【いくつ知ってますか?】世界の国歌まとめ
ワールドカップやオリンピックの開会式で流れる国歌を聴いて、胸が熱くなった経験はありませんか?
サッカーの試合前、選手たちが肩を組んで歌い上げる姿に思わず見入ってしまうこともありますよね。
世界には200を超える国と地域があり、それぞれに歴史や文化を映し出した国歌が存在します。
勇壮なメロディで知られるものから、美しい旋律が印象的なものまで、その個性は実にさまざまです。
この記事では、世界の国歌の中でも特に有名で人気の高い楽曲をたっぷりご紹介していきます。
聴き覚えのある曲がいくつ見つかるか、ぜひチェックしてみてくださいね!
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南アメリカ(1〜10)
Himno Nacional Argentino作詞:Vicente López y Planes / 作曲:Blas Parera

アルゼンチンの国歌はスペインからの独立をめざす最中の1813年に制定されました。
制定された5月11日は国歌の日と定められています。
フルコーラスで演奏すると5分をこえることも特徴とされており、国際スポーツ大会では短縮したものが演奏されることが多い曲です。
独立をめざす戦いの中で制定されたこともあり、自由のために戦う強い意志が歌詞では描かれています。
支配から解き放たれることをめざすようす、アルゼンチンに誇りをもつようすが、力強く表現されています。
Orientales, la Patria o la tumba作詞:Francisco Acuña de Figueroa / 作曲:Francisco José Debali

ウルグアイの国歌『Orientales, la Patria o la tumba』は、愛国心と自由を称える壮大な楽曲です。
1845年7月19日に初演され、1848年に正式に国歌として認定されました。
オペラの影響を受けた音楽は、ロッシーニやドニゼッティの作品を彷彿とさせる壮大なスタイルで、ソロと合唱が交互に繰り返される構造が特徴的です。
歌詞は「東方の人々よ、祖国か墓場か」と始まり、ウルグアイの独立と自由への強い決意を表現しています。
本作は、ウルグアイの式典やスポーツイベントで頻繁に演奏され、国民の誇りとなっています。
愛国心溢れる歌詞と壮大な曲調を味わいたい方にぜひおすすめです。
Himno Nacional de Colombia作詞:Rafael Núñez / 作曲:Oreste Sindici

コロンビアの魂を歌い上げる、国家の誇りを象徴する楽曲です。
1887年11月11日に初めて披露されたこの国歌は、コロンビアの独立と自由への熱い思いが込められています。
ラファエル・ヌニェスさんの詩的な歌詞とオレステ・シンディチさんの荘厳な旋律が見事に融合し、国民の心に深く刻まれています。
11節からなる歌詞は、コロンビアの歴史と英雄たちの功績を讃えており、特にボヤカの戦いやシモン・ボリバルの偉業が印象的に描かれています。
愛国心を高める場面で演奏されることが多く、コロンビアの文化的アイデンティティを強く表現しています。
アフリカ(1〜10)
KassamanNEW!作詞:Moufdi Zakaria / 作曲:Mohamed Fawzi

独立戦争のさなかに生まれた、アルジェリアの魂ともいえる国歌です。
作詞は「革命の詩人」ムフディ・ザカリアさん、作曲はエジプトのスターだったモハメド・ファウジさんが手掛けました。
監獄の壁に自らの血で歌詞を書いたという壮絶なエピソードを持つ本作は、祖国への誓いが力強い行進曲のリズムに乗せて歌われます。
1962年7月に正式採用されましたが、旧宗主国への言及を含む激しい内容から、国際大会などでは一部のみ演奏されることもあります。
2008年の憲法改正で歌詞の変更が不可能と定められるほど、国家にとって神聖な存在となっている楽曲です。
歴史の重みを感じながら聴いてみると、その勇壮なメロディがいっそう胸に響くはずです。
South Sudan Oyee!NEW!作詞:ジュバ大学の学生と教員 / 作曲:ジュバ大学の学生と教員

2011年の独立を機に制定された南スーダンの国歌。
この曲の作曲を手がけたのは、ジュバ大学の学生と教員なんです。
特定の個人ではなく、独立に向けた公募コンテストを経て大学のチームが作り上げたという経緯は、まさに国民全員で国を作るという熱い意志を感じさせますよね。
歌詞にある「Oyee!」という歓喜の叫びからは、長い苦難を乗り越えた喜びや、正義と平和への誓いが力強く伝わってきます。
2011年7月の独立式典で初めて公式に演奏された本作は、聴く人の胸を熱くさせるような希望に満ちたメロディがとても印象的です。
何か新しい一歩を踏み出す時や、仲間と団結して困難に立ち向かう時に、ぜひ一度聴いてみてはいかがでしょうか?
National anthem of South AfricaEnoch Sontonga, C. J. Langenhoven

南アフリカ共和国の国歌は1997年にネルソン・マンデラ大統領によって制定されました。
『神よアフリカに祝福を』と『南アフリカの呼び声』のふたつの曲をひとつに編曲したものが国歌として歌われています。
時代の違うふたつの曲が融合したという点や、コサ語・ズールー語・ソト語・アフリカーンス語・英語といったさまざまな言語で歌われることなどから、南アフリカに暮らすさまざまな民族が和解し、強調することをめざしていることが伝わってきます。
南アフリカの雄大な自然や、愛国心が表現されたような力強い国歌です。
Hymne Chérifien作詞:Ali Squalli Houssaini / 作曲:Léo Morgan

モロッコ王国の国歌『国王万歳』には、公用語の一つであるアラビア語の歌詞が付けられています。
フランスの保護領時代の1952年頃にモロッコ王室近衛隊の音楽長によって作曲され、フランスからの独立を果たした1956年に国歌として採用されました。
歌詞付きで歌われるようになったのは、メキシコで開催されたサッカーワールドカップにモロッコ代表が初出場を果たした1970年以降。
当時の国王ハッサン2世が開催したコンペで選ばれたという説と、国王が作家に直接依頼したという2つの説があるのだそうです。



