洋楽男性デュオの魅力~オススメの名曲・人気曲
皆さんは男性デュオ、と聞いてどのような音楽を思い浮かべますか?
何となく、ポップスやフォークにソウル・ミュージックといったボーカル中心のイメージが強いかもしれませんね。
もちろんそういったデュオもステキなのですが、グループとしては最小編成の2人組だからこそ、制約に縛られない自由なセンスでさまざまな音楽を鳴らしているデュオも多く存在しています。
本稿では、そんな男性デュオというテーマを軸として、ポップスに限らずロックやテクノにヒップホップなど、ジャンルの枠内をこえた洋楽の名曲の数々を一挙ご紹介!
この名曲は男性デュオの曲だったのか、といった発見があるかも?
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洋楽男性デュオの魅力~オススメの名曲・人気曲(1〜10)
Stressed Outtwenty one pilots

インディーズ・シーンから頭角を現し、2010年代以降のポップ・シーンにおいて大人気となるまでに成長したアメリカはオハイオ州出身の2人組、トゥエンティ・ワン・パイロッツ。
もともとは3人組としてスタートした彼らですが、デビュー・アルバムをリリース後に現在のデュオ体制となっています。
ヒップホップからエレクトロポップ、ロックなどさまざまなジャンルを絶妙なアレンジでブレンドした彼らは多くのヒット曲を生み出していますが、こちらで紹介しているのは全米チャート1位に輝いた2015年リリースの通算4枚目となるアルバム『Blurryface』に収録されている『Stressed Out』です。
オルタナティブ・ヒップホップやラップロックのエッセンスをポップかつキャッチーに昇華した、彼ららしいセンスが光る『Stressed Out』は、アルバムのリード・シングルとして世界中で大ヒットを記録しました。
注目していただきたいのは、前向きな言葉が見当たらない諦めの境地のような歌詞ですね。
夢にあふれていた子供時代への郷愁をやるせなく歌う内容は、ストレス社会の現代にこそ完ぺきにマッチしてしまったのかもしれません……。
I Ain’t No JokeEric B. & Rakim

ニューヨークの伝説的なヒップホップ・ユニット、エリックB&ラキム。
1985年にクイーンズ出身のDJであるエリックさん、ロングアイランド出身のラッパーのラキムさんが結成した彼らは、ヒップホップの歴史の中でも最重要グループの1つとして後続のアーティストたちに多大な影響を及ぼしました。
彼らがリリースした作品はどれも名盤の誉れ高く、ヒップホップを語る上では欠かせないアルバムばかりですが、今回は1987年にリリースされた記念すべきデビュー・アルバム『Paid in Full』に収録された名曲『I Ain’t No Joke』を紹介します。
アルバムのオープニングを飾る重要な楽曲であり、抑制を効かせたラキムさんの知的なラップ、オールドスクールなスクラッチ、JB’sネタのホーン・セクションが印象的なジャズ・フィーリングあふれるトラックがあまりにもクールかつカッコいい代表曲の1つですね。
パブリック・エナミーに在籍していたフレイヴァー・フラヴさんがカメオ出演するMVも有名ですから、ぜひチェックしましょう!
Do It AgainSteely Dan

ドナルド・フェイゲンさんとウォルター・ベッカーさんによって結成されたアメリカのロックバンド、スティーリー・ダン。
ジャズやR&B、ソウルなど様々な音楽の要素を組み合わせた複雑なサウンドが彼らの持ち味です。
『Do It Again』は、1972年のデビューアルバム『Can’t Buy A Thrill』に収録されており、全米でヒットを記録しました。
難解な歌詞と、エレクトリックシタールによるソロフレーズが印象に残る1曲です。
2017年にはウォルター・ベッカーさんが亡くなりましたが、現在でもドナルド・フェイゲンさんがソロで精力的に活動を続けています。
洋楽男性デュオの魅力~オススメの名曲・人気曲(11〜20)
Block Rockin’ BeatsThe Chemical Brothers

トム・ローランズさんとエド・シモンズさんの2人によって結成されたイギリスのエレクトロデュオ、ケミカル・ブラザーズ。
1990年代のビッグ・ビートやエレクロトニカと呼ばれるムーブメントを代表するデュオとして知られています。
1997年にリリースされたセカンドシングル『Block Rockin’ Beats』では、テクノやロックなどが融合した疾走感のあるサウンドが堪能できますよ!
2枚目のアルバム『Dig Your Own Hole』に収録されている1曲です。
Shout To The TopThe Style Council

スタイル・カウンシルは、ポール・ウェラーさんとミック・タルボットさんの2人により1982年に結成されたイギリスのポップロックバンドです。
ポール・ウェラーさんは、1970年代に活躍したモッズバンド、ザ・ジャムのリーダーだったことでもよく知られており、ザ・ジャムの解散後にスタイルカウンシルを結成しました。
そんな彼らが1984年にリリースした『Shout To The Top』は、ソウルやR&Bなどの要素も取り入れたサウンドが魅力!
1985年のセカンドアルバム『Our Favourite Shop』に収録されています。
Ghost RiderSuicide

アラン・ベガさんとマーティン・レヴさんの2人が1970年にニューヨークで結成したシンセロックバンド、スーサイド。
『Ghost Rider』は、マーベルコミックに登場する悪役にインスピレーションを受けて作られており、実験的なシンセサウンドが強烈な印象を残します。
ヒットすることはありませんでしたが、ポストパンクやインダストリアルロックなどさまざまな音楽が発展するきっかけとなりました。
R.E.Mなど様々なバンドやアーティストにもカバーされてきた、音楽史に残る重要な1曲です!
I Go to PiecesPeter & Gordon

ピーター・アッシャーさんとゴードン・ウォーラーさんによるイギリスの2人組ポップデュオ、ピーター&ゴードン。
1964年にリリースされた『I Go to Pieces』は、1960年代にビートルズなどイギリスのロックバンドがアメリカの音楽界を席巻したブリティッシュ・インベイションと呼ばれるブームに乗ったこともあり、特にアメリカで大ヒットを記録。
失恋の辛さを歌った歌詞と、2人のコーラスの美しさは、当時の若者たちを夢中にさせました。