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世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】

国内の式典をはじめ、オリンピックやワールドカップなど、国内外問わずに大切な行事の際に歌われる国歌。

各国歌の曲調や歌詞の内容はそれぞれで、さまざまな国歌が存在しています。

この記事では、そうした世界中の国歌の中から有名な曲を紹介していきますね!

日本の国歌はもちろん、アメリカやフランスなど、たくさんの国歌をピックアップしました。

またウクライナの国歌も紹介しているので、この機会に世界中の美しい国歌を聴いてみてくださいね。

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世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】(31〜35)

ベルギー

De Brabançonne作詞:Alexandre Dechet / 作曲:François van Campenhout

ベルギーの国歌であり『ブラバントの歌』という邦題でも知られる『De Brabançonne』は、1830年のベルギー独立革命の象徴として生まれた楽曲です。

アレクサンドル・デシェさんとフランソワ・ヴァン・カンペンハウトさんによって作られた本作は、ベルギーの自由と団結を歌い上げる力強いメッセージが込められています。

当初は革命の戦意を高めるための曲でしたが、現在では穏やかな内容に改訂され、フランス語、オランダ語、ドイツ語の3つの公用語で歌われています。

1860年に公式国歌として採用された本作は、オリンピックやワールドカップなどの国際的なイベントで演奏され、ベルギー国民の誇りとなっています。

ノルウェー

Ja, vi elsker dette landet作詞:Bjørnstjerne Bjørnson / 作曲:Rikard Nordraak

ノルウェーの魂が込められた国歌『Ja, vi elsker dette landet』は、詩人ビョルンスティエルネ・ビョルンソンさんの作詞と、作曲家リカルト・ノルダークさんの作曲によって生み出されました。

1864年5月17日、ノルウェー憲法制定50周年を記念する式典で初めて演奏された本作は、壮大な自然と歴史的英雄たちへの賛美、そして国民の団結と独立への思いを歌い上げています。

シンプルながらドラマチックな旋律は、ノルウェーの山々と海を思わせる力強さを秘めており、国家行事や祝祭の場で欠かせない存在となっています。

『我らこの国を愛す』という邦題でも知られるこちらの曲は、ノルウェーの文化と誇りを感じたい方にぜひおすすめの一曲です。

ウェールズ

Hen wlad fy nhadau作詞:Evan James / 作曲:James James

ウェールズの魂を歌い上げる名曲『Hen Wlad Fy Nhadau』。

父と息子のコンビが生み出したこの楽曲は、『我が父祖の土地』という邦題からも伝わるようにウェールズの誇りと文化を美しく表現しています。

1856年に誕生し、1858年のランゴレン・エイスティッドフォードでの演奏をきっかけに全国的な人気を博しました。

ウェールズの豊かな自然や歴史、そして言語への愛が込められた歌詞は、聴く人の心に深く響きます。

スポーツイベントや国家的行事で頻繁に歌われ、ウェールズ人の魂を揺さぶる一曲です。

ウェールズの文化に触れたい方や、心を熱くする壮大な国歌を探している方におすすめです。

ウルグアイ

Orientales, la Patria o la tumba作詞:Francisco Acuña de Figueroa / 作曲:Francisco José Debali

ウルグアイの国歌『Orientales, la Patria o la tumba』は、愛国心と自由を称える壮大な楽曲です。

1845年7月19日に初演され、1848年に正式に国歌として認定されました。

オペラの影響を受けた音楽は、ロッシーニやドニゼッティの作品を彷彿とさせる壮大なスタイルで、ソロと合唱が交互に繰り返される構造が特徴的です。

歌詞は「東方の人々よ、祖国か墓場か」と始まり、ウルグアイの独立と自由への強い決意を表現しています。

本作は、ウルグアイの式典やスポーツイベントで頻繁に演奏され、国民の誇りとなっています。

愛国心溢れる歌詞と壮大な曲調を味わいたい方にぜひおすすめです。

パキスタン

Qaumī Tarānah作詞:Hafeez Jullundhri / 作曲:Ahmad G. Chagla

National Anthem of Pakistan – Qaumī Tarānah – قومی ترانہ
Qaumī Tarānah作詞:Hafeez Jullundhri / 作曲:Ahmad G. Chagla

パキスタンの国歌として知られる『Qaumī Tarānah』(邦題『神聖なる大地に祝福あれ』)は、ウルドゥー語詩人のハフィーズ・ジュルンドリさんと音楽家のアフマド・G・チャグラさんによって手掛けられた名曲です。

1954年8月に正式に国歌として採用された本作は、パキスタンの誇りとアイデンティティを象徴する楽曲として、国民に深く愛されています。

80秒間にわたるシンフォニックな構成で、21種類の楽器と38の音階を駆使し、東洋と西洋の音楽を見事に融合させています。

パキスタンの土地や人々への祝福、信仰、団結、進歩を称える歌詞は、国家の永続的な栄光と繁栄を祈るメッセージに溢れています。