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【いくつ知ってますか?】世界の国歌まとめ

ワールドカップやオリンピックの開会式で流れる国歌を聴いて、胸が熱くなった経験はありませんか?

サッカーの試合前、選手たちが肩を組んで歌い上げる姿に思わず見入ってしまうこともありますよね。

世界には200を超える国と地域があり、それぞれに歴史や文化を映し出した国歌が存在します。

勇壮なメロディで知られるものから、美しい旋律が印象的なものまで、その個性は実にさまざまです。

この記事では、世界の国歌の中でも特に有名で人気の高い楽曲をたっぷりご紹介していきます。

聴き覚えのある曲がいくつ見つかるか、ぜひチェックしてみてくださいね!

ヨーロッパ(1〜10)

ドイツ

Deutschlandlied作詞:August Heinrich Hoffmann von Fallersleben / 作曲:Joseph Haydn

ドイツ連邦共和国 国歌「ドイツの歌」(Deutschlandlied)日本語訳/National anthem of Germany
Deutschlandlied作詞:August Heinrich Hoffmann von Fallersleben / 作曲:Joseph Haydn

音楽家、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンさんがフランツ2世に向けて作曲した『神よ、皇帝フランツを守り給え』の旋律に、学教授、アウグスト・ハインリヒ・ホフマン・フォン・ファラースレーベンさんが制作した詩をつけた『Deutschlandlied』。

自由主義的な統一ドイツをもたらすシンボルとして採用された国歌であり、現在は3番のみが公式として定められています。

国家の繁栄や未来を感じさせる壮大なオーケストラサウンドが印象的です。

祖国が栄えることを願う力強いメッセージを受けとってみてください。

スペイン

国王行進曲(Marcha Real)作詞:現在はなし / 作曲:不明

スペイン王国の『国王行進曲』は、ヨーロッパ最古の国歌、そして歌詞のない国歌として知られています。

1770年にスペイン王カルロス3世が本曲を公式な名誉の行進曲とし、公式行事や儀式の場で演奏されるようになりました。

過去には時代によって異なる歌詞で歌われていたスペイン国家。

現在も歌詞をつけようとする動きは見られるものの、フランスとスペインにまたがるバスク地方やスペインの自治州カタルーニャなどの複雑な国内事情などで、実現にはいたっていません。

ヨーロッパ(11〜20)

ポーランド

Mazurek Dąbrowskiego作詞:Józef Rufin Wybicki / 作曲:不明

ポーランド共和国 国歌「ドンブロフスキのマズルカ(Mazurek Dąbrowskiego)」
Mazurek Dąbrowskiego作詞:Józef Rufin Wybicki / 作曲:不明

ポーランド国歌『ドンブロフスキのマズルカ』は、『ポーランドは未だ滅びず』の名でも知られています。

1797年に領土を失った亡命ポーランド人部隊の軍歌として書かれ、第一次世界大戦後に国歌として定着しました。

当時ポーランドはフランスと協力してオーストリアと戦っており、歌詞中にもフランスの指導者ナポレオン・ボナパルトの名が登場します。

他にも歌詞には周辺国の名前が含まれており、侵略や独立を経験してきたポーランドの歴史を色濃く感じさせる国歌です。

イタリア

Il Canto degli Italiani作詞:Goffredo Mameli / 作曲:Michele Novaro

【和訳 カナルビ Garageband】イタリア国歌 「Il Canto degli Italiani」(イタリア人たちの唱歌) Italy anthem (English Subtitles)
Il Canto degli Italiani作詞:Goffredo Mameli / 作曲:Michele Novaro

イタリア共和国の国歌である『マメーリの賛歌』は1946年にイタリア共和国の成立とともに国歌として制定されました。

大戦終結後に国歌として制定された曲ではありますが、曲そのものは19世紀の前半に作られたものであり、イタリアの統一を目指す動きも感じられる内容です。

歴史の中で分裂を繰り返してきたイタリアをひとつにするために戦う勇敢なすがたが表現されています。

イタリアの長い歴史と強い意志が伝わってくるような勇ましい雰囲気の国歌です。

ジョージア

Tavisupleba作詞:David Magradze / 作曲:Zacharia Paliashvili

ジョージアの国歌『Tavisupleba』は、2004年5月に採用された新しい国歌です。

作詞はデイヴィッド・マグラゼさん、作曲はジョージアの著名な作曲家ザハリア・パリアシュヴィリさんが担当しました。

本作は、ジョージアの「バラ革命」後の新たな出発を象徴する楽曲として選ばれました。

荘厳なコーラスと力強いオーケストレーションが特徴的で、自由と未来への希望を歌い上げています。

歌詞では、祖国の神聖さと自由の大切さが強調されており、ジョージア人の愛国心と独立への願いが込められています。

国際的な場面でも演奏される機会が多く、ジョージアの文化遺産として広く認知されています。

ポルトガル

A Portuguesa作詞:Henrique Lopes de Mendonça / 作曲:Alfredo Cristiano Keil

【和訳付き】ポルトガル国歌「ポルトガル人よ(A Portuguesa)」(ア・ポルトゥゲーザ)
A Portuguesa作詞:Henrique Lopes de Mendonça / 作曲:Alfredo Cristiano Keil

日本語で『ポルトガル人よ』訳されるポルトガルの国歌『A Portuguesa』は、1890年にポルトガルの民衆がイギリスに対して起こした抗議行動の最中に作曲されました。

1910年の共和革命後、1911年に新生ポルトガル共和国の国歌に採用されています。

勢いと力強さを感じさせる歌詞とメロディーが印象的ですが、一説によると「メロディーがフランスの国歌『ラ・マルセイエーズ』の影響を受けている」との指摘もあるのだそうです。

言われてみれば、突き抜けるような明るさが似ていると思えなくもありませんね。

ベルギー

De Brabançonne作詞:Alexandre Dechet / 作曲:François van Campenhout

ベルギーの国歌であり『ブラバントの歌』という邦題でも知られる『De Brabançonne』は、1830年のベルギー独立革命の象徴として生まれた楽曲です。

アレクサンドル・デシェさんとフランソワ・ヴァン・カンペンハウトさんによって作られた本作は、ベルギーの自由と団結を歌い上げる力強いメッセージが込められています。

当初は革命の戦意を高めるための曲でしたが、現在では穏やかな内容に改訂され、フランス語、オランダ語、ドイツ語の3つの公用語で歌われています。

1860年に公式国歌として採用された本作は、オリンピックやワールドカップなどの国際的なイベントで演奏され、ベルギー国民の誇りとなっています。