ペットについて歌った洋楽まとめ
ペットについての歌、と言われて邦楽であればすぐに何曲か思い浮かべられそうですが、洋楽に限定されるとさらりと口にできる方は相当洋楽に詳しい方に限られそうです。
タイトルや歌詞に「DOG」や「CAT」といった単語があっても、実際には何らかのメタファーであることが多かったりもするのですよね。
今回の記事では、ペットを基本とした動物について歌った洋楽をリサーチ、時代やジャンルを問わずまとめてみました。
このようなテーマの記事はあまり見当たりませんし、興味深い内容となっていますからぜひご覧ください!
ペットについて歌った洋楽まとめ(21〜30)
The Kitty Cat SongThe Troggs

1964年にイギリスで結成されたロックバンド、ザ・トロッグスが手がけた愛らしい猫の世界を描いた楽曲です。
本作は1966年7月に発売されたデビューアルバム『From Nowhere』に収録され、リー・ドーシーさんのオリジナルを彼らならではのガレージロック風にアレンジしています。
代表曲「Wild Thing」の荒々しさとは対照的に、軽やかでユーモラスな仕上がりが印象的です。
猫の愛らしい仕草や魅力をテーマにした親しみやすいメロディーは、ペット好きの方や1960年代のポップロックを愛する方にぴったりの一曲でしょう。
Leave My Kitten AloneThe Beatles

リヴァプール出身の伝説的ロックバンド、ザ・ビートルズによる隠れた名曲は、猫をテーマにした魅力的な楽曲として注目に値します。
1964年8月にレコーディングされた本作は、リトル・ウィリー・ジョンさんのR&Bナンバーを独自のロックスタイルでアレンジした力強いカバー曲です。
ジョン・レノンさんの情熱的なボーカルとジョージ・ハリスンさんの鋭いギターワークが織り成すエネルギッシュなサウンドが印象的で、初期のライブレパートリーとして愛され続けてきました。
長らく未発表だった楽曲が1995年にアルバム『Anthology 1』で公式リリースされ、ファン待望の音源となりました。
ロックンロールの原点を感じたい方や、ビートルズの多彩な音楽性を探求したい方におすすめの一曲です。
Ev’rybody Wants to Be a CatScatman Crothers

1970年のディズニー映画『おしゃれキャット』で最も印象的なシーンを彩るジャズナンバーは、猫たちの自由で楽しい生き方を歌った魅力的な楽曲です。
アメリカの多才なエンターテイナー、スキャットマン・クローザースさんが担当したスキャット・キャットの軽快な歌声が、猫たちの陽気で束縛のない世界観を見事に表現しています。
当初はルイ・アームストロングさんが予定されていましたが、健康上の理由で変更となった経緯があります。
本作はスウィングジャズの要素を取り入れた楽しいメロディで、パリの屋根裏部屋での演奏シーンは映画の象徴的な場面となりました。
のんびりした休日のひとときや、ジャズの陽気なリズム感を楽しみたい方におすすめの名曲です。
I Love My DogSublime

サブライムの「I Love My Dog」は、タイトルからしてド直球。
今回ご紹介する楽曲の中でも、最もストレートに愛犬に対しての愛情を表現した楽曲かもしれません。
サブライムは、主に1990年代に活躍したカリフォルニアのスカ・パンクバンド。
ボーカル&ギターのブラッド・ノウェルさんを中心に結成されました。
彼が虐待されていたダルメシアンの子犬を引き取り、バンドのツアーにも連れていったりステージ上に登場することも頻繁にあったため、いつしかこの犬がバンドのマスコットのようになっていったという逸話も残っています。
残念ながらブラッド・ノウェルさんが1996年に亡くなったことでバンドも解散。
しかし、2009年には残ったメンバーがSublime with Romeを結成し、現在でも精力的に活動しています。
Cat PartyKoo Koo

ミネソタ州出身の音楽デュオ、クー・クーさんが手がけた猫をテーマにした楽曲は、子供から大人まで楽しめる魅力的な一曲です。
軽快なダンスビートに乗せて、猫たちのパーティーを描いたユーモラスな内容が特徴で、観客参加型のパフォーマンスが楽しめます。
本作は2013年6月にSoundCloudで公開され、EP『Viral: Songs About Cats and Stuff』のリードシングルとして人気を集めました。
教育プラットフォームGoNoodleとの提携により、学校でのブレインブレイクとしても活用されています。
家族みんなで踊りたい時や、楽しい雰囲気を作りたいパーティーシーンにぴったりの作品です。
Sometimes I’m Alone (Singing Cat)The Kiffness

南アフリカ出身のミュージシャン、デヴィッド・スコットさんが手がけるザ・キフネスによる、猫の鳴き声をサンプリングした独創的な楽曲です。
ジョージという猫の悲しげな鳴き声から生まれた本作は、3拍子のブルース調に仕上げられ、孤独感と温かさが絶妙に融合した傑作となっています。
2023年6月に公開されると、TikTokで600万回以上再生される大反響を呼びました。
猫好きの方はもちろん、ユニークな音楽体験を求める方にもおすすめです。
Sometimes I Don’t MindThe Suicide Machines

疾走感のあるバンドサウンドで青年と愛犬の絆をさわやかに歌った『Sometimes I Don’t Mind』。
アメリカ、デトロイトを拠点に活動しているパンクバンド、スーサイド・マシーンズが2000年にリリースした楽曲です。
愛犬とのなにげない瞬間や、好きなところを、飾り気のない言葉で歌っています。
「たまに、言葉をしゃべらないってわかっていても話しかけたり、何か買ってあげたりするけど、それくらい気にせずしてあげるよ」という愛犬に向けられたさりげない優しさが光る1曲です。