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世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】

国内の式典をはじめ、オリンピックやワールドカップなど、国内外問わずに大切な行事の際に歌われる国歌。

各国歌の曲調や歌詞の内容はそれぞれで、さまざまな国歌が存在しています。

この記事では、そうした世界中の国歌の中から有名な曲を紹介していきますね!

日本の国歌はもちろん、アメリカやフランスなど、たくさんの国歌をピックアップしました。

またウクライナの国歌も紹介しているので、この機会に世界中の美しい国歌を聴いてみてくださいね。

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世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】(21〜30)

ノルウェー

Ja, vi elsker dette landet作詞:Bjørnstjerne Bjørnson / 作曲:Rikard Nordraak

ノルウェーの魂が込められた国歌『Ja, vi elsker dette landet』は、詩人ビョルンスティエルネ・ビョルンソンさんの作詞と、作曲家リカルト・ノルダークさんの作曲によって生み出されました。

1864年5月17日、ノルウェー憲法制定50周年を記念する式典で初めて演奏された本作は、壮大な自然と歴史的英雄たちへの賛美、そして国民の団結と独立への思いを歌い上げています。

シンプルながらドラマチックな旋律は、ノルウェーの山々と海を思わせる力強さを秘めており、国家行事や祝祭の場で欠かせない存在となっています。

『我らこの国を愛す』という邦題でも知られるこちらの曲は、ノルウェーの文化と誇りを感じたい方にぜひおすすめの一曲です。

チェコ

Kde domov mů作詞:Josef Kajetán Tyl / 作曲:František Škroup

チェコの愛国心を象徴する『我が家何処や』は、1834年に誕生した国民的名曲です。

ヨセフ・カイエタン・ティルさんとフランティシェク・シュクループさんによって生み出された本作は、チェコの美しい自然と文化への深い愛着を歌い上げています。

劇中歌として誕生した本作は、瞬く間に人々の心をつかみ、チェコの民族意識を高める重要な役割を果たしました。

1918年のチェコスロバキア建国時には国歌として採用され、現在もチェコ共和国の国歌として親しまれています。

穏やかで情緒的な旋律は、他の作曲家にも影響を与え、ドヴォルザークやシュトラウスの作品にも引用されているんですよ。

世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】(31〜40)

スイス

Schweizerpsalm作詞:Leonhard Widmer / 作曲:Alberich Zwyssig

スイス国歌として知られる『Schweizerpsalm』は、レオナルド・ヴィドマーさんとアルベリク・ツヴィッシグさんによって1841年に制作された楽曲です。

アルプスの壮大な自然と神への信仰を讃える歌詞が特徴的で、スイスの文化的アイデンティティを象徴しています。

本作は1961年に暫定的な国歌として採用され、1981年に正式な国歌として認められました。

邦題の『スイスの賛歌』というタイトルでご存じの方も多いかもしれませんね。

スイスの愛国的な行事や国際的なイベントで広く演奏されており、スイスの美しい風景や精神性を感じたい方におすすめの一曲です。

アイルランド

Amhrán na bhFiann作詞:Peadar Ó Cearnaigh/ 作曲:Liam Ó Rinn

National Anthem of Ireland – “Amhrán na bhFiann” (Irish version)
Amhrán na bhFiann作詞:Peadar Ó Cearnaigh/ 作曲:Liam Ó Rinn

愛国心と独立への願いを込めたアイルランドの国歌『Amhrán na bhFiann』は、『兵士の歌』という邦題でも知られるペアダール・オ・ケアーニーさんとリアム・オ・リンさんが手掛けた壮大な楽曲です。

1907年に英語で作られ、1923年にアイルランド語に翻訳されたこの曲は、1916年のイースター蜂起を機に広く知られるようになりました。

1926年に正式な国歌として採用された本作は、アイルランドの独立と自由を求める兵士たちの決意を力強く表現しています。

ワールドカップやオリンピックなど、国際的な舞台でも歌われるこの曲は、アイルランドの歴史と文化を感じたい方にぴったりです。

インド

Jana Gana Mana作詞:Rabindranath Tagore / 作曲:Rabindranath Tagore

インド 国歌「ジャナ・ガナ・マナ(जन गण मन)」
Jana Gana Mana作詞:Rabindranath Tagore / 作曲:Rabindranath Tagore

インド音楽、映画やインド料理店などで耳にすることがありますよね。

インドの国歌であるこの曲『Jana Gana Mana』もどこか聴き慣れたような、他国の国歌としてはなじみやすいのではないでしょうか?

『Jana Gana Mana』は「人々の意思」といった意味があり、インドの思想家であるラビンドラナート・タゴールさんが作詞、作曲を手掛けました。

1911年の国歌会議で初めて披露されたこの曲ですがその後1950年に正式な国歌として制定されました。

ニュージーランド

God Defend New Zealand作詞:Thomas Bracken, Thomas Henry Smith / 作曲:John Joseph Woods

ニュージーランドの国民的な歌として親しまれている楽曲で、邦題は『神よニュージーランドを守り給え』。

1876年にトーマス・ブラッケンさんが作詞し、ジョン・ジョセフ・ウッズさんが作曲しました。

国の自由と平和を願う歌詞は、ニュージーランドの人々の誇りと希望を象徴しています。

1977年に正式に国歌として認定され、英語版とマオリ語版の両方が存在するのも特徴です。

スポーツイベントや公式行事で頻繁に演奏される本作は、多様な文化の調和を願う国民の思いが込められた、心に響く曲となっています。

ブルガリア

Мила Родино作詞:Цветан Радославов / 作曲:Цветан Радославов

ブルガリアの国歌として親しまれる『Мила Родино』は、邦題『愛しき祖国』としても知られる愛国的な楽曲です。

1885年、ツヴェタン・ラドスラヴォフさんによって作られたこの曲は、ブルガリアの美しい自然や国民の誇りを歌い上げています。

バルカン山脈やドナウ川の風景が描かれた歌詞は、祖国への深い愛情を表現しており、多くのブルガリア人の心に響いています。

本作は1964年に正式に国歌として採用され、以来、オリンピックやワールドカップなどの国際的な場面でも演奏されています。

ブルガリアの伝統的な旋律とリズムに基づいた力強いメロディーは、国民の団結と愛国心を象徴する曲として、今も国民に愛され続けているのです。