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【2025】パワーコードがかっこいい洋楽の名曲。定番曲から近年の人気曲まとめ

ギターフレーズの超定番とも言えるパワーコードをご存知ですか?

2本もしくは3本の弦で奏でる力強い響きは、ロックやヘビーメタルなど幅広いジャンルで活用されており、ギター初心者にも取り組みやすい基礎的な奏法として知られています。

シンプルながらも力強い響きで、激しいサウンドから叙情的なメロディーまで、楽曲の表情を多彩に演出できるのが魅力です。

この記事では、パワーコードが印象的な洋楽の名曲から、近年のヒット曲まで、幅広く取り上げていきます。

お気に入りの1曲を見つけて、ぜひギターにチャレンジしてみてください!

【2025】パワーコードがかっこいい洋楽の名曲。定番曲から近年の人気曲まとめ(1〜10)

Blitzkreig BopRamones

Ramones – Blitzkrieg Bop (Official Music Video)
Blitzkreig BopRamones

ニューヨークが生んだ伝説のバンド、ラモーンズが1976年に放った衝撃のデビュー曲です。

当時の複雑化するロックへの反発のように、A-D-Eのたった3つのパワーコードをひたすらダウンストロークでかき鳴らすスタイルは、まさに純粋なアドレナリンの塊!

「電撃戦」という過激なタイトルながら、歌われているのはライブハウスに集う若者たちの熱狂と衝動なのだとか。

シンプルを極めたからこそ生まれたこの一体感は、今やスポーツスタジアムの応援歌としても愛されています。

ギターを手にしたなら、まずこの曲のパワーコードに挑戦したくなるのではないでしょうか?

Molly’s ChambersKings Of Leon

Kings Of Leon – Molly’s Chambers (Official Video)
Molly's ChambersKings Of Leon

アメリカ出身のロックバンド、キングス・オブ・レオンのキャリアの幕開けを飾った、ガレージロックの衝動が爆発するパワフルなナンバーです。

この曲のカッコよさの源泉となっているのが、F♯のパワーコードをひたすら刻むシンプル極まりないリフ!

パームミュートでタイトに刻まれるリフは、一度聴けば頭から離れない強烈なインパクトがありますよね。

タイトルの「モリーズ・チェンバーズ」は「売春宿」を意味する古い俗語なのだとか。

歌詞の世界観と相まって、若さゆえの焦燥感や危うい魅力を見事に表現しています。

ギターでこのワイルドなリフをかき鳴らせば、気分が上がること間違いなし!

RumbleLink Wray

Link Wray – Rumble [HQ – Best Version]
RumbleLink Wray

アメリカ出身のギタリスト、リンク・レイさんが放ったロックギターの歴史を変えたと言っても過言ではない伝説的なインストゥルメンタル・ナンバーです。

歌詞がないにもかかわらず、そのあまりに暴力的で荒々しいサウンドが「若者の非行を助長する」とされ、多くのラジオ局で放送禁止になったという逸話も。

スピーカーに鉛筆で穴を開けて作り出したという歪んだ音と、たった数個のシンプルなパワーコードが叩き出すグルーヴは、まさに「Rumble(ギャングの喧嘩)」そのもの。

この曲がパワーコードの始まりという説もあるほどの名曲ですから、ぜひギター初心者の方もコピーしてみてくださいね!

【2025】パワーコードがかっこいい洋楽の名曲。定番曲から近年の人気曲まとめ(11〜20)

You Really Got MeThe Kinks

The Kinks – You Really Got Me (Official Audio)
You Really Got MeThe Kinks

ロック史におけるパワーコードの元祖といえば、この曲!

イギリスの伝説的バンド、ザ・キンクスが1964年に放った革命的なナンバーです。

ギタリストのデイヴ・デイヴィスさんがアンプのスピーカーを切り裂いて生み出したという、ザラついて攻撃的なギターサウンドはあまりにも有名ですよね。

しかし、そんな凶暴なサウンドに乗せて歌われるのは、「君に完全に夢中だ」という、どうしようもなく真っ直ぐな恋心。

この抑えきれない衝動的な想いが、シンプルながらも強力なリフと一体となり、聴く者の胸に突き刺さってくるようです。

激しいサウンドと純粋な歌詞、そのアンバランスな魅力が絶妙にマッチしていますよね。

All the Small Thingsblink-182

blink-182 – All The Small Things (Official Music Video)
All the Small Thingsblink-182

アメリカのロックバンド、ブリンク182が放ったポップパンクの金字塔『All the Small Things』。

イントロから鳴り響くシンプルで力強いパワーコードのリフを、鮮明に覚えている方も多いのではないでしょうか?

この曲はラジオヒットを狙って作られたというエピソードも有名ですが、実はとてもロマンチックな背景があるんです!

歌詞は、メンバーのトム・デロングさんが当時の恋人へ贈ったもので、「階段にバラを置いてくれる」といった、ささいな愛情表現への感謝が歌われているのだとか。

日常の小さな幸せを、ストレートなパワーコードに乗せて高らかに歌い上げる姿に元気をもらえますね。

パワフルなサウンドと愛情あふれるメッセージが見事にマッチした、まさにパワーコードが輝く名曲です。

Whole Lotta LoveLed Zeppelin

Led Zeppelin – Whole Lotta Love (Official Music Video)
Whole Lotta LoveLed Zeppelin

イギリスの伝説的ロックバンド、レッド・ツェッペリンが1969年に発表した、セカンドアルバムのオープニングを飾る一曲です。

イントロから轟くEパワーコードを主体としたギターリフは、一度聴けば耳から離れないほどのインパクトがありますよね。

このシンプルながらも地を這うような重厚なサウンドが、楽曲全体に圧倒的な迫力をもたらしています。

中間部の幻想的なパートを抜けて再びリフが戻ってくるときのカタルシスは格別。

ほとばしるようなロバート・プラントさんの叫びが、抑えきれない愛情の爆発をほうふつとさせ、聴く者の魂を激しく揺さぶりますね。

Misery BusinessParamore

Paramore: Misery Business [OFFICIAL VIDEO]
Misery BusinessParamore

イントロから炸裂するパワーコードリフで、テンションが上がること間違いなし!

アメリカ出身のロックバンド、パラモアが2007年にリリースした、世界的なブレイクのきっかけとなった一曲です。

Fマイナー調で刻まれるシンプルながらも強力なパワーコードが、楽曲全体の疾走感をグイグイと引っ張っていきます。

ボーカルのヘイリー・ウィリアムスさんの実体験が元になっているという歌詞は、好きな人を巡る嫉妬や怒りをストレートに表現しているのだとか。

この剥き出しの感情と、パームミュートを効かせたリフからコーラスで爆発するサウンドが一体となり、聴く者の心を掴んで離さないのでしょう。

ぜひギターを手にして、この衝動的なリフに挑戦してみてくださいね!