【アメリカ】偉大なヒップホップの名曲
今や日本でも主流のジャンルとなりつつあるヒップホップ。
MCバトルなどをきっかけにヒップホップに興味を持ち始めた方は多いと思います。
しかし、USのヒップホップに敷居の高さを感じている方も居るのではないでしょうか?
歴史の浅いジャンルではあるものの、これまでのビーフや系譜のようなものは膨大で、把握が難しいんですよね。
今回はそんなUSのヒップホップ事情を知りたい方に向けて、アメリカのヒップホップにおける、至高の名作たちを歴史的な解説も含めてご紹介いたします。
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【アメリカ】偉大なヒップホップの名曲(1〜10)
HUMBLE.Kendrick Lamar

ヒップホップにジャズの要素を加えたスタイルで知られるケンドリック・ラマーさん。
彼がその名声を不動のものとしたのが、『HUMBLE』です。
こちらは、宗教的なメッセージが込められた1曲。
サビ部分は同じフレーズをくり返すという構成なのですが、さまざまな考察ができる意味深なものに仕上がっています。
その、他にはない独特なリリックや、アーティススティックなMVでグラミー賞3冠を達成しました。
多くのDJがリミックスしているので、そちらもチェックしてみましょう。
Changes ft. Talent2Pac

世界で最も知名度のあるラッパーといわれているのが、2Pacさんです。
彼は曲がグラミー賞にノミネートされたことや、俳優として活躍したことでも知られています。
そんな彼の人柄や、生い立ちを知るのにピッタリな曲が『Changes ft. Talent』です。
こちらは人種差別や貧困をテーマにした曲。
なんとも、むないしできごとと、それを変えていこうというメッセージが込められています。
当時のアメリカ文化や、ストリート生活を知るうえでも役立ちますよ。
Straight Outta ComptonN.W.A

イージー・イーさんが所属したことでしられるNWA。
彼らはロサンゼルスで結成されたヒップホップグループです。
当初は地元を中心に活動していたのですが、ファーストアルバムの表題曲『Straight Outta Compton』がラジオで放送されると、瞬く間にスターの座を手にしました。
聴きどころは多々あるのですが、まずは過激かつ、攻撃的なリリックに注目してみてください。
Gファンクでもなかなか耳にしない内容に仕上がっています。
【アメリカ】偉大なヒップホップの名曲(11〜20)
Paid In FullEric B. & Rakim

韻の踏み方というのも、ヒップホップを聴くうえで注目するポイントですよね。
そこで韻の踏み方における革命を起こした曲を紹介しましょう。
それが『Paid In Full』です。
こちらは、ヒップホップデュオ、エリックB&ラキムのデビューシングル。
そのリリックは、一つのフレーズ内で韻を踏む「内部韻」を駆使したものです。
現在は日本のヒップホップでもよく使われている手法ですが、そのルーツはこの曲にあるというわけです。
Ni**as In ParisJAY Z, Kanye West

スタイリッシュながら、ユーモアがあるリリックが魅力のカニエ・ウェストさん。
普段ヒップホップを聴かない方も、彼のことは知っているのではないでしょうか。
そんなカニエ・ウェストさんと、ジェイ・Zさんがコラボしたのが、『Ni**as In Paris』です。
相手をディスするのではなく、ひたすら自身の音楽スタイルを伝えるリリックに仕上がっています。
ちなみに、タイトルは差別用語が含まれるため、あのような表記になっているそうです。
Not Like UsKendrick Lamar

ウェストコースト特有のビートと鋭い歌詞が融合した作品です。
ケンドリック・ラマーさんの多彩な才能が光る本作は、ヒップホップシーンに大きな波紋を呼びました。
2024年5月のリリース以降、ビルボードHot 100で初登場1位を獲得するなど、その影響力は絶大です。
ドレイクへの批判を込めた歌詞は、音楽業界の裏側や文化的アイデンティティの問題にも切り込んでいます。
アルバム『GNX』に収録された本作は、ラマーさんの地元への愛着も感じさせる一曲。
ヒップホップの真髄を味わいたい方や、社会問題に関心のある聴き手におすすめです。
Ante Up Remix ft. Busta Rhymes, Teflon, Remy MartinM.O.P.

名曲の中には、さまざまなカルチャーの一部になっているものもあります。
その代表的な例が『Ante Up Remix ft. Busta Rhymes, Teflon, Remy Martin』でしょう。
こちらは、ヒップホップユニット、M.O.Pが、バスタ・ライムスなど名だたるラッパーを集めて制作した1曲。
200年にリリースされて以来、ドラマや映画、ゲームなどの作中で使用されてきました。
参加しているラッパーそれぞれのフロウの違いを楽しめるのも大きな魅力です。