世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】
国内の式典をはじめ、オリンピックやワールドカップなど、国内外問わずに大切な行事の際に歌われる国歌。
各国歌の曲調や歌詞の内容はそれぞれで、さまざまな国歌が存在しています。
この記事では、そうした世界中の国歌の中から有名な曲を紹介していきますね!
日本の国歌はもちろん、アメリカやフランスなど、たくさんの国歌をピックアップしました。
またウクライナの国歌も紹介しているので、この機会に世界中の美しい国歌を聴いてみてくださいね。
以下ではユニセフがおこなっているウクライナ支援の募金に参加できますので、ご支援を希望される方はぜひご覧ください。
世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】(6〜10)
Shche ne vmerla Ukraina作詞:Pavlo Chubynsky / 作曲:Mykhaylo Verbytsky

ウクライナの国歌である『ウクライナは滅びず』は1917年に国歌として採用され、そしてソビエト連邦からの独立後1992年に国歌として復活しました。
復活した国歌であるという点からも、国歌が続いていくことを象徴しているようにも感じられますね。
ウクライナの国民であることを誇りに思い、国全体が幸福であることを願う、愛国心が強く伝わってきます。
誰にも支配されない自由な国であることを願う、壮大なメッセージが感じられる国歌です。
国王行進曲(Marcha Real)作詞:現在はなし / 作曲:不明

スペイン王国の『国王行進曲』は、ヨーロッパ最古の国歌、そして歌詞のない国歌として知られています。
1770年にスペイン王カルロス3世が本曲を公式な名誉の行進曲とし、公式行事や儀式の場で演奏されるようになりました。
過去には時代によって異なる歌詞で歌われていたスペイン国家。
現在も歌詞をつけようとする動きは見られるものの、フランスとスペインにまたがるバスク地方やスペインの自治州カタルーニャなどの複雑な国内事情などで、実現にはいたっていません。
Wilhelmus van Nassouwe作詞:フィリップス・ファン・マルニクス / 作曲:不明

1568年から1648年にかけて起こったオランダ独立戦争の指導者オラニエ公ウィレム1世を表す『Wilhelmus van Nassouwe』というタイトルが付けられたオランダ国歌。
1569年頃に歌われていたフランスの従軍歌が元に作られたとされ、メロディーは世界の国家のうちもっとも古いと言われています。
歌詞が15番まである非常に長い国歌ですが、現在歌われているのは1番と6番のみ。
支配から逃れ独立を果たしたオランダの力強さや未来に抱く希望が表現されています。
Deutschlandlied作詞:August Heinrich Hoffmann von Fallersleben / 作曲:Joseph Haydn

音楽家、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンさんがフランツ2世に向けて作曲した『神よ、皇帝フランツを守り給え』の旋律に、学教授、アウグスト・ハインリヒ・ホフマン・フォン・ファラースレーベンさんが制作した詩をつけた『Deutschlandlied』。
自由主義的な統一ドイツをもたらすシンボルとして採用された国歌であり、現在は3番のみが公式として定められています。
国家の繁栄や未来を感じさせる壮大なオーケストラサウンドが印象的です。
祖国が栄えることを願う力強いメッセージを受けとってみてください。
Hino Nacional Brasileiro作詞:Joaquim Osório Duque Estrada / 作曲:Francisco Manuel da Silva

世界中の国歌のなかでもテンポが速く転調が多いことで知られる『Hino Nacional Brasileiro』。
戦争や支配を乗りこえて独立をむかえたブラジルをたたえる情熱的な楽曲です。
Wカップやオリンピックで聴いたことがある方もおられるでしょう。
サンバやリオのカーニバルなどの華やかなイベントを愛する彼らの魅力が詰まった楽曲です。
OKストラサウンドの美しい旋律とともに、美しく力強く生きる意志を受けとれるでしょう。
明るく元気になれる国歌をお探しの方はぜひ聴いてみてください。