【2025】パワーコードがかっこいい洋楽の名曲。定番曲から近年の人気曲まとめ
ギターフレーズの超定番とも言えるパワーコードをご存知ですか?
2本もしくは3本の弦で奏でる力強い響きは、ロックやヘビーメタルなど幅広いジャンルで活用されており、ギター初心者にも取り組みやすい基礎的な奏法として知られています。
シンプルながらも力強い響きで、激しいサウンドから叙情的なメロディーまで、楽曲の表情を多彩に演出できるのが魅力です。
この記事では、パワーコードが印象的な洋楽の名曲から、近年のヒット曲まで、幅広く取り上げていきます。
お気に入りの1曲を見つけて、ぜひギターにチャレンジしてみてください!
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【2025】パワーコードがかっこいい洋楽の名曲。定番曲から近年の人気曲まとめ(1〜10)
Whole Lotta LoveLed Zeppelin

イギリスの伝説的ロックバンド、レッド・ツェッペリンが1969年に発表した、セカンドアルバムのオープニングを飾る一曲です。
イントロから轟くEパワーコードを主体としたギターリフは、一度聴けば耳から離れないほどのインパクトがありますよね。
このシンプルながらも地を這うような重厚なサウンドが、楽曲全体に圧倒的な迫力をもたらしています。
中間部の幻想的なパートを抜けて再びリフが戻ってくるときのカタルシスは格別。
ほとばしるようなロバート・プラントさんの叫びが、抑えきれない愛情の爆発をほうふつとさせ、聴く者の魂を激しく揺さぶりますね。
Misery BusinessParamore

イントロから炸裂するパワーコードリフで、テンションが上がること間違いなし!
アメリカ出身のロックバンド、パラモアが2007年にリリースした、世界的なブレイクのきっかけとなった一曲です。
Fマイナー調で刻まれるシンプルながらも強力なパワーコードが、楽曲全体の疾走感をグイグイと引っ張っていきます。
ボーカルのヘイリー・ウィリアムスさんの実体験が元になっているという歌詞は、好きな人を巡る嫉妬や怒りをストレートに表現しているのだとか。
この剥き出しの感情と、パームミュートを効かせたリフからコーラスで爆発するサウンドが一体となり、聴く者の心を掴んで離さないのでしょう。
ぜひギターを手にして、この衝動的なリフに挑戦してみてくださいね!
You Really Got MeThe Kinks

ロック史におけるパワーコードの元祖といえば、この曲!
イギリスの伝説的バンド、ザ・キンクスが1964年に放った革命的なナンバーです。
ギタリストのデイヴ・デイヴィスさんがアンプのスピーカーを切り裂いて生み出したという、ザラついて攻撃的なギターサウンドはあまりにも有名ですよね。
しかし、そんな凶暴なサウンドに乗せて歌われるのは、「君に完全に夢中だ」という、どうしようもなく真っ直ぐな恋心。
この抑えきれない衝動的な想いが、シンプルながらも強力なリフと一体となり、聴く者の胸に突き刺さってくるようです。
激しいサウンドと純粋な歌詞、そのアンバランスな魅力が絶妙にマッチしていますよね。
【2025】パワーコードがかっこいい洋楽の名曲。定番曲から近年の人気曲まとめ(11〜20)
Molly’s ChambersKings Of Leon

アメリカ出身のロックバンド、キングス・オブ・レオンのキャリアの幕開けを飾った、ガレージロックの衝動が爆発するパワフルなナンバーです。
この曲のカッコよさの源泉となっているのが、F♯のパワーコードをひたすら刻むシンプル極まりないリフ!
パームミュートでタイトに刻まれるリフは、一度聴けば頭から離れない強烈なインパクトがありますよね。
タイトルの「モリーズ・チェンバーズ」は「売春宿」を意味する古い俗語なのだとか。
歌詞の世界観と相まって、若さゆえの焦燥感や危うい魅力を見事に表現しています。
ギターでこのワイルドなリフをかき鳴らせば、気分が上がること間違いなし!
RumbleLink Wray

アメリカ出身のギタリスト、リンク・レイさんが放ったロックギターの歴史を変えたと言っても過言ではない伝説的なインストゥルメンタル・ナンバーです。
歌詞がないにもかかわらず、そのあまりに暴力的で荒々しいサウンドが「若者の非行を助長する」とされ、多くのラジオ局で放送禁止になったという逸話も。
スピーカーに鉛筆で穴を開けて作り出したという歪んだ音と、たった数個のシンプルなパワーコードが叩き出すグルーヴは、まさに「Rumble(ギャングの喧嘩)」そのもの。
この曲がパワーコードの始まりという説もあるほどの名曲ですから、ぜひギター初心者の方もコピーしてみてくださいね!
Dig Up Her BonesMisfits

アメリカのホラーパンク界を牽引するミスフィッツが、再結成後の新体制で放ったダークでキャッチーなナンバーです。
亡き恋人を想うあまり「彼女の骨を掘り起こす」という衝撃的な歌詞は、ファンの間でも伝説なのだとか。
この痛切な物語を彩るのが、シンプルながらも重く歪んだパワーコード。
イントロから全編にわたって鳴り響く攻撃的なリフと、メロディアスなボーカルが一体となることで、悲しくも美しいゴシックロマンスの世界が生まれます。
ギターでこのリフをかき鳴らせば、主人公の狂おしい感情が乗り移ってくるのではないでしょうか。
My GenerationThe Who

イギリスの伝説的ロックバンド、ザ・フーが1965年に発表し、ロックの歴史そのものを塗り替えたアンセムです。
ギタリストのピート・タウンゼントが腕を風車のように振り回し、ギターに叩きつけるパワーコードはまさに革命的!
このシンプルかつ破壊力抜群のサウンドが、後のパンクやハードロックの扉を開いたのだとか。
どもりながら叫ぶボーカルは、大人たちの社会に対する若者の言葉にならない怒りや疎外感を表現しているかのよう。
「年寄りになる前に死んでしまいたい」という痛烈なフレーズは、いつの時代も聴く者の魂を激しく揺さぶるのではないでしょうか。