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徳島の民謡・童謡・わらべうた|阿波踊りや地域に根ざした伝統の歌

豊かな自然と伝統文化が息づく徳島県には、阿波の大地と人々の暮らしを色鮮やかに描き出す伝統歌が数多く残されています。

農作業の労働歌や盆踊りの歌、子守歌など、生活のなかで歌い継がれてきた徳島の民謡には、世代をこえて伝えたい魅力が詰まっているのです。

この記事では、そんな徳島の魅力あふれる民謡や童謡、わらべうたを集めました。

徳島で生まれ、地元民によって大切に歌い継がれてきた懐かしさと新しさが溶け合う音楽の世界に、耳を傾けてみませんか?

徳島の民謡・童謡・わらべうた|阿波踊りや地域に根ざした伝統の歌(11〜20)

鳴門大漁節民謡

鳴門の雄大な海を舞台に、漁師たちの営みと大漁の喜びを音で紡ぐ、物語を聴いているような気持ちにさせてくれる1曲です。

静かに舟をこぎ出す穏やかな場面から、やがて大漁を祝う勇壮なお囃子へと移り変わる様子が、躍動感あふれるメロディにのせて描かれています。

本作は元々地域で歌い継がれてきた2つの歌を一つにしたもの。

舞踊との相性も抜群なことから、地域の文化行事で今も大切に演奏されています。

徳島の風土に根ざした音楽に触れたいときに聴いてみては?

そぞろ節民謡

徳島県牟岐町に伝わる、わらべうたのような素朴なたたずまいが魅力的な1曲です。

子守歌を思わせる軽やかで牧歌的な旋律は、聴く人の心を優しく包み込んでくれるようですね。

本作の元となる音源は1988年7月発売のカセット『阿波の民謡集』にあり、後にコンピレーション盤『阿波百景』に収録されたことで、より広く知られることになりました。

ゆったりとした気持ちで故郷を思うときや、静かな夜にしっとりと耳を傾けたいときにピッタリの1曲。

豊かな自然が広がる徳島の風景を思い浮かべながら聴いてみてはいかがでしょうか。

祖谷の粉ひき唄民謡

香西かおり 祖谷の粉ひき唄(徳島県民謡)
祖谷の粉ひき唄民謡

徳島県三好市祖谷地方で生まれた『祖谷の粉ひき唄』は、徳島県を代表する民謡の一つ。

かつてこの地では麦やそば、大豆などをひいて粉にしたものを主食としていました。

昼間に重労働をした後、家に帰って石臼を回していると、どうしても眠くなってしまう……そこで、当時の人々はこの歌を歌って眠気を払いながら、作業にいそしんだのだそうです。

麦打ち唄民謡

ten ten: MUGI UCHI UTA 麦打ち唄
麦打ち唄民謡

『麦打ち唄』は、徳島県で歌い継がれている民謡の一つ。

麦を打って実を落とす脱穀作業の際に歌われる労働歌として広まり、のちに豊作万作を祝う歌としてお座敷でも歌われるようになりました。

リズミカルでありながらもどこかゆったりとした雰囲気で、たわわに実った麦畑の様子が目に浮かぶような気がしませんか?

盆流し唄民謡

盆流し唄(徳島県新民謡)
盆流し唄民謡

お盆に先祖を送り出す伝統行事で奏でられる本作は、座敷唄のしっとりとした情緒と、練り歩く踊りのためのはずむようなリズムが巧みに織り交ぜられた、徳島県の新民謡です。

2006年11月に発売されたアルバム『民謡ふるさと紀行』などで聴くことができます。

夏の阿波踊りにおける「盆流し」の行事では定番曲として親しまれているのだそうです。

、徳島の情景に思いをはせながら、日本の夏の風情にひたってみてはいかがでしょうか?

鳴門ばやし民謡

[新民謡] 鳴門ばやし:大西秀丞・下谷二三子
鳴門ばやし民謡

徳島の雄大な渦潮と、そこに生きる人々の息吹が聞こえてくるような、躍動感あふれる1曲です。

三味線や太鼓の軽快なリズムを耳にすると、潮風や飛び交う千鳥、藍染浴衣で踊る人々の情景が目に浮かぶのではないでしょうか。

この楽曲は、元々あった新民謡が人々の間で歌い継がれるうちに形を変え、現代に伝わったものだそう。

鳴門市の夏まつりで定番の演目として親しまれているほか、市の観光グッズにも採用されるなど、地域文化との強い結びつきを感じられる作品として愛されています。

おわりに

浜辺の労働歌、懐かしい暮らしの情景を描いた農作業の歌、阿波踊りとともに守られてきた伝統歌など、徳島の民謡や童謡、わらべうたには、人々の暮らしや心が反映されています。

徳島を象徴する名曲は、心を癒やす音楽として、これからも私たちの心に響き続けることでしょう。