【洋楽】オリンピックの公式テーマ・応援ソング
オリンピックという世界最大のスポーツ・イベントは、どんな時代でも人々の心を感動させるものですよね。
この日のために心身ともにストイックに鍛え上げられ、いまという舞台に全力で挑戦するアスリートたちの姿に心がゆさぶられ、見ているだけの私たちにも勇気を与えてくれます。
さらにその感動した気持ちを高めてくれるのが、素晴らしいテーマソングの存在です。
この記事ではオリンピックの公式テーマ・ソングを中心として、オリンピックをサポートする企業のCM曲や関連曲なども含めた海外の名曲をチョイス。
ジャンルを問わず、さまざまな名曲や人気曲をお届けしますので、ぜひお楽しみください!
【洋楽】オリンピックの公式テーマ・応援ソング(1〜10)
One Moment In TimeWhitney Houston

イントロの壮大なサウンドを聴いただけで、何かこう特別な催しが行われるのだろうなとイメージしてしまいますね!
音楽史にその名を残す、ホイットニー・ヒューストンさんが1988年に発表した叙情的なバラードの名曲です。
同年に開催されたソウルオリンピックをアメリカの放送局NBCが放送する番組のオープニング・テーマとして制作され、作詞にはカーペンターズの楽曲において著名なジョン・ベティスさん、作曲には『カリフォルニアの青い空』などで知られるシンガーソングライターのアルバート・ハモンドさんを迎えています。
タイトルにあるように、まさに「一瞬の」攻防戦を繰り広げているアスリートたちを鼓舞するような歌詞は、ホイットニーさんのような歌姫が届けてくれるからこその説得力がありますよね。
ちなみにこの曲は、1988年にリリースされた『1988 Summer Olympics Album: One Moment in Time』というコンピレーション盤にも収録されていますから、興味のある方はぜひチェック!
Hall of Fame ft. will.i.amThe Script

スイスが誇る世界的な時計ブランド、オメガがリオオリンピック・イヤーの2016年に放送したCMを覚えている方はいらっしゃいますか?
「Recording Olympic Dreams Since 1932」と題されたCMで、時計の針の動きとアスリートたちが交互に映し出される美しい映像で、少年の澄んだ歌声で歌われる楽曲が気になっていたという人も多いでしょう。
この曲のオリジナルは、アイルランド出身の人気バンドであるザ・スクリプトが、ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムさんを迎えて2012年に発表したヒット曲です。
美しいピアノの伴奏を軸とした、エモーショナルなメロディとラップ、R&Bの要素が見事に融合した彼ららしい名曲ですよね。
勇気を振り絞って挑戦することの大切さ、諦めない心を歌った熱いメッセージは、現役の選手はもちろん未来のアスリートを目指す方々の背中を力強く押してくれることでしょう。
LightsEllie Goulding

静かなイントロから始まりサビへのメロが、サビのリフレインがかかっているところが楽しみやすくしてくれますよね。
レコーディングエンジニアのアレンジで音圧も上がり、普通はあまり気にしていないかもしれませんが、彼らのおかげで迫力やおもしろいサウンドが楽しめるようになっていますよね。
Not Gonna Get Ust.A.T.u.

2014年のソチ冬季オリンピックの開会式で披露されました。
t.A.T.u.といえばロシア出身の2人組ガールズグループで、2002年の「All The Things She Said」は世界的大ヒットで日本でも本当にたくさん流れましたよね。
ドールのようなキュートなルックスも人気でした。
この開会式での曲は愛の歌なのですが、何にも揺らがないパワーを感じます。
ロシア開催のオリンピックとなると欠かせないアーティストですよね。
Hello World (Song of the Olympics™)Gwen Stefani, Anderson .Paak

グウェン・ステファニーさんとアンダーソン・パークさんによる共演作『Hello World (Song of the Olympics™)』。
本作は2024年のパリオリンピックに向けて、コカコーラ社と国際オリンピック委員会が協業のもと制作されました。
また、楽曲制作にあたっては、ワンリパブリックのライアン・テダーさんも参加しているとのことで、非常にキャッチーな曲調に仕上がっています。
パリに限らず今後のオリンピックでも使用されるとのことなので、歴史を象徴する1曲になるかもしれません。
BarcelonaFreddie Mercury and Montserrat Caballé

1992年バルセロナ・オリンピックのテーマ曲はクイーンのフレディ・マーキュリーとソプラノ歌手モンセラによる「バロセロナ」でした。
フレディらしいオペラをベースにしたスケールが大きくて、美しい曲です。
ソプラノ歌手と見事にセッションするロックスターがいたなんて!とあらためて、その才能に開いた口がふさがりません。
ただし……フレディはバルセロナオリンピックを迎える前に死去したため開会式には登場できませんでした。
残念すぎます。
You and MeLiu Huan and Sarah Brightman

2008年の北京オリンピックの公式テーマソングがこちらです。
中国の国民的歌手リウ・ホアン(劉 歓)と、ソプラノ界のディーバでオリンピックの常連サラ・ブライトマンが歌っています。
鳥肌ものの歌唱力にまず震えが止まりません!
壮大なこの曲は、世界がつながることをテーマにしているオリンピックにぴったりですね。