【台湾の歌手】C-POP、台湾音楽のおすすめアーティスト
魅力が年々高まっているアジアミュージック、そして中華圏のポップス。
台湾から発信されている音楽も多いんですよね。
シティポップのようなムードや、ステキなボーカルが光る曲も多いです。
この記事ではそうした台湾のアーティストを紹介していきますね!
キャリアの長い歌手から、今見逃せないイチオシのアーティストまで、幅広く紹介しています。
台湾のグラミー賞でもある「金曲奨」も楽しいですし、日本になじみのある歌手の方までいろいろな発見があるかもしれませんね。
ぜひ台湾の音楽を一緒に楽しんでいきましょう!
【台湾の歌手】C-POP、台湾音楽のおすすめアーティスト(1〜10)
Honey If You’re ExtraYufu

70年代アメリカン・ソウルやファンクに強く影響を受けた音楽を生み出すユフさん。
ヴィンテージな趣と現代的な温かみを持つサウンドが魅力です。
ソロ活動は2021年のEP『To My Pen Pal』から本格化し、『Honey If You’re Extra』や『When?』といった楽曲は海外でも注目されましたね。
『To My Pen Pal』は、「金音創作奨」でベストR&Bアルバム賞にノミネート。
2025年1月にはアルバム『Heal Me Good』をリリースしました。
事故の苦難を乗り越え音楽を続ける姿勢も印象的ですね。
懐かしいソウルや心温まるグルーヴが好きな方にイチオシです!
長夜賽跑 NightsAndr

台湾発、ベッドルームから世界へ羽ばたくAndrさん。
独学で音楽制作を始め、オルタナティヴR&Bやインディーポップなどを融合させたジャンルレスなスタイルが特徴です。
2022年にデビューし、2024年10月には13曲を収録したアルバム『shhh, it’s under my bed』がリリースされました。
彼女の浮遊感あるボーカルに、英語と中国語を交えた内省的な歌詞が魅力的なんですよね。
第15回金曲奨の新人賞ノミネートや、2025年3月のSXSWシドニー出演など、国際的にも注目度が高まっています。
自分らしい表現を大切にする音楽や、多言語が織りなす新しいサウンドに触れたい方に、ぜひおすすめしたいアーティストです。
Leaving Taured feat. Yokkorio布萊梅 Bremen Entertainment Inc.

台湾のインディシーンで注目を集める男女混合4人組、ブレーメンエンターテインメントインク。
サイケデリックロックを基調に、ニューメタルやプログレの要素を織り交ぜた実験的なサウンドが特徴です。
2022年にアルバム『Taured』でシーンに姿を現し、続くアルバム『The Great Bremen Show』は物語性の深さも魅力となっています。
収録曲『Peace and Quiet (Bremen announcement)』は、彼らの個性が光る1曲ですね。
このアルバム『The Great Bremen Show』は、2024年11月の第15回金音創作賞でベストアルバム賞に輝き、同シングルもベストロックソング賞を獲得しました。
台湾の漫画家、游博任さんのアートワークとともに3部作の物語を紡いでおり、映画のような音楽体験が楽しめますよ。
緻密なサウンドと予測不能な展開は、探求心旺盛な音楽ファンや物語性豊かな作品を求める方にぴったりのバンドではないでしょうか。
長途夜車滅火器 Fire EX.

高雄で2000年に結成されたファイヤーイーエックスは、台湾語を主軸に据えたパンクロックで聴く者の魂を揺さぶるバンドです。
2007年にアルバム『Let’s Go!』をリリース後、2014年には学生運動の象徴となった『Island’s Sunrise (島嶼天光)』が大きな共感を呼び、翌年の金曲奨で「最優秀楽曲賞」を受賞しました。
アルバム『無名英雄』では、2020年に「最優秀バンド賞」にも輝いています。
社会的なメッセージを込めた熱いサウンドは、まさに彼らの真骨頂。
パワフルなロックやメッセージ性の強い音楽を求める方に、きっと刺さるのではないでしょうか。
愛人錯過告五人 Accusefive

アキューズファイブは、2017年結成の男女ツインボーカルが光る3ピースロックバンドです。
フォークロックを基調としつつ、シンセポップなども織り交ぜた多彩な音楽は、まるで万華鏡のようですね。
デビューEP『迷霧之子』や、アルバム『Somewhere in Time, I Love You』を通じて、その名を広めていきました。
彼らの生み出すハーモニーは、聴く人の心に優しく寄り添うようです。
2018年にはゴールデン・インディー・ミュージック・アワードで最優秀新人賞を手にし、2024年の金曲奨では『In The Clouds』が最優秀楽曲賞を受賞。
同年11月のKT Zepp Yokohamaでの日本初ワンマンライブも満員御礼となるなど、その人気は確かなものです。
優しい歌声に癒やされたい時も、少しクールな音に浸りたい時も、彼らの音楽はきっと応えてくれますよ。
如果我們還在一起宇宙人 Cosmos People

2004年に結成された台湾の3人組バンド、コスモスピープル。
インディーポップやロックを基盤としつつ、ファンクやダンスポップの要素を大胆に取り入れた、グルーヴィーなサウンドが特徴です。
2009年にアルバム『Cosmos People』でデビューし、代表作にはアルバム『Earthwalk』や『10000 hours』があります。
2023年には音楽アワードの金曲奨で「最優秀バンド賞」に輝きました。
日常に心地よいリズムと明るいエネルギーをくれる音楽を探している方に、きっとすてきな発見をもたらしてくれるのではないでしょうか。
有一種悲傷A-Lin

台湾・アミ族の血を引くシンガー、エイリンさん。
彼女の音楽はマンドポップを基盤としつつ、R&Bやポップ、ロックの要素も織り交ぜた多彩な表情を見せてくれるのがすてきですね。
2006年2月にアルバム『失恋无罪』でデビューを果たし、その圧倒的な歌唱力はすぐに多くの聴衆の心をつかんだように感じられます。
映画『比悲傷更悲傷的故事』の主題歌『有一種悲傷』は、切ないメロディと歌声が胸を打つ名曲ですね。
2023年には、長年の夢だった金曲奨の最優秀中国語歌女性手賞を受賞。
彼女の歌は、まるで聴く人の感情にそっと寄り添ってくれるようです。
パワフルでありながらも温かい歌声に包まれたい時、きっと心に響く出会いになるでしょう。