【アメリカ】偉大なヒップホップの名曲
今や日本でも主流のジャンルとなりつつあるヒップホップ。
MCバトルなどをきっかけにヒップホップに興味を持ち始めた方は多いと思います。
しかし、USのヒップホップに敷居の高さを感じている方も居るのではないでしょうか?
歴史の浅いジャンルではあるものの、これまでのビーフや系譜のようなものは膨大で、把握が難しいんですよね。
今回はそんなUSのヒップホップ事情を知りたい方に向けて、アメリカのヒップホップにおける、至高の名作たちを歴史的な解説も含めてご紹介いたします。
【アメリカ】偉大なヒップホップの名曲(6〜10)
In Da Club50 Cent

2022年のスーパーボールで会場をわかせたことも記憶に新しい50セントさん。
彼のキャリアの語るうえで欠かせないのが『In Da Club』です。
こちらは2003年のデビューアルバムに収録された1曲で、自身のキャリアがこれから積み重ねられていくことを歌っています。
そしてリリックの通り、この曲はグラミー賞にノミネートされ、歴史的ヒットを記録しました。
ちなみに、リリックはスラングや映画ネタが含まれているので、調べてから聴くと理解しやすいです。
HUMBLE.Kendrick Lamar

ヒップホップにジャズの要素を加えたスタイルで知られるケンドリック・ラマーさん。
彼がその名声を不動のものとしたのが、『HUMBLE』です。
こちらは、宗教的なメッセージが込められた1曲。
サビ部分は同じフレーズをくり返すという構成なのですが、さまざまな考察ができる意味深なものに仕上がっています。
その、他にはない独特なリリックや、アーティススティックなMVでグラミー賞3冠を達成しました。
多くのDJがリミックスしているので、そちらもチェックしてみましょう。
StrongerKanye West

カニエ・ウェストさんの手掛けた『Stronger』は3つの点でシーンに衝撃を与えました。
1つ目は、シンセサイザーを駆使した近未来的なトラックです。
機械を通した声も相まって、不思議な曲風に仕上がっています。
2つ目は力強い歌詞です。
人生のあらゆる経験を肯定してくれるような内容です。
そして最後に紹介したいのがSFのような世界観のMVです。
なんとアニメをモチーフにしていて、日本で撮影されたんですよ!
日本の音楽ファンにとっては、なんだか誇らしいですね。
Changes ft. Talent2Pac

世界で最も知名度のあるラッパーといわれているのが、2Pacさんです。
彼は曲がグラミー賞にノミネートされたことや、俳優として活躍したことでも知られています。
そんな彼の人柄や、生い立ちを知るのにピッタリな曲が『Changes ft. Talent』です。
こちらは人種差別や貧困をテーマにした曲。
なんとも、むないしできごとと、それを変えていこうというメッセージが込められています。
当時のアメリカ文化や、ストリート生活を知るうえでも役立ちますよ。
Straight Outta ComptonN.W.A

イージー・イーさんが所属したことでしられるNWA。
彼らはロサンゼルスで結成されたヒップホップグループです。
当初は地元を中心に活動していたのですが、ファーストアルバムの表題曲『Straight Outta Compton』がラジオで放送されると、瞬く間にスターの座を手にしました。
聴きどころは多々あるのですが、まずは過激かつ、攻撃的なリリックに注目してみてください。
Gファンクでもなかなか耳にしない内容に仕上がっています。