【台湾の歌手】C-POP、台湾音楽のおすすめアーティスト
魅力が年々高まっているアジアミュージック、そして中華圏のポップス。
台湾から発信されている音楽も多いんですよね。
シティポップのようなムードや、ステキなボーカルが光る曲も多いです。
この記事ではそうした台湾のアーティストを紹介していきますね!
キャリアの長い歌手から、今見逃せないイチオシのアーティストまで、幅広く紹介しています。
台湾のグラミー賞でもある「金曲奨」も楽しいですし、日本になじみのある歌手の方までいろいろな発見があるかもしれませんね。
ぜひ台湾の音楽を一緒に楽しんでいきましょう!
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【台湾の歌手】C-POP、台湾音楽のおすすめアーティスト(41〜50)
暗流拍謝少年 Sorry Youth

高雄で2005年に結成されたソーリーユースは、母語である台語(台湾語)で情熱的に歌い上げるオルタナティブロックなパワートリオです。
そのサウンドは、グランジの激しさと台湾フォークの温かみを融合させた独創的なもので、聴く者の魂を揺さぶります。
2012年にアルバム『海口味』を発表後、アルバム『兄弟沒夢不應該』や『歹勢好勢』、そして2024年の『噪音公寓』で台湾の重要な音楽賞である金音創作獎の最優秀ロックアルバム賞を受賞。
クラウドファンディングでは台湾ロックバンド史上最高となる600万台湾ドルを集めるなど、その活動は常に注目の的ですね。
SUMMER SONICなど日本のフェスにも出演経験があり、社会的なメッセージを込めた彼らの音楽は、熱いロックを求める人や台湾文化の奥深さに触れたい人にピッタリでしょう。
OY傻子與白痴 Fool and Idiot

2015年に結成し、インディーロックからダークでエレクトロニックなサウンドへと音楽性を深めてきたバンド、フールアンドイディオット。
彼らの2019年のデビューアルバム『夜長夢少(Till 5:10 a.m.)』は、収録曲『你終究不愛這世界』とともに多くのリスナーの注目を集めました。
2024年にはアルバム『姿態(Posture)』で金曲獎の各種部門にノミネートされるなど、その実力も高く評価されています。
「自分たちの本音」を追求したという音楽的変遷も興味深く、彼らが織りなす深遠な音世界は、先鋭的なサウンドを求める音楽ファンの心をつかんで離さないでしょう。
隱形的翅膀張韶涵(アンジェラ・チャン)

その小さな体から放たれる、突き抜けるような歌声が魅力的な台湾のアーティスト、アンジェラ・チャンさん。
マンドポップを軸にしながらも、カナダでの生活で培ったであろう国際的なセンスが楽曲の端々から感じられます。
2004年にアルバム『Over the Rainbow』でデビューし、同年発売のアルバム『Aurora』や2006年の名盤『Pandora』に収録の『隱形的翅膀』などの楽曲で、アジアの音楽シーンに大きな印象を残しました。
最優秀女性歌手賞など、金曲奨に度々ノミネート。
一時期の困難を乗り越え、2012年頃から再びその輝きを増した彼女の歌声は、多くの人に勇気と元気を与えてくれることでしょう。
クリアで力強い歌声を求める方や、心に響くC-POPを探している方に、ぜひ触れてみてほしいアーティストです。
今天妳要嫁給我 feat. 蔡依林陶喆(デイヴィッド・タオ)

香港生まれで台湾を拠点に活動するデイヴィッド・タオさんは、R&Bを基調としながらロック、ポップス、さらには伝統的な中国音楽の要素まで巧みに融合させるシンガーソングライターです。
1997年のデビュー以来、その多彩な音楽性はアジア圏で高く評価されています。
代表曲の『今天妳要嫁給我』は2007年の金曲奨で「年間最優秀楽曲賞」を受賞し、名盤『69楽章』では「最優秀国語男性歌手賞」にも輝きました。
自身で作詞作曲からプロデュースまで手がけるマルチな才能も素晴らしく、その歌声もとってもステキなんですよね。
ジャンルにとらわれない豊かな音楽表現に触れたい方に、ぜひおすすめしたいアーティストです。
你朝我的方向走來 (with 9m88)馬念先

台湾のインディーシーンでひときわ異彩を放つ音楽家、マー・ニェンシェンさん。
台北を拠点に紡ぎだされる彼の音楽は、シティポップやサイケデリックAORとも称される、都会的で洗練された響きがたまりません。
メロウで夢見るようなサウンドスケープは、聴く人を現実からふわりと浮かび上がらせるような心地よさがありますね。
2010年代からの活動で、その楽曲群は欧米や日本の多彩な音楽要素を吸収し、トロピカルでありながらもどこかノスタルジックな、彼ならではの音世界を確立しています。
批評家筋から絶えず熱い視線が送られ、日本のアーティストとの交流も活発です。
音そのものが持つムードや、言葉にならない情感を大切にする彼の音楽は、日常を離れてゆったりとした時間に身を委ねたい方にこそ届くのではないでしょうか。
我是一隻小小鳥丁噹

中国大陸出身で、現在は台湾で活動するデラさん。
自己の紹介から始まるこの曲は、夢を目指すことの困難や苦しさがテーマで、18歳の頃から歌手を目指して各地を飛び回り、芽が出るまでに10年を有した彼女自身の姿と重なります。
そんな背景を念頭に置いて聴くと力強い歌声がより一層胸に迫ります。
下輩子玖壹壹

2009年に結成された男性3人組グループ。
標準中国語と台湾語の混ざった歌詞が特徴で、多くの台湾人の共感を得ています。
この曲は彼女との結婚に反対された男が来世では結ばれたいと願う切実な内容です。
なぜかゾンビ映画風のストーリー仕立てのMVは、最後に意外なオチが待っています。





