「Z」から始まるタイトルの洋楽まとめ
アルファベットの最後に位置する「Z」から始まる洋楽には、多彩な音楽性が詰まっています。
イギリスのヤングブラッドさんが奏でる繊細なバラード、イタリアのダミアーノ・ダヴィッドさんの艶やかなポップロック、アイルランドのクランベリーズが届ける魂を揺さぶるメッセージ。
そしてドイツのエンニオさんによる革新的なエレクトロニックまで、国境を越えた個性派アーティストたちの表現力に心を奪われることでしょう。
「Z」から始まるタイトルの洋楽まとめ(41〜60)
ZERO LANDMINEN.M.L. (NO MORE LANDMINE

2001年4月25日にリリースされた、坂本龍一と結成されたユニット「N.M.L.NO MORE LANDMINE」のライブアルバム楽曲。
作詞は、坂本さんの友人である、元JapanのDavid Sylvianが手掛けています。
地雷についてかかれており、知ること、考える事、感じること、そして地雷がなくなっていくこと。
アーティストが1つの思いに対して集まり、できることから懸命にと、その音から声から詩から、何か大切なことを感じさせてもられる、深く心に伝わってくる曲です!
ZENITONUKA

電子音楽とフォーク・ミュージックをミックスさせたエレクトロ・フォークというジャンルを主体とした音楽性で人気を集めるバンド、オヌカ。
メッセージ性の強い作品で知られており、彼女たちの音楽性は、さながら1つの哲学書を読んでいる気分になれます。
そんな彼女たちの名曲が、こちらの『ZENIT』。
一瞬で過ぎ去ってしまうトレンドに対して、芸術は永遠に残るという、ミーハーに対して強烈なパンチラインが描かれています。
ZombiesParacoccidioidomicosisproctitissarcomucosis

「Zombies」は1999年に結成されたゴアグラインドバンド、パラコッチディオイドゥミコシスプロクティティスサルコミュコシスの楽曲です。
この異様に長いバンド名は、パラコクシジオイデス症、直腸炎、肉腫様症状という3つの病名を繋げたものです。
ZombieRan-D

2016年リリースですが、つかみのメロディアスで聴かせてくれる和声からはじまり、全体を荘厳なイメージが包んでいるのに、タイトルが「Zombie」。
こちらのMVはライブ映像ですが、本当にガバのミサといった感じの広がりのあるサウンドから、やたらとノレルリズム部分が交互に訪れます。
ハード感が意外に抑え目で、男性ボーカルメインの曲なので、あまりガバに慣れないタイプでもすんなり入れそう。
ZuluStephan Bodzin

「ブレーメン・サウンド」と呼ばれる独自のテクノ・ミュージックで知られるシュテファン・ボッツィーンさんは、シーンにおいて高い人気を誇るドイツはブレーメン出身のDJ兼テクノ・ミュージシャン。
「Herzblut Recordings」という自身が主催するレーベルのオーナーでもあり、年間で230日をこえるという圧倒的なライヴ・パフォーマンスでも有名なシュテファンさんは、エモーショナルで豊潤なメロディ・センスを持ち合わていることから「MELODY MAN」とも評されているのですね。
そんな「MELODY MAN」による楽曲『Zulu』は、2015年にリリースされたオリジナル・アルバム『Powers of Ten』に収録されている楽曲。
プログレッシブ・ハウスとも呼ばれる彼の音楽スタイルは直球のミニマル・テクノとはまた違いますが、独自のシンセ・サウンドがちりばめられたハーモニーが実に美しくドラマチックで、初心者にとっても取っ付きやすい楽曲と言えそうです。
夜のドライブのBGMにもオススメですよ!