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世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】

国内の式典をはじめ、オリンピックやワールドカップなど、国内外問わずに大切な行事の際に歌われる国歌。

各国歌の曲調や歌詞の内容はそれぞれで、さまざまな国歌が存在しています。

この記事では、そうした世界中の国歌の中から有名な曲を紹介していきますね!

日本の国歌はもちろん、アメリカやフランスなど、たくさんの国歌をピックアップしました。

またウクライナの国歌も紹介しているので、この機会に世界中の美しい国歌を聴いてみてくださいね。

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もくじ

世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】(21〜40)

ウェールズ

Hen wlad fy nhadau作詞:Evan James / 作曲:James James

ウェールズの魂を歌い上げる名曲『Hen Wlad Fy Nhadau』。

父と息子のコンビが生み出したこの楽曲は、『我が父祖の土地』という邦題からも伝わるようにウェールズの誇りと文化を美しく表現しています。

1856年に誕生し、1858年のランゴレン・エイスティッドフォードでの演奏をきっかけに全国的な人気を博しました。

ウェールズの豊かな自然や歴史、そして言語への愛が込められた歌詞は、聴く人の心に深く響きます。

スポーツイベントや国家的行事で頻繁に歌われ、ウェールズ人の魂を揺さぶる一曲です。

ウェールズの文化に触れたい方や、心を熱くする壮大な国歌を探している方におすすめです。

ウルグアイ

Orientales, la Patria o la tumba作詞:Francisco Acuña de Figueroa / 作曲:Francisco José Debali

ウルグアイの国歌『Orientales, la Patria o la tumba』は、愛国心と自由を称える壮大な楽曲です。

1845年7月19日に初演され、1848年に正式に国歌として認定されました。

オペラの影響を受けた音楽は、ロッシーニやドニゼッティの作品を彷彿とさせる壮大なスタイルで、ソロと合唱が交互に繰り返される構造が特徴的です。

歌詞は「東方の人々よ、祖国か墓場か」と始まり、ウルグアイの独立と自由への強い決意を表現しています。

本作は、ウルグアイの式典やスポーツイベントで頻繁に演奏され、国民の誇りとなっています。

愛国心溢れる歌詞と壮大な曲調を味わいたい方にぜひおすすめです。

パキスタン

Qaumī Tarānah作詞:Hafeez Jullundhri / 作曲:Ahmad G. Chagla

National Anthem of Pakistan – Qaumī Tarānah – قومی ترانہ
Qaumī Tarānah作詞:Hafeez Jullundhri / 作曲:Ahmad G. Chagla

パキスタンの国歌として知られる『Qaumī Tarānah』(邦題『神聖なる大地に祝福あれ』)は、ウルドゥー語詩人のハフィーズ・ジュルンドリさんと音楽家のアフマド・G・チャグラさんによって手掛けられた名曲です。

1954年8月に正式に国歌として採用された本作は、パキスタンの誇りとアイデンティティを象徴する楽曲として、国民に深く愛されています。

80秒間にわたるシンフォニックな構成で、21種類の楽器と38の音階を駆使し、東洋と西洋の音楽を見事に融合させています。

パキスタンの土地や人々への祝福、信仰、団結、進歩を称える歌詞は、国家の永続的な栄光と繁栄を祈るメッセージに溢れています。

チェコ

Kde domov mů作詞:Josef Kajetán Tyl / 作曲:František Škroup

チェコの愛国心を象徴する『我が家何処や』は、1834年に誕生した国民的名曲です。

ヨセフ・カイエタン・ティルさんとフランティシェク・シュクループさんによって生み出された本作は、チェコの美しい自然と文化への深い愛着を歌い上げています。

劇中歌として誕生した本作は、瞬く間に人々の心をつかみ、チェコの民族意識を高める重要な役割を果たしました。

1918年のチェコスロバキア建国時には国歌として採用され、現在もチェコ共和国の国歌として親しまれています。

穏やかで情緒的な旋律は、他の作曲家にも影響を与え、ドヴォルザークやシュトラウスの作品にも引用されているんですよ。

スイス

Schweizerpsalm作詞:Leonhard Widmer / 作曲:Alberich Zwyssig

スイス国歌として知られる『Schweizerpsalm』は、レオナルド・ヴィドマーさんとアルベリク・ツヴィッシグさんによって1841年に制作された楽曲です。

アルプスの壮大な自然と神への信仰を讃える歌詞が特徴的で、スイスの文化的アイデンティティを象徴しています。

本作は1961年に暫定的な国歌として採用され、1981年に正式な国歌として認められました。

邦題の『スイスの賛歌』というタイトルでご存じの方も多いかもしれませんね。

スイスの愛国的な行事や国際的なイベントで広く演奏されており、スイスの美しい風景や精神性を感じたい方におすすめの一曲です。

アイルランド

Amhrán na bhFiann作詞:Peadar Ó Cearnaigh/ 作曲:Liam Ó Rinn

National Anthem of Ireland – “Amhrán na bhFiann” (Irish version)
Amhrán na bhFiann作詞:Peadar Ó Cearnaigh/ 作曲:Liam Ó Rinn

愛国心と独立への願いを込めたアイルランドの国歌『Amhrán na bhFiann』は、『兵士の歌』という邦題でも知られるペアダール・オ・ケアーニーさんとリアム・オ・リンさんが手掛けた壮大な楽曲です。

1907年に英語で作られ、1923年にアイルランド語に翻訳されたこの曲は、1916年のイースター蜂起を機に広く知られるようになりました。

1926年に正式な国歌として採用された本作は、アイルランドの独立と自由を求める兵士たちの決意を力強く表現しています。

ワールドカップやオリンピックなど、国際的な舞台でも歌われるこの曲は、アイルランドの歴史と文化を感じたい方にぴったりです。