)』が大きな共感を呼び、翌年の金曲奨で「最優秀楽曲賞」を受賞しました。
アルバム『無名英雄』では、2020年に「最優秀バンド賞」にも輝いています。
社会的なメッセージを込めた熱いサウンドは、まさに彼らの真骨頂。
パワフルなロックやメッセージ性の強い音楽を求める方に、きっと刺さるのではないでしょうか。
台湾のおすすめバンド。アジアシーンを盛り上げる注目バンド(21〜30)
世界盡頭TRASH樂團

2014に再びデビューしたTRASHバンドは2015年に「歸零/Start from Zero」というアルバムを発売しました。
この歌はアルバムの中の一曲です。
失敗しても、必ず支えてくれる人がそばにいますから、やり直せばいいという理念です。