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70年代の邦楽ロックバンドのデビュー曲

FLOWER TRAVELLIN’ BANDの骨太なハードサウンドから、GODIEGOの挑戦的な英語詞、ALFIEのみずみずしい青春ナンバーまで。

70年代、日本のロック界は個性豊かなデビュー曲で輝いていました。

洋楽の影響を受けながらも、独自の表現を追求した彼らの音楽は、今なお多くのミュージシャンたちにインスピレーションを与え続けています。

伝説となったロックバンドたちの、原点となったデビュー曲の軌跡をたどってみましょう。

70年代の邦楽ロックバンドのデビュー曲(1〜20)

地獄へドライブSon House

1975年1月発売、サンハウスのデビューシングル曲で、同年6月に発売されたファーストアルバム「有頂天」にも収録されています。

自主制作音源として制作された楽曲で、メジャーファーストアルバムの発売が6月に決まっていたことから、先行シングル盤として販売されました。

現在では日本を代表するギタリストの一人となった鮎川誠が在籍しているロックバンドで、現在もライブを中心に活動を行っています。

ひとり咲きCHAGE and ASKA

ひとり咲き/CHAGE&ASKA(Cover.)-Yumemi Ikeda 池田夢見-
ひとり咲きCHAGE and ASKA

1979年8月発売、チャゲ&飛鳥のデビューシングル曲で、1980年4月に発売されたファーストアルバム「風舞」にも収録されています。

もともとは7人組のロックバンドだったチャゲ&飛鳥がデビュー前のコンテスト用に制作した楽曲で、コンテスト時に飛鳥涼が曲の歌い出しを間違ってしまったことから大賞を取り逃してしまった、というエピソードも有名です。

Crazy Dream / Kagayaki / Big-SFriction

1979年発売、フリクションのデビューシングル曲で、1980年4月に発売されたファーストアルバム「軋轢」にも収録されています。

NYで活動を行っていたベーシストのレックを中心に結成されたロックバンドで、メンバーの入れ替えが激しいもののベースだけは現在に至るまでレックのみが担当しています。

1980年代の音楽シーンを牽引したロックバンドとして、現在でも人気の高いバンドとなっています。

涙のハイウェイSHEENA & THE ROKKETS

1978月10月発売、シーナ&ロケッツのデビューシングル曲で、1979年3月に発売されたファーストアルバム「Sheena & the Rokkets #1」にも収録されています。

ロックバンド「サンハウス」が一時解散した1978年にギタリストであった鮎川誠などサンハウスの元メンバーを中心に結成されたロックバンドで、ボーカルは鮎川誠の妻であるシーナが担当しています。

サンハウス時代と変わらないギターサウンドが特徴的な曲で、この曲の制作秘話やバンド結成に至るまでを描いたテレビドラマも放送されました。

12月の雨の日はっぴいえんど

1970年8月発売、はっぴいえんどのデビューアルバム「はっぴいえんど」に収録されている曲で、バンド結成後、最初に制作された曲です。

また、1971年4月にはこのアルバムからのシングルカット版が発売されました。

イエロー・マジック・オーケストラのメンバーでもある細野晴臣や、数多くの作曲を手掛けている松本隆が所属していたロックバンドで、ボーカルはソロシンガーとしても有名な大瀧詠一が担当しています。

群衆の中でオフコース

鈴木康博 群衆の中で(2008-live)
群衆の中でオフコース

1970年4月発売、オフコースのデビューシングル曲で、残念ながらオリジナルアルバムへの収録はされていませんが、1985年8月に発売された4枚目のベストアルバム「BEST COLLECTION」に初収録されています。

結成当初はフォークソングが多いバンドでしたが、1976年にバンドメンバーを追加したことによってロック要素が加わりました。

そのため、このデビュー曲もフォーク色の強い楽曲となっています。