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【2025】パワーコードがかっこいい洋楽の名曲。定番曲から近年の人気曲まとめ

ギターフレーズの超定番とも言えるパワーコードをご存知ですか?

2本もしくは3本の弦で奏でる力強い響きは、ロックやヘビーメタルなど幅広いジャンルで活用されており、ギター初心者にも取り組みやすい基礎的な奏法として知られています。

シンプルながらも力強い響きで、激しいサウンドから叙情的なメロディーまで、楽曲の表情を多彩に演出できるのが魅力です。

この記事では、パワーコードが印象的な洋楽の名曲から、近年のヒット曲まで、幅広く取り上げていきます。

お気に入りの1曲を見つけて、ぜひギターにチャレンジしてみてください!

【2025】パワーコードがかっこいい洋楽の名曲。定番曲から近年の人気曲まとめ(11〜20)

My GenerationThe Who

イギリスの伝説的ロックバンド、ザ・フーが1965年に発表し、ロックの歴史そのものを塗り替えたアンセムです。

ギタリストのピート・タウンゼントが腕を風車のように振り回し、ギターに叩きつけるパワーコードはまさに革命的!

このシンプルかつ破壊力抜群のサウンドが、後のパンクやハードロックの扉を開いたのだとか。

どもりながら叫ぶボーカルは、大人たちの社会に対する若者の言葉にならない怒りや疎外感を表現しているかのよう。

「年寄りになる前に死んでしまいたい」という痛烈なフレーズは、いつの時代も聴く者の魂を激しく揺さぶるのではないでしょうか。

Stacy’s MomFountains of Wayne

Fountains Of Wayne – Stacy’s Mom (Official Music Video)
Stacy’s MomFountains of Wayne

アメリカのパワー・ポップ・バンド、フォウントゥンズ・オブ・ウェインが2003年に放った大ヒットナンバーです。

イントロから刻まれるパームミュートを効かせたパワーコードが、とにかくキャッチーで耳に残りますよね。

この痛快なリフは、作者が影響を受けたザ・カーズへのオマージュだとか。

シンプルながら楽曲全体に爽快なドライブ感を与えています。

歌詞で描かれるのは、友達ステイシーのママに夢中な男の子の甘酸っぱい妄想。

「放課後遊びに行っていい?」なんて口実でママに会おうとする下心が、このカラッとしたギターサウンドに乗ることで、たまらなく愛おしい物語に仕上がっているんです。

The MiddleJimmy Eat World

Jimmy Eat World – The Middle (Official Music Video)
The MiddleJimmy Eat World

契約解除という逆境から、全米モダンロック・チャート1位という快挙を成し遂げたアメリカのバンド、ジミー・イート・ワールド。

その復活劇の象徴となったのがこの曲です。

とにかく潔いパワーコードのリフが最高にかっこいい!

「自分を安売りしないで」と歌うストレートな歌詞は、バンド自身の物語と重なり、聴く人の背中を力強く押してくれますよね。

テイラー・スウィフトさんがCMでカバーしたことでも話題となり、そのキャッチーなメロディーが記憶に残っている方も多いのでは?

「思い切ってやってみよう!」とポジティブな気持ちにさせてくれる、エネルギッシュな一曲です。

Dig Up Her BonesMisfits

アメリカのホラーパンク界を牽引するミスフィッツが、再結成後の新体制で放ったダークでキャッチーなナンバーです。

亡き恋人を想うあまり「彼女の骨を掘り起こす」という衝撃的な歌詞は、ファンの間でも伝説なのだとか。

この痛切な物語を彩るのが、シンプルながらも重く歪んだパワーコード。

イントロから全編にわたって鳴り響く攻撃的なリフと、メロディアスなボーカルが一体となることで、悲しくも美しいゴシックロマンスの世界が生まれます。

ギターでこのリフをかき鳴らせば、主人公の狂おしい感情が乗り移ってくるのではないでしょうか。

Song 2Blur

1990年代に時代を席巻した、英オルタナティブ・ロックの雄ブラーのヒット曲の一つ。

2分強という曲の短さ、楽曲もほぼ同じコード進行の「静」と「動」の行き来という感じですが、「動」にシフトする瞬間のダイナミックさがたまらなくカッコいい曲です。

またその切り替わる瞬間にディストーションRATをオンする動画が、時代を切り取っています。

ギター演奏的にはとくに難しいところはなく、クリーン部分を高音部で弾くチープさと、ディストーション部分の激しさを全身でもって表現することにかかっているような楽曲です。

Want You BadThe Offspring

The Offspring – Want You Bad (Official Music Video)
Want You BadThe Offspring

1990年代に、グリーン・デイとともにポップ・パンクブームを巻き起こしたアメリカのバンド、オフスプリングのシングルナンバー。

気持ちいいテンポの8ビートと全体を貫くポップ感が爽快な、晴れた日のドライブで仲間と窓を開けて聴きたいようなナンバーです。

ギター演奏上特に難しいところはありませんが、ディストーション気味に歪ませた音を、しっかりブリッジミュートすべきところとミュートを外すところ、粒立ちよく弾き分けることが、疾走感を生み出すポイントではないでしょうか。

【2025】パワーコードがかっこいい洋楽の名曲。定番曲から近年の人気曲まとめ(21〜30)

It’s My LifeBon Jovi

Bon Jovi – It’s My Life (Official Music Video)
It's My LifeBon Jovi

世界的に成功を収めたアメリカのロックバンド、ボン・ジョヴィの2000年の大ヒット曲。

ボン・ジョヴィの代表曲としてこの曲を上げる方も多いのではないでしょうか。

楽曲としてはミディアムテンポのマイナー調ロック、ギター演奏も白玉コードが多く初心者の方でも弾きやすいのではないでしょうか。

間奏ではトークボックスという飛び道具が使われており、これは同バンドのヒット曲『リヴィン・オン・ア・プレイヤー』でも印象的に使われています。

ボン・ジョヴィには比較的弾きやすい曲が多いので、ここから広げていくのもいいかもしれませんね。