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世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】

国内の式典をはじめ、オリンピックやワールドカップなど、国内外問わずに大切な行事の際に歌われる国歌。

各国歌の曲調や歌詞の内容はそれぞれで、さまざまな国歌が存在しています。

この記事では、そうした世界中の国歌の中から有名な曲を紹介していきますね!

日本の国歌はもちろん、アメリカやフランスなど、たくさんの国歌をピックアップしました。

またウクライナの国歌も紹介しているので、この機会に世界中の美しい国歌を聴いてみてくださいね。

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世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】(36〜40)

チェコ

Kde domov mů作詞:Josef Kajetán Tyl / 作曲:František Škroup

チェコの愛国心を象徴する『我が家何処や』は、1834年に誕生した国民的名曲です。

ヨセフ・カイエタン・ティルさんとフランティシェク・シュクループさんによって生み出された本作は、チェコの美しい自然と文化への深い愛着を歌い上げています。

劇中歌として誕生した本作は、瞬く間に人々の心をつかみ、チェコの民族意識を高める重要な役割を果たしました。

1918年のチェコスロバキア建国時には国歌として採用され、現在もチェコ共和国の国歌として親しまれています。

穏やかで情緒的な旋律は、他の作曲家にも影響を与え、ドヴォルザークやシュトラウスの作品にも引用されているんですよ。

スイス

Schweizerpsalm作詞:Leonhard Widmer / 作曲:Alberich Zwyssig

スイス国歌として知られる『Schweizerpsalm』は、レオナルド・ヴィドマーさんとアルベリク・ツヴィッシグさんによって1841年に制作された楽曲です。

アルプスの壮大な自然と神への信仰を讃える歌詞が特徴的で、スイスの文化的アイデンティティを象徴しています。

本作は1961年に暫定的な国歌として採用され、1981年に正式な国歌として認められました。

邦題の『スイスの賛歌』というタイトルでご存じの方も多いかもしれませんね。

スイスの愛国的な行事や国際的なイベントで広く演奏されており、スイスの美しい風景や精神性を感じたい方におすすめの一曲です。

アイルランド

Amhrán na bhFiann作詞:Peadar Ó Cearnaigh/ 作曲:Liam Ó Rinn

National Anthem of Ireland – “Amhrán na bhFiann” (Irish version)
Amhrán na bhFiann作詞:Peadar Ó Cearnaigh/ 作曲:Liam Ó Rinn

愛国心と独立への願いを込めたアイルランドの国歌『Amhrán na bhFiann』は、『兵士の歌』という邦題でも知られるペアダール・オ・ケアーニーさんとリアム・オ・リンさんが手掛けた壮大な楽曲です。

1907年に英語で作られ、1923年にアイルランド語に翻訳されたこの曲は、1916年のイースター蜂起を機に広く知られるようになりました。

1926年に正式な国歌として採用された本作は、アイルランドの独立と自由を求める兵士たちの決意を力強く表現しています。

ワールドカップやオリンピックなど、国際的な舞台でも歌われるこの曲は、アイルランドの歴史と文化を感じたい方にぴったりです。

コロンビア

Himno Nacional de Colombia作詞:Rafael Núñez / 作曲:Oreste Sindici

コロンビアの魂を歌い上げる、国家の誇りを象徴する楽曲です。

1887年11月11日に初めて披露されたこの国歌は、コロンビアの独立と自由への熱い思いが込められています。

ラファエル・ヌニェスさんの詩的な歌詞とオレステ・シンディチさんの荘厳な旋律が見事に融合し、国民の心に深く刻まれています。

11節からなる歌詞は、コロンビアの歴史と英雄たちの功績を讃えており、特にボヤカの戦いやシモン・ボリバルの偉業が印象的に描かれています。

愛国心を高める場面で演奏されることが多く、コロンビアの文化的アイデンティティを強く表現しています。

ニュージーランド

God Defend New Zealand作詞:Thomas Bracken, Thomas Henry Smith / 作曲:John Joseph Woods

ニュージーランドの国民的な歌として親しまれている楽曲で、邦題は『神よニュージーランドを守り給え』。

1876年にトーマス・ブラッケンさんが作詞し、ジョン・ジョセフ・ウッズさんが作曲しました。

国の自由と平和を願う歌詞は、ニュージーランドの人々の誇りと希望を象徴しています。

1977年に正式に国歌として認定され、英語版とマオリ語版の両方が存在するのも特徴です。

スポーツイベントや公式行事で頻繁に演奏される本作は、多様な文化の調和を願う国民の思いが込められた、心に響く曲となっています。