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世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】

世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】
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国内の式典をはじめ、オリンピックやワールドカップなど、国内外問わずに大切な行事の際に歌われる国歌。

各国歌の曲調や歌詞の内容はそれぞれで、さまざまな国歌が存在しています。

この記事では、そうした世界中の国歌の中から有名な曲を紹介していきますね!

日本の国歌はもちろん、アメリカやフランスなど、たくさんの国歌をピックアップしました。

またウクライナの国歌も紹介しているので、この機会に世界中の美しい国歌を聴いてみてくださいね。

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世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】(1〜10)

イギリス

God Save the Queen

British National Anthem – “God Save The Queen” (EN)
God Save the Queen

イギリスの国歌である『God Save the Queen』は、邦題では『女王陛下万歳』や『神よ女王を守り給え』といわれています。

国王ジョージ2世が在位であった1745年にイギリス王室の賛歌として制定され、事実上の国歌とされています。

君主が女性国王か男性国王かで曲名や歌詞が返られることも大きな特徴とされています。

イギリス王室の賛歌という要素が強く、君主をたたえて願いを託すようすが歌詞では表現されています。

日本

君が代

10世紀初頭にへんさんされた古今和歌集の「読人知らず」の和歌を由来として制作された『君が代』。

世界の国歌のなかでも、作詞者が古いことで知られています。

1930年には国家として定着しており、1999年に「国旗及び国歌に関する法律」で正式に国家として定められた楽曲です。

静けさのなかにある力強いサウンドが心に響きます。

歌詞の内容は「男女が支えあってこの世が長く栄えていくこと」を願うものなんです。

日本語のしおらしさがあふれる美しい言葉に耳を傾けてみませんか?

ロシア

Gosudarstvenny Gimn Rossiyskoy Federatsii作詞:Sergey Mikhalkov / 作曲:Alexander Vasilyevich Alexandrov

ロシア連邦の国歌は『祖国は我らのために』といったタイトルで日本では呼ばれていますが、ロシアにおいてはタイトルで呼ばれることはないそうです。

ウラジーミル・プーチン大統領によって2000年に国歌として制定されました。

ソビエト連邦の国歌のメロディーを復活させ、それに現代のロシアをたたえる歌詞がのせられた曲というところが大きなポイントではないでしょうか。

強いロシアのイメージを強調する目的で作られた、荘厳な空気感と愛国心が伝わってくる国歌です。

アメリカ

The Star-Spangled Banner作詞:Francis Scott Key / 作曲:John Stafford Smith

アメリカ国歌 歌詞 英語 日本語 – Anthem of USA (EN/Japan lyrics)
The Star-Spangled Banner作詞:Francis Scott Key / 作曲:John Stafford Smith

1814年に弁護士であるフランシス・スコット・キーさんが詩を書いた『The Star-Spangled Banner』。

米英戦争のなかで「星条旗」を目にした彼が当時の社会情勢を描いた楽曲です。

世界の国歌のなかでもとくに有名な曲なので、ご存じの方も多いでしょう。

クラシカルなサウンドに響く壮大なコーラスワークが印象に残ります。

どんな時でも希望をもつことを教えてくれる国歌です。

「自由」をテーマに掲げるアメリカの力強い意志を感じながら聴いてみてください。

フランス

La MarseillaiseClaude Joseph Rouget de Lisle

フランス共和国 国歌「ラ・マルセイエーズ」(La Marseillaise)日本語訳/National anthem of France
La MarseillaiseClaude Joseph Rouget de Lisle

壮大なオーケストラサウンドが高らかに響く『La Maseillaise』。

強い信念や意志が感じられるこちらの楽曲は、フランス革命の際に軍歌として制作されました。

平等や人権を求めていたフランス市民の思いがこめられた楽曲です。

当時の社会情勢に対する真っすぐなメッセージが受けとれます。

クラシック音楽やオペラで披露される深みのある歌声を体験できるでしょう。

歴史上にあったできごとをテーマにしているので、フランスの成りたちをいつでも思いだせますね。

情熱的な思いがこめられた国歌をぜひ聴いてみてください。

オランダ

Wilhelmus van Nassouwe作詞:フィリップス・ファン・マルニクス / 作曲:不明

オランダ 国歌「ヴィルヘルムス・ファン・ナッソウエ(Wilhelmus van Nassouwe)」
Wilhelmus van Nassouwe作詞:フィリップス・ファン・マルニクス / 作曲:不明

1568年から1648年にかけて起こったオランダ独立戦争の指導者オラニエ公ウィレム1世を表す『Wilhelmus van Nassouwe』というタイトルが付けられたオランダ国歌。

1569年頃に歌われていたフランスの従軍歌が元に作られたとされ、メロディーは世界の国家のうちもっとも古いと言われています。

歌詞が15番まである非常に長い国歌ですが、現在歌われているのは1番と6番のみ。

支配から逃れ独立を果たしたオランダの力強さや未来に抱く希望が表現されています。

ウクライナ

Shche ne vmerla Ukraina作詞:Pavlo Chubynsky / 作曲:Mykhaylo Verbytsky

ウクライナの国歌である『ウクライナは滅びず』は1917年に国歌として採用され、そしてソビエト連邦からの独立後1992年に国歌として復活しました。

復活した国歌であるという点からも、国歌が続いていくことを象徴しているようにも感じられますね。

ウクライナの国民であることを誇りに思い、国全体が幸福であることを願う、愛国心が強く伝わってきます。

誰にも支配されない自由な国であることを願う、壮大なメッセージが感じられる国歌です。