ペットについて歌った洋楽まとめ
ペットについての歌、と言われて邦楽であればすぐに何曲か思い浮かべられそうですが、洋楽に限定されるとさらりと口にできる方は相当洋楽に詳しい方に限られそうです。
タイトルや歌詞に「DOG」や「CAT」といった単語があっても、実際には何らかのメタファーであることが多かったりもするのですよね。
今回の記事では、ペットを基本とした動物について歌った洋楽をリサーチ、時代やジャンルを問わずまとめてみました。
このようなテーマの記事はあまり見当たりませんし、興味深い内容となっていますからぜひご覧ください!
ペットについて歌った洋楽まとめ(1〜10)
Me And You And A Dog Named BooLobo

1970年代に活躍したアメリカのシンガーソングライター、ロボさん。
「ロボ」とはスペイン語で「狼」という意味ですが、猛獣っぽさをまったく感じない、優しい歌声が彼の魅力です。
1971年にリリースした「Me And You And A Dog Named Boo」(邦題:「僕と君のブー」)でも、「僕と君と愛犬のブーで、旅をしながら自由に楽しく暮らそうよ」というおおらかな世界観を、伸びやかな歌声で表現しています。
全盛期を過ぎた1980年代以降になってからなぜか台湾などアジアで人気が沸騰し、2006年にはアジアツアーを開催しているというのも彼のおもしろいポイントです。
My Dog And MeJohn Hiatt & The Goners

スライドギターが懐かしい雰囲気を演出する『My Dog And Me』。
ニューウェーブ、ブルース、カントリーなど、さまざまなジャンルで活躍するシンガーソングライター、ジョン・ハイアットさんが2003年にリリースした楽曲です。
彼のバックバンド、ザ・ゴーナーズを引き連れての楽曲です。
この曲では主人公と愛犬の散歩の様子を主に歌っています。
愛犬の嬉しそうな姿や、それを見て、優しくほほえんでいる飼い主の顔が目に浮かびます。
Cool CatQueen

イギリスの伝説的ロックバンド、クイーンが1982年にアルバム『Hot Space』で披露した猫をテーマにした楽曲は、バンドの音楽的冒険心を象徴する作品です。
フレディ・マーキュリーさんとジョン・ディーコンさんの共作による本作は、従来のロックサウンドから大胆に離れ、ソウルやファンクの要素を取り入れた異色の仕上がりとなっています。
マーキュリーさんが全編をファルセットで歌い上げる滑らかな歌声と、ディーコンさんのスラップベースが織りなすグルーヴィーなサウンドが印象的です。
2023年にはAmazon PrimeのCMに起用され、新たな注目を集めました。
リラックスした雰囲気を楽しみたい時や、クイーンの多様な音楽性を味わいたい方におすすめの一曲です。
ペットについて歌った洋楽まとめ(11〜20)
Like My DogBilly Currington

2000年代以降活躍を続けるアメリカのカントリー歌手、ビリー・カリントンさん。
彼の楽曲「Like My Dog」の主役は、自由にふるまいながらも、愚痴を言ったりお金をせびったりせず、飼い主に対して無償の愛情を見せてくれる愛犬です。
そんな愛犬のように、あなたにも私を愛してほしい、という心情を歌っています。
少しひねくれたような歌詞ですが、明るくポップなカントリーサウンドで、爽やかな楽曲に仕上がっています。
BluePeter, Paul & Mary

1960年代のニューヨークで結成されたフォークグループ、ピーター・ポール&マリー。
ボブ・ディランさんの楽曲のカバーのほか、反戦運動や公民権運動の第一線で活躍したことなどから、社会的・政治的なメッセージを強く持ったグループというイメージを持っている人も多いでしょう。
そんなピーター・ポール&マリーの愉快な一面が垣間見える楽曲が、この「Blue」です。
「ブルー」と名付けた愛犬について歌った曲ですが、合間に冗談を挟んでオーディエンスを笑わせながら盛り上げる様子は、まさにエンターテイナー。
ピーター・ポール&マリーの意外な一面を楽しめますよ!
BenMichael Jackson

あどけなさの残る歌声で少年とネズミの友情を歌った『Ben』。
歌っているのは幼い頃のマイケル・ジャクソンさんです。
この頃から圧倒的な歌唱力、表現力を見せつけていますね。
この曲は映画『ベン』の主題歌として制作されました。
『ベン』は1972年に公開されたネズミの大群が街を襲うスリラー映画『ウィラード』の続編として制作された映画です。
また、当時マイケルさんもネズミをペットとして飼っていたそうです。
それもあって感情のたっぷり入った歌い方になっているんですね。
変わったペットとの生活を送っている人に刺さる1曲です。
The Puppy SongHarry Nilsson

ご機嫌な歌声が印象的な『The Puppy Song』。
1960年代後半からアメリカで活躍したシンガーソングライター、ハリー・ニルソンさんが1969年にリリースした楽曲です。
ロカビリーの影響を感じられる曲調がリスナーをほっとさせますね。
またこの曲のおもしろさはその歌詞にあります。
1番では「子犬」表現されていた部分が、2番では「友達」と表現されるようになっており、犬への愛情のたかぶりを感じられますね。
犬を飼いたくなること間違いなしな1曲です!