猫は気まぐれで、甘えん坊で、時にミステリアス。
そんな魅力たっぷりの存在だからこそ、古くから多くのミュージシャンたちのインスピレーションを刺激してきました。
洋楽にも猫をテーマにした歌は驚くほどたくさんあり、ロックやポップス、ジャズ、カントリーなどジャンルを横断して愛されています。
直球で猫への愛を歌ったものから、猫をメタファーとして用いたちょっとひねりの効いたナンバーまで、その表現は実にさまざま。
今回は、そんな洋楽の猫の歌を幅広く集めてお届けします。
猫好きの方はもちろん、新しい洋楽との出会いを探している方もぜひチェックしてみてくださいね!
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CatsMitski

世界的に高い評価を得ている日本とアメリカにルーツを持つシンガーソングライター、ミツキさん。
2026年2月に公開された通算8枚目のアルバム『Nothing’s About to Happen to Me』に収録されている『Cats』は、ミツキさんらしい内省的で孤独や慰めなどのテーマを猫という存在を通して表現した1曲。
インディー・ロックを基盤にしつつ、アメリカーナや室内楽的な響きも取り入れたサウンドが印象的ですよね。
アルバムのジャケットにも猫が描かれており、作品の物語性を象徴する重要な楽曲として批評家からも高く評価されています。
夜に一人、部屋で静かに過ごしたい時に聴きたくなる、胸に深く残る1曲です。
KirbyAesop Rock

1990年代後半からアンダーグラウンド・ヒップホップ界をけん引し、圧倒的な語彙力でリスペクトを集めるエイソップ・ロックさん。
2016年に発売されたアルバム『The Impossible Kid』に収録されている本作は、難解な作風で知られる彼が愛猫との生活をユーモラスにつづった楽曲です。
長年のセラピーでも改善しなかった精神的な不調に対し、医師から猫を飼うよう勧められた実体験が元になっています。
パペットのエイソップ・ロックさんと本物の保護猫が共演したMVも話題になりましたよね。
気ままな猫の行動に振り回されながらも、次第に心が癒やされていく様子が描かれています。
猫好きはもちろん、日々の生活に少し疲れてしまった方にも、優しく寄り添ってくれる温かい1曲ですよ。
Cats Under the StarsJerry Garcia

都会の夜、星明かりの下を自由気ままに歩く猫たちの情景が浮かんでくるようなナンバーです。
グレイトフル・デッドのリーダーであるジェリー・ガルシアさんが、1978年4月にジェリー・ガルシア・バンドとして発売したアルバム『Cats Under the Stars』に収録されています。
長年の相棒であるロバート・ハンターさんが歌詞を書き、洗練された演奏と優しげな歌声が溶け合っています。
ジェリー・ガルシアさん本人が「最も気に入っている作品」と公言していたことでも知られる本作。
商業的な成功こそ逃しましたが、長年にわたりライブで演奏され続けました。
少しセンチメンタルな気分の夜に、猫のようにふらりと散歩しながら聴くのがオススメです。
Whispers of Your DeathCounterparts

カナダの激情ハードコアバンド、Counterpartsの楽曲の中でもひときわエモーショナルなこの曲『Whispers of Your Death』。
2022年に発表されたアルバム『A Eulogy for Those Still Here』に収録されています。
激しいサウンドと絶叫ボーカルが特徴ですが、歌われているのはボーカルの愛猫Kumaへの切実な想い。
病に倒れた猫を前に、まだ訪れていない死を想像して怯える「予期悲嘆」がテーマになっており、MVには実際のKumaも登場しています。
爆音の中に込められた優しさと、失うことへの恐怖を描いた歌詞は、ペットと暮らす人なら誰もが共感できるはず。
大切な存在を見送る覚悟を持つ人に、ぜひ聴いてほしい名曲です。
Alley CatsHot Chip

ロンドン出身の才気あふれるエレクトロ・ポップ・バンドによる2010年2月に発売されたアルバム『One Life Stand』に収録されているのが、今回紹介する『Alley Cats』です。
タイトルにある通り「野良猫」を思わせる寂しげな世界観が特徴で、アレクシス・テイラーさんの温かい歌声と繊細な電子音が心に染み入りますね。
元々は3年前のデモから時間をかけて育てられた楽曲だそうで、派手なダンス曲とは異なる、夜の静けさに寄り添うようなしっとりとした魅力があります。
喪失感や親密さを描いた本作は、猫のように気ままな誰かを思い出しながら聴くのにぴったりかもしれません!?
眠れない夜のお供に、ぜひこの美しいメロディに浸ってみてくださいね。
The Cat’s MeowJulie Stevens

ブロードウェイの名作ミュージカル『Annie』で子役としてキャリアをスタートさせ、女優や監督としても多才な活動を続けるジュリー・スティーヴンスさん。
物語の感情を豊かに表現する、彼女の愛らしい歌声が魅力ですよね。
本作は、落ち込んでいる相棒をユーモアたっぷりに励ます、チャーミングなミュージカル・ナンバー!
猫のように振る舞う愛犬に向けた歌詞は、聴くだけで心が軽くなるような楽しさに満ちています。
2004年9月に公開されたアニメ映画『Barbie as The Princess and the Pauper』の挿入歌として知られ、アルバム『Barbie Sings! The Princess Movie Song Collection』にも収録されています。
気分を上げたいときや、ペットと過ごすリラックスタイムにぴったりですね。
Snow CatsAFI

カリフォルニア出身のロックバンド、AFIのの通算10作目となるアルバム『AFI (The Blood Album)』に収録されている『Snow Cats』。
タイトルに猫という言葉が入っていますが、単にかわいい姿を歌ったものではなく、雪のような冷たさと猫のような神秘性を併せ持った不思議なナンバーですよね。
ボーカルのデイヴィー・ハヴォックさんの独特な歌声が、聴く人を幻想的な世界へと誘います。
2016年10月に約4年ぶりの新曲として公開され、復活を待ちわびたファンの間でも大きな話題となりました。
どこかシュールで近未来的なミュージックビデオも必見です。
自分の内面と向き合いたい時や、ちょっとミステリアスな気分に浸りたい夜にじっくりと聴くのがおすすめですよ。



