【洋楽】オリンピックの公式テーマ・応援ソング
オリンピックという世界最大のスポーツ・イベントは、どんな時代でも人々の心を感動させるものですよね。
この日のために心身ともにストイックに鍛え上げられ、いまという舞台に全力で挑戦するアスリートたちの姿に心がゆさぶられ、見ているだけの私たちにも勇気を与えてくれます。
さらにその感動した気持ちを高めてくれるのが、素晴らしいテーマソングの存在です。
この記事ではオリンピックの公式テーマ・ソングを中心として、オリンピックをサポートする企業のCM曲や関連曲なども含めた海外の名曲をチョイス。
ジャンルを問わず、さまざまな名曲や人気曲をお届けしますので、ぜひお楽しみください!
【洋楽】オリンピックの公式テーマ・応援ソング(21〜30)
OceaniaBjörk

2004年のアテネオリンピック開会式のために、ビョークが書き下ろしたのがこの「Oceania」です。
世界平和がオリンピックの永遠のテーマとしてありますので、ビョークは私たち人間を長い間変わらず見守ってきた海からの視点で曲を作ったそうです!
着眼点もさすがの天才ですよね!
幻想的なムードが一体感と程よい緊張をくれます。
HeroesDavid Bowie

トヨタ自動車株式会社が、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて発表したプロジェクト「WHAT WOWS YOU.」。
印象的なCM作品の中で流れていた楽曲が、イギリスが生んだ伝説的なアーティスト、デヴィッド・ボウイさんによる名曲『Heroes』です。
1977年にリリースされた同名のアルバムのシングル曲であり、ボウイさんにとっての代表曲の1つでもありますね。
ブライアン・イーノさんがプロデュースを手がけ、あのキング・クリムゾンのロバート・フリップさんがギタリストとして参加するなど、英国音楽の極みとも言えそうな名曲中の名曲であり、音楽的冒険や実験を試しながらも、エモーショナルかつ感動的な楽曲となっている、というのが本当に素晴らしい。
「1日だけならヒーローになれる」と歌うボウイさんのメッセージをどのように受け取るべきか、あストリートたちの見事な競技を楽しみながら、考えてみたいものですね。
【洋楽】オリンピックの公式テーマ・応援ソング(31〜40)
Amigos Para SiempreJose Carreras and Sarah Brightman

サラ・ブライトマンさんとホセ・カレーラスさんによる楽曲『Amigos Para Siempre』。
サラ・ブライトマンさんは本物のソプラノ歌手のようにオペラ座で活躍していないものの、キャッチーな音楽性でソプラノ歌手の認知を広げました。
一方、ホセ・カレーラスさんは誰もが知るスペインの偉大なオペラ歌手で、スリー・テナーズとしてはもちろんのこと、ドラマティコを代表するテノール歌手として多くの功績を残してきました。
本作はそんな2人のデュエットで、1992年のバルセロナオリンピックで披露されています。
ドラマティコのホセ・カレーラスとそれに添えるように歌うサラ・ブライトマンさんのハーモニーが圧巻です。
I BelieveNikki Yanofsky

2010年バンクーバー冬季オリンピックでカナダのテレビ曲で使われた応援テーマ曲です。
この心温まる歌声の持ち主は、ニッキ・ヤノフスキーというケベック出身の歌手なのですが、なんとこのとき高校生だったとか。
映像も合わせてぜひ見てみてくださいね!
ケベックといえば「タイタニック」のテーマでおなじみのセリーヌ・ディオンも出身ですし、歌姫を産む場所なのでしょうか?
Velocidade do EletroGang do Eletro

ギャンギ・ド・エレトロというブラジルのグループで2016年のリオデジャネイロオリンピックの開会式に登場しました。
ブレーガという伝統的な音楽をテクノに落とし込んだ「テクノブレーガ」というスタイルで、伝統と新しいもののミックスが絶妙にカッコいいです。
そして、ただ盛り上がる、応援ソングにぴったりの1曲です!
Beautiful DayU2

2000年のシドニーオリンピックのときにアメリカのテレビ局NBCがテーマに起用したのがU2のこの曲です。
タイトル「Beautiful Day」からもわかるように、本当に肯定にみちた曲です。
何かツライことがあっても誰かが手を差し伸べてくれますし、はい上がるためのパワーは自分の中にあるんだなって思えます。
そして、なんでも過ぎ去ったことにいつかはなって、幸せが来るんだろうと、希望を感じられると思いますよ!
100%Mariah Carey

2020年代の今も、やはり「世界の歌姫」と言えばマライア・キャリーさんの名前が真っ先に挙げられますよね。
日本でも人気、知名度どちらも圧倒的なマライアさんのオリンピック関連の楽曲といえば、2018年に開催された冬季五輪平昌オリンピックにおいてTBSがテーマソングとして起用した歴史的な名曲『HERO』を思い出す方は多いかもしれません。
今回は、2010年にリリースされた『100%』という楽曲を紹介しましょう。
『HERO』と比べればあまり知られていないかもしれませんが、2010年のバンクーバーオリンピックでチームUSAを応援するためのプロモーション・シングルとしてリリースされ、オリジナル・アルバムには未収録の隠れた名曲です。
マライアさんらしいエモーショナルなバラードで、ラストのゴスペル調のコーラスと超ハイトーンの歌唱はまさに圧巻ですね。
タイトルの「100%」が何を意味しているのか、歌詞を読み込んでその真意を知ってください!