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【2025年12月】最新の人気ボカロ曲まとめ【新曲】

10代の人を「ボカロネイティブ世代」なんて呼ぶぐらい、ボカロシーンって身近な存在として定着しましたよね。

リスナーはもちろんのこと「自分で曲を作りたい」という意気込みとともに新人ボカロPたちもすごい勢いで増えていますし、プロの作曲家が合成音声ライブラリを使って作品を発表することも。

これを読んでいるあなたももしかして?

さて今回この記事では、最新の人気ボカロ曲をまとめてみました!

「新曲」というテーマでピックアップしていますので、今まで聴いたことがないような作品に出会えるかもしれません。

ぜひじっくりチェックしてみてください!

ボカロ最新リリース【2025年7月】(101〜110)

デッド・パロディ・ダンスど~ぱみん

ど~ぱみん -「デッド・パロディ・ダンス」feat.初音ミク
デッド・パロディ・ダンスど~ぱみん

踊りながら社会の滑稽さをあぶり出す、エレクトロスウィングナンバーです。

ど~ぱみんさんによる本作は、2025年4月に幕張メッセで開催されたイベント「THE VOC@LOiD 超 M@STER59」にてリリースされたアルバム『Candy Butler』の収録曲。

ハネるリズムとクラブトラックのビートが融合した音像に、ゾンビや滑る日常といった独特なモチーフが織り込まれます。

「踊るふり」を「死なないふり」と表現した、メタな視点かつ皮肉なリリックにやられるんですよね。

日常において矛盾を抱えながら生きている方に刺さると思います。

スリーピー・ホロウzensen × sibitto

スリーピー・ホロウ / KAITO(zensen × sibitto)
スリーピー・ホロウzensen × sibitto

ハロウィンの夜をテーマに、仮面舞踏会のような享楽と欺瞞が交錯する世界を描いた1曲です。

zensenさんとsibittoさんの共作により2025年10月にリリースされました。

エレクトロスウィングらしい跳ねとUKベースラインの重低音が融合したサウンドが最高!

KAITOの中低音を活かしながら、不気味さと華やかさを両立させています。

首無し騎士のモチーフにした歌詞は、表層的な人間関係へのブラックユーモアで包んだ内容。

オシャレな音楽で盛り上がりたいとき、あるいはハロウィンの雰囲気を楽しみたい方にオススメです!

星降る夜に呼び掛けてうどんタイマーP

【初音ミク】星降る夜に呼び掛けて【オリジナルPV】
星降る夜に呼び掛けてうどんタイマーP

夜空への呼びかけは希望ときずなをつむぎます。

うどんタイマーPさんによる作品で、2025年8月に初音ミク18周年記念としてKARENTからリリース、10月にMV公開されました。

ピアノを主軸に据えた幻想的なバラードで、きらめくシンセパッドとベル系の装飾音がミクの透明な歌声を包み込みます。

歌詞は、星が降る情景を背景に、未来への願いと人との結びつきを温かく歌い上げる内容です。

静かな夜に大切な人を思いながら耳を傾けてみてください。

洄游してる佐藤乃子

洄游してる / 歌愛ユキfeat.ワカナ
洄游してる佐藤乃子

夜の都市を回遊魚のようにさまよい続ける。

佐藤乃子さんによる楽曲で、2025年11月に公開されました。

歌愛ユキとワカナの二重唱で、水面をたゆたうような音響設計が印象的。

ローファイな電子音や水音が織りなすダウナーポップな音像に「浮上することをやめてしまおうか」と自問する語り手の心情が重なります。

忘却と覚醒の境界をさまよう、そんな夜にぴったりの1曲です。

「世界よ、腐れ」と僕は言った八白嘘

「世界よ、腐れ」と僕は言った / 八白 嘘 feat.重音テトSV
「世界よ、腐れ」と僕は言った八白嘘

2025年11月に八白嘘さんが重音テトSVを起用してリリースしたこの楽曲は、詞先で紡がれた言葉とAI補助を組み合わせた制作手法が特徴。

主旋律のMIDI化、編曲という工程をへて完成させています。

歌は世界への問いかけと、自己の存在証明が交錯する内容。

テトのクールな歌声が、諦念と反抗心が入り混じった感情を鮮やかに描き出しています。

制作工程について詳しく書かれたnoteが公開されていますので、気になる方はそちらもチェック。

ボカロ最新リリース【2025年7月】(111〜120)

羨ましいな夜未アガリ

羨ましいな / 夜未アガリ feat. 初音ミク
羨ましいな夜未アガリ

『羨ましいな』はボカロP、夜未アガリさんによる楽曲で、2025年10月に公開されました。

リリースカットピアノと小気味いいギターフレーズが印象的なオシャレなナンバー。

ゆったりとしたリズムなので自然と体が揺れてしまいます。

歌詞には、インスタントなエンタテイメントや二番煎じなアイデアに踊らされる人々に対するシニカルなメッセージが。

約1分30秒という短い時間でノれて、ハマれて、考えさせられる初音ミク曲です。

トリカブト鬱P

Utsu-P – トリカブト / Monkshood feat. 宮舞モカ & 梵そよぎ
トリカブト鬱P

ヘヴィなメタルサウンドと合成音声の透明感が絶妙に融合した、攻撃的でありながら美しいデュエット曲です。

鬱Pさんによる作品で、2025年11月に公開されました。

Synthesizer V 2 AIの宮舞モカと声優の梶裕貴さん参画プロジェクトの梵そよぎという2つの歌声が掛け合う構成で、それぞれのキャラクターの個性が際立っています。

低音のギターリフと疾走感あるドラムが鳴り響く中、猛毒植物をモチーフにした歌詞が甘美さと危うさを行き来する様子は圧巻。

内面の破滅衝動や倒錯した感情に揺れる心情を、ラウドなサウンドで表現しています。

鬱Pさんは過去にアルバム『悪巫山戯』や『RENAISSANCE』などをリリースしており、本作もその系譜に連なる1曲。

モヤモヤした気持ちを抱えている方や、激しい音楽で心を揺さぶられたい方にオススメです!