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【3歳児】3月に読みたいオススメの絵本特集

年度末の3月を迎える頃には、自分やお友達の気持ちに少しずつ気づきはじめ、その中で葛藤する姿が見られる3歳児さん。

進級をひかえ、どこか落ち着かない気持ちになるのかもしれませんね。

そんな3月には季節を感じられる絵本や、思わず笑ってしまうおもしろい絵本などを楽しんでみてはいかがでしょうか。

この記事では3月に3歳児さんと楽しみたい絵本をたくさん集めました。

心も体も成長して、さまざまな感情や気持ちを見つけはじめる子供たちと、絵本を通してファンタジーの世界を存分に楽しみましょう!

【3歳児】3月に読みたいオススメの絵本特集(1〜20)

おばけのバーバパパ文:アネット チゾン/絵:タラス テイラー

なんにでも変身できるバーバパパ。

知っている大人は多いでしょうけれど、今の子供たちには馴染みがうすいキャラクターかもしれません。

『おばけのバーバパパ』は、長年愛されているシリーズの記念すべき第1作目です。

庭から生まれたバーバパパは姿かたちを自由に変えられることを活かして大活躍します。

ちょっと不思議で頼もしいバーバパパ。

子供たちの想像の世界にも、こんな友達がいるかもしれませんね。

自由に発想することの素晴らしさを感じられる大ベストセラーです。

うさぎのおうち文:マーガレット・ハウズ・ブラウン/絵:ガース・ウィリアムス

春が来て、こうさぎは自分の家を探しに出かけます。

でも、気に入る家がなかなか見つかりません。

こうさぎはやっとのことで、もう1匹のうさぎがいる家へ。

2匹が寄り添う姿はなんとも愛らしいです。

ストーリーが進むなかで、春の自然や動物たちが登場し、温かな気持ちになるでしょう。

家を探すこうさぎの気持ちに自分を重ねる子供もいるかもしれません。

動物や草花は、精緻な絵で描かれています。

自然の姿を絵本を通して学ぶのにもオススメな1冊です。

ちびゴリラのちびちび文:ルース・ボーンスタイン/絵:岩田みみ

ゴリラの子供、ちびちびはみんなから愛されています。

お父さん、お母さん、おじいちゃんもおばあちゃんも。

そして森に住んでいる動物も、みんなちびちびが大好きです。

この絵本はゴリラのちびちびを中心に、ちびちびを大好きな登場人物がたくさん出てきます。

子供たちにとっても、自分を好きでいてくれる存在は大切ですよね。

子供たちも絵本を通して、ちびちびの姿に自分を重ねるのではないでしょうか。

いろんな動物が出てくるのも、この絵本の見どころの一つ。

ぜひ子供たちにたくさん読んであげてくださいね。

おおきくなるっていうことは文:中川ひろたか/絵:村上康成

徐々に自分のことや友達のことに客観的な興味を持ち始める3歳児さん。

とくに3月は、進級を見据え始める時期ですね。

『おおきくなるっていうことは』は、成長していくことをさまざまな視点から表現しています。

絵本を通して子供たちが自身の変化や成長に気づくきっかけになるでしょう。

日々たくましく成長していく子供たち。

振り返ればあっという間ですが、少し立ち止まってみるのもいいかもしれません。

子供たちとの会話が弾むような1冊です。

いいからいいから長谷川義史

子供たちと日々向き合っていると、お互いに譲れないことも出てきますよね。

そんなときに読みたいのが『いいから いいから』。

ある日、雷が鳴ると、目の前にカミナリの親子が現れました。

かなり困った展開ですが、おじいちゃんは「いいから いいから」と言って受け入れます。

この絵本はそんなおじいちゃんが「いいから」と言っては話が進むのです。

ピリピリしたり、キリキリしたり、そんな気持ちをおじいちゃんが和らげてくれるような1冊です。