【3歳児】3月に読みたいオススメの絵本特集
年度末の3月を迎える頃には、自分やお友達の気持ちに少しずつ気づきはじめ、その中で葛藤する姿が見られる3歳児さん。
進級をひかえ、どこか落ち着かない気持ちになるのかもしれませんね。
そんな3月には季節を感じられる絵本や、思わず笑ってしまうおもしろい絵本などを楽しんでみてはいかがでしょうか。
この記事では3月に3歳児さんと楽しみたい絵本をたくさん集めました。
心も体も成長して、さまざまな感情や気持ちを見つけはじめる子供たちと、絵本を通してファンタジーの世界を存分に楽しみましょう!
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【3歳児】3月に読みたいオススメの絵本特集(1〜10)
ちょっとだけ文:瀧村有子/絵:鈴木永子
3歳児さんは、きょうだいが生まれてくるタイミングの子も多いですよね。
きょうだいと自分との関係、ママやパパとの関係に葛藤する姿も。
『ちょっとだけ』は、主人公のなっちゃんに弟が生まれるお話です。
今までのようにママやパパを1人じめするわけにはいきません。
なっちゃんは頑張りますが、でも甘えたいときだってあるのです。
この絵本はそんな子供の成長と、いじらしい気持ちを豊かに表現しています。
子供の心だけでなく、読んでいる大人にも響く作品です。
はらっぱ ららら鈴木智子
黄色いワンピースを着た女の子が、春のはらっぱにお出かけします。
ちょうちょが飛んできたり、お花でティアラを作ったり……。
原っぱではステキなことがたくさん起こります。
春ですからね。
春の自然と、女の子が経験するステキなストーリーに心が浮き立つような作品です。
絵本を読んだら、春の自然探しに出かけてみませんか?
おしゃれが大好きな女の子はもちろん、男の子だって、ららら、と言いたくなるような温かな気持ちになるでしょう。
はるとスミレeto
植物が大好きなはるちゃん。
なかでも1番好きなスミレの花を部屋に持ち帰ります。
夜になってスミレの花が、はるちゃんに話しかけるのです。
植物をいつくしむはるちゃんの優しさや、スミレの花の可憐な様子が淡いタッチで描かれています。
読んでいるとこちらまで、優しく温かな気持ちになれるでしょう。
生きているものや植物に興味を持ったり育ててみたり。
3歳児さんが春に取り組み始めるのもいいかもしれません。
生きているものを大切にするきっかけになるような1冊です。
【3歳児】3月に読みたいオススメの絵本特集(11〜20)
おしっこちょっぴりもれたろうヨシタケシンスケ
トイレトレーニングは、3歳ごろに完了する子供が多いですよね。
でも、完了したからといって失敗がなくなるわけではありません。
ユーモアあふれる作品で定評があるヨシタケシンスケさんの『おしっこちょっぴりもれたろう』はそんな子供たちの気持ちを代弁してくれているかのようです。
おもらし、というと、困ったな、と感じてしまうのが大人。
でも、ヨシタケさんはいいじゃないか、とこの絵本で語り掛けます。
子供も大人もおおらかな気持ちになれる、クスっと笑える絵本です。
じっちょりんのあるくみちかとうあじゅ
『じっちょりんのあるくみち』はちいさな生き物である「じっちょりん」の家族の物語です。
ちいさな生き物ですから、当然視点が人間とは違います。
花や葉っぱを食べて生きているじっちょりんですが、種をせっせと植えていくのです。
春になって草花がいっせいに芽吹くと、少し驚きませんか?実は、じっちょりんのおかげだったのかもしれません。
子供たちと春の草花を発見するたびに、絵本の世界を思い出せるようなステキな1冊です。
チリとチリリどいかや
自転車に乗るチリとチリリ。
2人はいろんな場所へ出かけていきます。
森のなかには魅力的なものがたくさん!2人はそれぞれの場所を巡りながら進んでいきます。
3歳児さんだと、まだ自転車に乗れない子がほとんどでしょう。
この絵本を通して、チリとチリリが乗っている自転車への憧れも芽生えそうです。
それに、登場するものたちのかわいらしさ、美しさは大人もうっとりしてしまうほど。
絵本の世界に浸って時間を過ごすのにぴったりな1冊です。
わたしのワンピースにしまきかやこ
1969年に出版されている『わたしのワンピース』は、今、大人になった方たちが、子供のころファンだった!と覚えている声も多い、ベストセラーです。
うさぎがミシンで作ったワンピースは、お花畑では花柄に、雨が降れば雨の模様になります。
その優しさ、発想の豊かさに思わずうっとりしてしまうでしょう。
読んだあとに子供たちと思いおもいのお洋服を作って遊んでもいいですね。
子供たちが想像力を羽ばたかせながら読める、特別な1冊です。