【ワルツの名曲】ピアノのために書かれたクラシック作品を一挙紹介!
3拍子の淡々とした舞曲「ワルツ」。
クラシック作品の中には、ピアノやヴァイオリン独奏、オーケストラのために書かれたワルツが数多く存在します。
本記事では、そんなワルツの中から「ピアノ独奏のために作曲されたワルツ」をピックアップ!
「ワルツの世紀」とも呼ばれる19世紀以降に生まれた曲を中心に、定番作品から隠れた名曲まで幅広くご紹介します。
3拍子という枠はあれど、曲調や醸し出す雰囲気はさまざま!
ぜひ、それぞれのワルツの良さを味わいながらお聴きください。
- 【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介
- 【クラシック】有名ピアノ作品|一生に一度は弾きたい珠玉の名曲たち
- 【クラシックピアノ名曲】涙なしでは聴けない感動する曲を厳選
- 【ピアノ×暗い曲】悲しみにどっぷり浸れるクラシックの名曲
- 【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
- 【クラシック】アルペジオがかっこいいピアノ曲まとめ
- 【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品
- 【ストラヴィンスキーのピアノ曲】20世紀を代表する作曲家が手掛けた名曲
- 【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選
- 【現代曲】ピアノの不思議な響きに惹かれるクラシック作品を厳選!
- ピアノで奏でるバロック音楽|発表会や演奏会におすすめの名曲を厳選
- 【ピアノ発表会】中学生におすすめ!クラシックの名曲を一挙紹介
- 【ピアノ変奏曲】偉大な作曲家が手掛けた珠玉の名作を一挙紹介!
- 【クラシック音楽】全曲3分以内!短くてかっこいいピアノ曲まとめ
もくじ
- 【ワルツの名曲】ピアノのために書かれたクラシック作品を一挙紹介!
- ワルツ 変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲 」Frederic Chopin
- スケルツォ・ヴァルスEmmanuel Chabrier
- 高雅で感傷的なワルツMaurice Ravel
- 感傷的なワルツ D 779 Op.50-13Franz Schubert
- ワルツ 第15番 Op.39-15Johannes Brahms
- サロン小品集 Op.10 第2曲「ワルツ」Sergei Rachmaninov
- ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1「告別」Frederic Chopin
- 6つの小品 Op.51 第6曲「感傷的なワルツ」Pyotr Tchaikovsky
- ピアノのための11の新しいバガテル Op.119 第9曲 イ短調Ludwig van Beethoven
- 組曲「ドリー」Op.56 第4 番 キティー・ヴァルスGabriel Fauré
- 小さなワルツGiacomo Puccini
- 仮面舞踏会「ワルツ」Aram Khachaturian
- ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin
- ワルツ エチュードWilliam Gillock
- シンデレラと王子Op.102-1Sergei Prokofiev
- ロマンティックなワルツ ヘ短調Claude Debussy
- メフィスト・ワルツ 第1番Franz Liszt
- 子供のためのアルバム Op.39 第8曲「ワルツ」Pyotr Tchaikovsky
- ワルツ 第6番 変ニ長調「小犬のワルツ」Frederic Chopin
- 華麗なる大円舞曲Frederic Chopin
- スケーターズ・ワルツÉmile Waldteufel
- 花のワルツPyotr Tchaikovsky
- スティリエンヌ-ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第14番Johann Burgmüller
- すみれ Op.99 No.1Jean-Louis Gobbaerts
- 愛の喜びFritz Kreisler
- オルゴールCharles-Henry
【ワルツの名曲】ピアノのために書かれたクラシック作品を一挙紹介!(1〜20)
ワルツ 第6番 変ニ長調「小犬のワルツ」Frederic Chopin

