パワーコードがカッコイイ洋楽の名曲。ただ簡単なだけじゃないギターリフの魅力
エレキギターの初心者向け奏法として最も定番なのが「パワーコード」です。
押さえるのが難しいことで有名な「F」のようなコードとは異なり、基本的には「ルート」と呼ばれる音と「5度」と呼ばれる音(低音弦なら「ルート」より1本高い弦の2フレット上)を押さえるだけなので、簡単な曲ならほとんどこれだけで弾けてしまいます。
そこで今回は、ギターの練習曲にもピッタリな、パワーコードで弾ける洋楽の名曲をご紹介します!
初心者向けだけでなくやや高度な曲もありますので、ギター練習中の方はぜひ聴いてみてくださいね。
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パワーコードがカッコイイ洋楽の名曲。ただ簡単なだけじゃないギターリフの魅力(1〜20)
(SIC)Slipknot

大人数のメンバーがそれぞれ異なるマスクを被りパフォーマンスすることでも有名なスリップ・ノットの、1999年リリース1stアルバムからの1曲。
ジャンルで括ることが難しいバンドですが、共通するのは猛烈な激しさ。
単音引きやトリッキーな奏法を使っている箇所もありますが、基本的には「ひたすら激しく・重い8ビート」を、鎌を振るかのような気持ちで刻むといいのではないでしょうか。
荒くというのではなく、振り下ろすタイミングを合わせるという感じで。
Still WaitingSUM41

カナダ出身のロックバンド、サム・フォーティーワンの楽曲。
短い楽曲ながら疾走感と厚みのある曲調で、サビで聴かれるパワーコードがカッコいいナンバーです。
ブリッジミュートとパワーコードの応酬という、全体的にロックギターの基本的な奏法が多いためギター練習中の人にもオススメの楽曲と言えるのではないでしょうか。
間奏ではパワーコードの形から5度の音をミュートしたオクターブ奏法が使われていますが、指の形はパワーコードと大差がないため簡単に弾くことができます。
LinoleumNOFX

いわゆるメロコア、メロディック・ハードコアの草分け的存在であるノーエフエックスが1994年にリリースしたアルバム「Punk in Drublic」収録のオープニングナンバー。
速いテンポにポップなメロディ、ハモリ、2:10という尺の短さなど、「これぞメロコア」という要素満載のナンバーです。
日本の10-FEETのようなバンドが好きなら、ストライクな曲でしょう。
演奏面では難しいところはないので、とにかくノリ重視、耳障りにならない程度にドンシャリなサウンドメイクとマーシャル等の音圧が高めのアンプで、勢いよく弾ききると雰囲気が出るのではないでしょうか。
American IdiotGreen Day

数々のヒット曲を生み出したグリーン・デイの中でも、トップクラスの知名度を誇る楽曲。
2004年にリリースし大ヒットした同名アルバムのタイトルチューンにしてオープニングチューン。
歌詞の内容的に、当時の政権批判的なこともあり、得意の「突き抜けた明るさ」だけではない少し怒りを帯びた感じもある楽曲になっています。
しかし、ギター演奏する上では力みは不要、リラックスしてパワーコードをかき鳴らしましょう。
グリーン・デイは他の楽曲も難しくはないので、ギターを始めるのにはぴったりですね。
Hard Rock HallelujahLordi

フィンランドのハードロックバンド、ローディのナンバーで、2006年にシングルカットされその年の「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」の優勝曲にもなりました。
ローディはアメリカのロックバンドであるキッスに影響を受け、コスチュームに非常にこだわっていることでも知られます。
この曲の全体的なイメージもキッスを彷彿するところがあり、特にギターサウンドは、アメリカン・ロックのようなリフワーク、音色となっています。
8ビートを意識して80年代風に弾けば、バッチリな曲です。
Breaking The LawJudas Priest

ジューダス・プリーストと言えば、「メタル・ゴッド」と称されるロブ・ハルフォード率いるバンドのためヘヴィメタル・バンドというイメージが強いかも知れませんが、この曲は重々しくなく、ロックが好きならとっつきやすい曲だと思います。
タイムも2分半ほど、ギターソロもなく、バッキングも一部簡単な単音リフもありますが、パワーコードの刻みや白玉がほとんど。
ヘヴィメタルにあまり触れたことのない方にもオススメの曲です。