【2025】パワーコードがかっこいい洋楽の名曲。定番曲から近年の人気曲まとめ
ギターフレーズの超定番とも言えるパワーコードをご存知ですか?
2本もしくは3本の弦で奏でる力強い響きは、ロックやヘビーメタルなど幅広いジャンルで活用されており、ギター初心者にも取り組みやすい基礎的な奏法として知られています。
シンプルながらも力強い響きで、激しいサウンドから叙情的なメロディーまで、楽曲の表情を多彩に演出できるのが魅力です。
この記事では、パワーコードが印象的な洋楽の名曲から、近年のヒット曲まで、幅広く取り上げていきます。
お気に入りの1曲を見つけて、ぜひギターにチャレンジしてみてください!
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【2025】パワーコードがかっこいい洋楽の名曲。定番曲から近年の人気曲まとめ(1〜10)
Whole Lotta LoveLed Zeppelin

イギリスの伝説的ロックバンド、レッド・ツェッペリンが1969年に発表した、セカンドアルバムのオープニングを飾る一曲です。
イントロから轟くEパワーコードを主体としたギターリフは、一度聴けば耳から離れないほどのインパクトがありますよね。
このシンプルながらも地を這うような重厚なサウンドが、楽曲全体に圧倒的な迫力をもたらしています。
中間部の幻想的なパートを抜けて再びリフが戻ってくるときのカタルシスは格別。
ほとばしるようなロバート・プラントさんの叫びが、抑えきれない愛情の爆発をほうふつとさせ、聴く者の魂を激しく揺さぶりますね。
Iron ManBlack Sabbath

オジー・オズボーンが結成し、ヘヴィメタルの開祖とも言われるイギリスのロックバンド、ブラック・サバスの有名曲の一つ。
そしてギタリストのトニー・アイオミは、パワーコードを多用することでその奏法を広めた1人です。
通常パワーコードは、ルート+5度+オクターブ上のルートという3音で押さえることが多いと思いますが、トニーの場合はルート+5度の2音というシンプルなもので、かつては「5度コード」と呼ばれていました。
しかし2音にすることで、左手のスライドを多用する等、トニー独特のリフメイクにつながっています。
Anarchy In The UKSEX PISTOLS

1970年代のロンドン・パンクの代表的バンドであり、短い活動期間ながら音楽シーンやファッションにも多大な影響を与えたカリスマ的存在、セックス・ピストルズのデビューシングル曲です。
ロンドン・パンクと言えばこの曲を真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
パンク自体が「テクニカルな演奏」に対するアンチテーゼでもあり、リフはほぼパワーコードで弾けてしまい、単音のギターソロもありますが超絶簡単なので、ギター初心者にも取り組みやすい楽曲です。
【2025】パワーコードがかっこいい洋楽の名曲。定番曲から近年の人気曲まとめ(11〜20)
Stacy’s MomFountains of Wayne

アメリカのパワー・ポップ・バンド、フォウントゥンズ・オブ・ウェインが2003年に放った大ヒットナンバーです。
イントロから刻まれるパームミュートを効かせたパワーコードが、とにかくキャッチーで耳に残りますよね。
この痛快なリフは、作者が影響を受けたザ・カーズへのオマージュだとか。
シンプルながら楽曲全体に爽快なドライブ感を与えています。
歌詞で描かれるのは、友達ステイシーのママに夢中な男の子の甘酸っぱい妄想。
「放課後遊びに行っていい?」なんて口実でママに会おうとする下心が、このカラッとしたギターサウンドに乗ることで、たまらなく愛おしい物語に仕上がっているんです。
You Really Got MeThe Kinks

ロック史におけるパワーコードの元祖といえば、この曲!
イギリスの伝説的バンド、ザ・キンクスが1964年に放った革命的なナンバーです。
ギタリストのデイヴ・デイヴィスさんがアンプのスピーカーを切り裂いて生み出したという、ザラついて攻撃的なギターサウンドはあまりにも有名ですよね。
しかし、そんな凶暴なサウンドに乗せて歌われるのは、「君に完全に夢中だ」という、どうしようもなく真っ直ぐな恋心。
この抑えきれない衝動的な想いが、シンプルながらも強力なリフと一体となり、聴く者の胸に突き刺さってくるようです。
激しいサウンドと純粋な歌詞、そのアンバランスな魅力が絶妙にマッチしていますよね。
Molly’s ChambersKings Of Leon

アメリカ出身のロックバンド、キングス・オブ・レオンのキャリアの幕開けを飾った、ガレージロックの衝動が爆発するパワフルなナンバーです。
この曲のカッコよさの源泉となっているのが、F♯のパワーコードをひたすら刻むシンプル極まりないリフ!
パームミュートでタイトに刻まれるリフは、一度聴けば頭から離れない強烈なインパクトがありますよね。
タイトルの「モリーズ・チェンバーズ」は「売春宿」を意味する古い俗語なのだとか。
歌詞の世界観と相まって、若さゆえの焦燥感や危うい魅力を見事に表現しています。
ギターでこのワイルドなリフをかき鳴らせば、気分が上がること間違いなし!
RumbleLink Wray

アメリカ出身のギタリスト、リンク・レイさんが放ったロックギターの歴史を変えたと言っても過言ではない伝説的なインストゥルメンタル・ナンバーです。
歌詞がないにもかかわらず、そのあまりに暴力的で荒々しいサウンドが「若者の非行を助長する」とされ、多くのラジオ局で放送禁止になったという逸話も。
スピーカーに鉛筆で穴を開けて作り出したという歪んだ音と、たった数個のシンプルなパワーコードが叩き出すグルーヴは、まさに「Rumble(ギャングの喧嘩)」そのもの。
この曲がパワーコードの始まりという説もあるほどの名曲ですから、ぜひギター初心者の方もコピーしてみてくださいね!