ピアノ独奏のために書かれたこの楽曲は、軽快で華やかなメロディが特徴的です。
右手の速いスケールと左手の安定したワルツリズムが絶妙に組み合わさり、まるで小犬が楽しげに駆け回る様子を描写しているかのようです。
1846年から1848年にかけて作曲され、デルフィナ・ポトツカ伯爵夫人に献呈されました。
演奏時間は約1分半から2分と短めですが、高度な技術と表現力が要求される曲でもあります。
クラシック音楽ファンはもちろん、ピアノ演奏を学ぶ方にもおすすめの一曲です。
映画やアニメのBGMとしても使用され、幅広い層に親しまれています。
華麗なる大円舞曲Frederic Chopin

素晴らしい華やかさと優雅さを兼ね備えた印象的なワルツです。
冒頭のファンファーレのような旋律から始まり、明るく爽やかな雰囲気が漂います。
フレデリック・ショパンらしい技巧的な要素と抒情性が見事に融合しており、聴く人を魅了する魅力にあふれています。
華麗な旋律とリズミカルな演奏が特徴的で、ピアノの表現力を存分に引き出す名曲といえるでしょう。
1833年に発表されたこの曲は、ウィーンの音楽シーンに影響を受けつつも、ショパンによる独自の個性が光る作品です。
ピアノ演奏に挑戦したい方や、クラシック音楽の魅力を感じたい方にぜひおすすめしたい1曲です。
【ワルツの名曲】ピアノのために書かれたクラシック作品を一挙紹介!(21〜40)
スケーターズ・ワルツÉmile Waldteufel

ワルツやポルカを多く作曲し「フランスのワルツ王」とも呼ばれている、19世紀のフランスの作曲家エミール・ワルトトイフェルの代表的作品です。
通称『スケーターズ・ワルツ』で知られるこの作品は、パリの森林公園「ブローニュの森」にあったスケート場に着想を得て作曲されました。
氷上を滑らかに滑るような優雅な旋律、雪がしんしんと降っているかのようなスレイベルの音、人々が話しながら楽しくスケートをしているかのようなリズミカルで明るい曲調。
聴いているとスケートがしたくなるような1曲です。
花のワルツPyotr Tchaikovsky

優雅なワルツのリズムが奏でる心地よいメロディーは、ゆったりとした時間の流れを感じさせます。
3拍子のリズムと、弦楽器や木管楽器による繊細なハーモニーが、集中力を高めながらもストレスを感じさせない絶妙なバランスを生み出しています。
1892年12月にサンクトペテルブルクで初演された本作は、ディズニー映画『ファンタジア』での使用以降、多くのメディアで取り上げられ、心を落ち着かせる曲として広く親しまれています。
勉強や読書、デスクワークなど、静かな環境で集中したい時にオススメです。
チャイコフスキーの巧みな作曲技法が光る本作で、リラックスしながら知的な時間を過ごしてみませんか。
スティリエンヌ-ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第14番Johann Burgmüller

暖かな光が差し込むアルプスの山間部で、民族衣装をまとった人々が軽やかに踊る情景が目に浮かぶ3拍子の楽曲です。
1851年にパリで出版された本作は、オーストリアのシュタイヤー地方の伝統的な舞曲をモチーフにしています。
右手のスタッカートと左手の伴奏が織りなすリズム感、跳躍を伴うフレーズなど、技術的な要素を含みながらも、親しみやすい美しいメロディーが魅力です。
発表会で演奏すると、聴衆と一緒に踊りの楽しさを共有できるすてきな一曲といえるでしょう。
情景が目に浮かぶ豊かな表現力を身につけたい方におすすめの作品です。
すみれ Op.99 No.1Jean-Louis Gobbaerts

シンプルで優雅なヘ長調のピアノ小品です。
軽やかなメロディーが、春の訪れを告げるすみれの花のように可憐に響きます。
右手で奏でる流れるような旋律と、左手の分散和音による柔らかな伴奏が見事に調和しています。
ロマン派音楽の特徴である感情表現の豊かさを持ちながら、技巧的には難しすぎない点が魅力です。
ピアノを学ぶ方にぴったりの一曲で、音楽的表現力を磨くのに最適です。
すみれの花言葉である「誠実」や「小さな幸せ」を感じさせる、心温まる作品といえるでしょう。