洋楽男性デュオの魅力~オススメの名曲・人気曲
皆さんは男性デュオ、と聞いてどのような音楽を思い浮かべますか?
何となく、ポップスやフォークにソウル・ミュージックといったボーカル中心のイメージが強いかもしれませんね。
もちろんそういったデュオもステキなのですが、グループとしては最小編成の2人組だからこそ、制約に縛られない自由なセンスでさまざまな音楽を鳴らしているデュオも多く存在しています。
本稿では、そんな男性デュオというテーマを軸として、ポップスに限らずロックやテクノにヒップホップなど、ジャンルの枠内をこえた洋楽の名曲の数々を一挙ご紹介!
この名曲は男性デュオの曲だったのか、といった発見があるかも?
洋楽男性デュオの魅力~オススメの名曲・人気曲(11〜20)
Romantic RightsDeath from Above 1979

ジェシー・F・キーラーさんとセバスチャン・グレインジャーさんの2人がカナダで結成したロックバンド、デス・フロム・アバヴ1979。
ギターがおらず、ベースとドラムだけという特殊な編成が彼らの大きな特徴です。
2004年にリリースされた『Romantic Rights』では、ギターレスとは思えない重厚で攻撃的なロックサウンドが楽しめますよ!
1枚目のアルバム『You’re a Woman, I’m a Machine』に収録されています。
Ms. JacksonOutKast

アウトキャストは、アンドレ3000さんとビッグ・ボーイさんが1992年に結成したアメリカのヒップホップデュオです。
ヒップホップだけでなく、ファンクやサイケロック、テクノなどさまざまな要素をミックスして独自の音楽を確立したことで知られています。
2000年にリリースされた『Ms.Jackson』は、別れた彼女のお母さんに向けて、恋愛を続けることの難しさを歌った1曲で、アメリカだけでなくヨーロッパなどでもヒットしました。
残念ながら、アウトキャストはすでに活動休止してしまいましたが、ソロや俳優としても活動する2人に今後も注目です!
Little MonsterRoyal Blood

イギリスはブライトン出身のロイヤル・ブラッドは、ベーシスト兼ボーカリストのマイク・カーさん、ドラマーのベン・サッチャーさんという2人によるロック・バンドです。
バンドとしては最小編成、さらにはベースとドラムだけという変則的なデュオではありますが、並のハードロックやガレージロックが裸足で逃げ出すほどのダイナミックな爆音ロックを武器として、2022年現時点でリリースされている3枚のアルバム全てが全英チャート1位を記録しているという確かな実力と人気を誇るグループなのです。
作品をリリースするごとに、ダンサンブルな要素を取り入れるなど成長を続けている彼らですが、本稿で取り上げている初期の名曲『Little Monster』は、ストレートに彼らの魅力が味わえる代表曲の1つ。
彼らのことを知らない方がこの曲を聴いたら、最初は図太いリフがベースで鳴らされているものだとは思わないかもしれませんね!
Bye Bye LoveThe Everly Brothers

ドン・エヴァリーさんとフィル・エヴァリーの兄弟によるデュオ、エヴァリー・ブラザースは、1950年代後半から1960年代のアメリカで活躍しました。
カントリーロックを代表するデュオとして有名です。
1957年のデビュー曲『Bye Bye Love』は大ヒットを記録し、のちのビートルズやサイモン&ガーファンクルがカバーするなど後世にも大きな影響を与えました。
失恋の悲しさを表現した歌詞を、アコースティックサウンドと息のあったコーラスで軽快に仕上げています。
Private EyesDaryl Hall & John Oates

アメリカ人のダリル・ホールさんとジョン・オーツさんの2人組ポップデュオ、ダリル・ホール&ジョン・オーツは、主に1970年代後半から1980年代にかけて活躍しました。
1981年にリリースされた『Private Eyes』は、そんな彼らを代表する1曲です。
『君のことはずっと注意深く見ているよ』というストーカーのようなちょっと怖い歌詞ですが、ソウルをベースとしたキャッチーなサウンドで当時大ヒットを記録しました。