世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】
国内の式典をはじめ、オリンピックやワールドカップなど、国内外問わずに大切な行事の際に歌われる国歌。
各国歌の曲調や歌詞の内容はそれぞれで、さまざまな国歌が存在しています。
この記事では、そうした世界中の国歌の中から有名な曲を紹介していきますね!
日本の国歌はもちろん、アメリカやフランスなど、たくさんの国歌をピックアップしました。
またウクライナの国歌も紹介しているので、この機会に世界中の美しい国歌を聴いてみてくださいね。
以下ではユニセフがおこなっているウクライナ支援の募金に参加できますので、ご支援を希望される方はぜひご覧ください。
- 有名なドイツ民謡|日本のアノ曲がドイツ民謡だった!?
- 【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌
- TikTokで使われているロシアの楽曲
- シャンソンの名曲。おすすめの人気曲
- 現代音楽(芸術音楽)の名曲。おすすめの人気曲
- 【サッカーの洋楽】ワールドカップを盛り上げたテーマソング&アンセム
- 今どきの卒業ソング。知っておきたい令和の定番や新しい卒業曲
- 洋楽の勉強のやる気が出る歌。世界の名曲、人気曲
- ウクライナのおすすめバンド。海外の人気バンド
- アカペラの名曲。美しいハーモニーが際立つおすすめ曲【洋楽&邦楽】
- サッカーにまつわる歌|洋楽編
- 運動会や体育祭におすすめの洋楽の応援ソング。世界の応援歌
- 【洋楽】オリンピックの公式テーマ・応援ソング
世界の有名な国歌まとめ【あのワールドカップ強豪国も!】(21〜30)
義勇軍進行曲作詞:田漢 / 作曲:聶耳

中華人民共和国の国歌である『義勇軍進行曲』は、2004年に中華人民共和国憲法が改正されたことで正式に国歌として明記されました。
1935年に映画『風雲児女』の主題歌として作曲されたもので、勇敢な歌詞と力強い旋律が人々の心をつかみ、国を象徴する曲とされました。
国の状況によって消滅の危機に陥ったり、歌詞が変更されたりとさまざまな動きを経て、国歌として定着していきました。
愛国心と強い中国を目指していく意志が表現された、心を奮い立たせるような勇敢な国歌です。
O Canada作詞:Adolphe-Basile Routhier / 作曲:Calixa Lavallée

カナダには行ったことがありませんが聴くと「とてもカナダらしいな!」と思える、雄大で壮大さを感じさせるカナダの国歌、そのタイトルも『O Canada』。
1880年に今のケベック州の建国記念日の式典のために作られた国歌で作詞はアドルフ=バジル・ルーチエさんが、作曲はケベック州の作曲家であるカサリ・ラヴァレーさんが手掛けました。
その当時のカナダはイギリス領でフランス系住民が多く、作詞もフランス語でした。
その後、1906年に英語版の歌詞が、そして1980年7月1日の「カナダの日」に正式に国歌として制定されました。
Tavisupleba作詞:David Magradze / 作曲:Zacharia Paliashvili

ジョージアの国歌『Tavisupleba』は、2004年5月に採用された新しい国歌です。
作詞はデイヴィッド・マグラゼさん、作曲はジョージアの著名な作曲家ザハリア・パリアシュヴィリさんが担当しました。
本作は、ジョージアの「バラ革命」後の新たな出発を象徴する楽曲として選ばれました。
荘厳なコーラスと力強いオーケストレーションが特徴的で、自由と未来への希望を歌い上げています。
歌詞では、祖国の神聖さと自由の大切さが強調されており、ジョージア人の愛国心と独立への願いが込められています。
国際的な場面でも演奏される機会が多く、ジョージアの文化遺産として広く認知されています。
Himno Nacional Mexicano作詞:Francisco González Bocanegra / 作曲:Jaime Nunó

メキシコの国歌はアントニオ・ロペス・デ・サンタ・アナ大統領が開催した作詞と作曲のコンテストを経て、1854年に国歌として制定されました。
保守派と自由主義者の対立の歴史もあり、廃止や復活をくりかえしたのちに正式に国歌として規定されました。
歌詞は10番まで存在していますが、特定の人物を描いた部分があることから、1番・5番・6番・10番を演奏することに決められています。
メキシコの激しい戦いの歴史を感じさせる内容の歌詞で、愛国心と勇敢さが伝わってくるような国歌です。
İstiklâl Marşı作詞:Mehmet Akif Ersoy / 作曲:Zeki Üngör

トルコ共和国の国歌である『独立行進曲』は1921年にアンカラの大国民議会政府で制定されました。
トルコ革命での祖国を解放する動きの中で国歌として制定されたこともあり、独立に向かって進んでいくことを表現したような勇敢なすがたがイメージされます。
戦いのようすが強くイメージされる曲ですが、勇気を奮い立たせるような勇ましい雰囲気とともに、祖国に対しての強い愛国心や、民族としての強い意志や誇りも伝わってくるような国歌です。
Indonesia Raya作詞:Wage Soepratman / 作曲:Wage Soepratman

インドネシアの国歌である『Indonesia Raya』。
タイトルの「Raya」には日本語では「大」「大いなる」「偉大な」などの意味があります。
この国歌は1928年に制定されましたがその頃はまだインドネシアはオランダ領だったこともあり、歌詞の中にもそれを思わせる部分が出てきます。
主に国家独立に向けた運動を鼓舞する応援歌として歌われてきましたが独立後の1949年に正式なインドネシア国歌として制定されました。
De Brabançonne作詞:Alexandre Dechet / 作曲:François van Campenhout

ベルギーの国歌であり『ブラバントの歌』という邦題でも知られる『De Brabançonne』は、1830年のベルギー独立革命の象徴として生まれた楽曲です。
アレクサンドル・デシェさんとフランソワ・ヴァン・カンペンハウトさんによって作られた本作は、ベルギーの自由と団結を歌い上げる力強いメッセージが込められています。
当初は革命の戦意を高めるための曲でしたが、現在では穏やかな内容に改訂され、フランス語、オランダ語、ドイツ語の3つの公用語で歌われています。
1860年に公式国歌として採用された本作は、オリンピックやワールドカップなどの国際的なイベントで演奏され、ベルギー国民の誇りとなっています。